昨日は、晴れ、雨、晴れと、
天気も目まぐるしい中、
我が家も目まぐるしく過ごした。
おはようございます。
ということで、
年に1度の、猫達の外出だ。
動物病院だ。
今回は、まず白黒コンビで行ってみよう!
我が家、最年長のよねさん(16歳)
よね「なにか、あったっけかしら?」
院長の診察結果
「うん、いいね。どこも問題ないね。
この子は、まだまだ元気に行くよ~。
で、なんで、よねなの?
ねぇ、おかっぱさん、なんで、よねって付けたの?」
そこなの?ねぇ、院長さん。
なんで、そこに食いつくの?と思いながらの帰宅後、
食欲も落ちる事なく、屁のかっぱなご様子だった。
究極の内弁慶、あやさん(5歳)
あや「あたし、ビビッてなんて、ないかんね!」
院長の診察結果
「うわ。すごい緊張してるね~。
しっかし、大きな女の子だ!」
だろ?っと思いながらの帰宅後、
キャリーバッグから出れば、こっちのもんさと、
ビビッていた事など打ち消さんばかりに、
ファンヒーターに元気に飛び乗る。
そろそろ、いかれそうだ、ファンヒーター・・・。
第2陣は、うんことおたま。
どこでもヘッチャラ、うんこさん(11歳)
うんこ「院長のお墨付き、院長の・・・」
院長の診察結果
「うんこちゃん、ふふふ、うんこなんだもんね。
大きい事は良き事かな~ふふふ。
大丈夫。さっき来た子なんてね、9キロ超えだもんね~。」
許してはダメだ!
もっと飼い主を責めるべきだ!
そう思いながらの帰宅後、
うんこは、こんな事で動じはしない、安定感。
おい、おたま!(3歳)
おたま「おら、もうダメだ」
院長の診察結果
「あぁぁ、おたまちゃんったら~。あぁぁぁ、うふ~ん」
怖いよ~と言わんばかりに、院長に抱っこをせがむ、おたま。
帰宅後の、夕飯までは元気だったので安心していたが、
その夕飯を吐き戻してから、なんだか、酷く凹んだ模様。
翌朝のご飯は、いっぱい食べた事で、一安心。
とにかく、おたまは、なにかと、我が家最弱なのだが、
なぜ、あの時、私ではなく、院長に甘えに行ったのか?
遺恨が残る通院なのであった・・・
おきくさん(15歳)
きく「あたしは、平気よ」
だよな。行ってないもんな。
私の出す結果
本当は、健康上もっとも気になっている、きくさん。
多飲多尿、体形の老化。
しかし現在、
私は、無理にでも連れて行こうとは、思っていない。
食欲もあり、痛い苦しい様子は一切見られない事から、
今じゃない、そう思うつつ、静観とする。
きくという猫は、すごい猫なんだ。
病院に行ってみるか?と聞いただけで、
押入れに入って、近寄るな!っと唸って怒る。
取っ捕まれば、間違いなくパニックに陥るだろうと思い、
ウソウソと笑ってみせると、ほっとした様子で、
毛繕いを始める。
本当に、すごい猫なんだ。
我が家に初めて来た日を、きくはずっと覚えている。
不安に震える小さなきくを、優しく迎えてくれた、うめの事を。
すぐ怒っては唸るのが常なきくは、
うめとの十余年の間、
ただ一度も、うめに唸り声すら上げた事はなかった。
まったく、すごい猫なんだ。
私と出会った、あの日を、きくはずっと覚えている。
半泣きの少女に抱かれた小さなきくに、
うちにおいでと言った、私の眼を。
どんなに慣れた相手だろうが、
見つめ合うような事はしないきくは、
15年、私の眼だけをジッと見て、生きてきた。
決して、そらしたりはしない。
怒ろうが、泣こうが、叫ぼうが、
きくは、決して、私から眼をそらしたりはしない。
本当に、あんたは、すごい猫だよな。
きくよ。
私は、お前を信じている。
お前を信じて、お前に委ねる。
だから、きくよ。
私を信じろ。
私はずっと、お前を見てるから。