気付けば、
夏の虫の音は、秋の虫の音に替わっていた。
おはようございます。
夏真っ盛りに保護された調味料6は、今日で57日歳だ。
100グラムも無い子猫達が、今やもうすぐ1キロになる。
ジジババ保育園にも入園できて、
はじめは、「2匹の名前が覚えられん」と言われていたが、
今ではすっかり、どっちがどっちだか、カオスな状態だ。
夕方、迎えに行くと、ジジとババが、
今日のしおとのん太の様子を伝えてくれるのだが、
「今日はよ~、すごかったぞ。わしの足に纏わりついて」
へ~、どっちが?
「わからん」
「さっきよ、ウンチしとったぞ」
どっちが?
「わからん」
「昼ごはん、ちょっと残しとったぞ」
どっちが?
「わからん」
「よう鳴くな~」
どっちが?
「もう、どっちでもええんや!」
そんな感じだ。
どっちも白いから、分からない訳だ。
しかし、よく鳴くのは、のん太だな。
そんな訳で、
しおとのん太、似ているようで違いがはっきり出てきた。
しおは、ご飯を上手に綺麗に食べ、
遊ぶときは大いに遊び、甘える時はめいっぱい甘えて来る。
大変、メリハリがあり、分かりやすい子だ。
飽きたら、高みの見物をする、しお。
もはや、見守っている感さえ漂う、しお。
しかも
出た、香箱男子!
もっとわんぱくになるかと思いきや、
案外、落ち着きのある子ね。
のん太はというと、いまだに口の周りを汚しながら、
ブルドーザーみたいに食べるから、ご飯の半量、皿から出ちゃう。
そして
美しい光景・・・
かと思いきや
のん「ちろいの、どけ!」
のん「ここは、のんの陣地らじょ!どけ!!」
でっかい猫に、ピーピー文句を言っとります。
おたま「おら、困惑するだ」
だな!
案外、曲者になる予感・・・