七夕だなどと
言っていられない天候の中、
織姫と彦星は、無事逢えただろうか・・・
おはようございます。
愛知県も、ずっと警報が出続けているが、
今のところは、雨が止んでいます。
皆様の地域は、大丈夫ですか?
どうぞ、お気をつけてお過ごしください。
6年前の今日も、雨上がりの日だったと記憶している。
側に流れる小川も、いつもより激しく流れていた。
その縁に、へばりついていたのが、
後にあやと名付けられた子猫だった。
私は、猫を保護した正確な日にちなど覚えているような、
そんな、ちゃんとした人間ではないが、
「あやの日」だけは何年経っても忘れない。
せっかくの七夕に、
天の川に落っこちて戻り損ねた織姫のようだった。
1日遅れではあるが、
彦星ならぬ母猫にも再会できて、めでたしめでたしの日だった。
せっかく再会できたのだから母猫と暮らすのかと思いきや、
そこもやはり、織姫に似て、母猫とは別れて暮らさねばならなくなった。
しかし、ここからは違う。
本物の織姫は、年に1度だけ願いが叶い、彦星に会えるが、
あやの願いは、もう一生叶わない。
だから私は、母猫に託された子猫を、
織子(おりこ)と名付けて、大切に育てようと思ったのだが、
まずもって、命名にダメ出しされた。
幼気な子猫は、アヤメのように美しく育つように願いを込めて、
あやと名付けた・・・おじさんが。
しかし、名付けられた瞬間、正体は明らかになっていく。
姉ちゃん達にすり寄っていく、懐っこい子かと思いきや・・・
あや「でっかい、豚しゃんを・・・」
あや「食ってみっか?ウヒヒヒヒ~」
恐ろしい子猫は、カーテンを総絞りに仕上げ、
思い悩んだ我々は、やけっぱちで
「好きなだけ登れ!カーテンハンモック」を製作した。
そして、
頼りなげな普通サイズの子猫は、
みるみる成長したが、成長したのは、下半身ばかりだった。
もうこの時点で、下半身はよねを越えたが、
顔の大きさと脳内は、無邪気な子猫のままだった。
この画像の後、よねは、上からあやにぶたれます!
我が家の狂犬きくも
ぶたれます!
うんこは
ケツを嗅がれ嗅がされます!
向かうところ敵無しに育った頃、
でっかい蜘蛛が現れた。
尻の大きなあやだもの。
さぞや括約するかと思いきや・・・
うんこの側から、決して離れなかったのである。
お転婆すぎる、脳内お花畑に育った、あや。
この子の相手をする我々は、
そろそろ体力の限界に達すると腹をくくっていた所、
やってきたのが救世主、ならぬ・・・
こんな顔した、オス猫だったという訳だ。
ここからが、あやの大活躍する場面となるが、
この続きは、また別の機会にいたしましょう。