朝、出勤前に実家に寄ると、
母さんが、
前日に買っておいた、
お惣菜を勧めて来る。
おはようございます。
私は、実はかなりの小食なのだが、
そんな私に、大食の母さんは容赦がない。
「ほい、エビの天ぷら、食え」
「エビフライ、食え」
「エビのチリソースっていうのか?食え」
どっち?
どっちをツッコめばいいの?
そんなに沢山食べられんわ!って言うべき?
エビー!エビばっかしーー!って言うべき?
悩ましい・・・。
悩ましすぎて、結局、どっちも言わずに出勤すると、
今度は、私が隣の熟女に、お菓子を勧めるって話だ。
しかも、「えびせんべいのアラカルト」
エビー!またエビーーー!
しかし、隣の熟女さんは、喜んでくれた。
「さっそく食べよう食べよう」とティッシュを敷いて、
そこに、ガサガサっと適量を出す。
アラカルトだから、様々な味のえびせんが無作為に出て来たが、
熟女は、満足そうに食べてくれている。
それを確認した私は、
えびせんの袋に手を入れて、作為的に好きなタイプの
えびせんだけを掴んで、自分のティッシュに乗せていく。
バレないように、何気に、好きなのを選んで掴む。
こっそり、味の濃いやつを掴む。
熟女も好きな、味の濃いタイプのを作為的に掴むのだ。
この調子だと、
あと数日経てば、えびせんの袋の中身は、
味が薄いタイプのえびせんべいだけになるだろう。
そして、きっとバレちゃうんだ。
「おかっぱちゃん?ずるくない?」と。
悩ましい・・・。
そんな我が家のうんこさんも、悩ましいのだ。
うんこ「どうしようかしら?」
うんこ「たまには、鼻水チェアで寝ようかしら?」
うんこ「それとも、うんちゃんのお顔ハウスで寝ようかしら?」
うんこ「悩ましわ・・・でもやっぱり」
うんこ「うんちゃん、母さんのカカトで寝るわ」
すやすや~
ねむねむ~
グースピー・グースピー・グワースピー
いびきー!いびきが激しー!
そんな訳で、
うんこが、カカトに懐くから、
私は、カカトにクリームが塗れない日々だ。
うんこ「悩ましいわ~オヤツでも食べて考えよっか?」
オヤツ食べたら、無心になりますやん、あなた。