うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

正解のないまま、探し続ける日々

2019年10月07日 | 日記

また保護するべき案件があったが、

今回は、保護はしなかった。

 

おはようございます。

いや、出来なかったんだ。

生後7日程度の子猫2匹。

合わせても、たった300グラムほどの命を前に、

私は、手を伸ばすことができなかった。

 

子猫達は、母猫が運んで行ったのだろうが、

それを、「良かった」という言葉で片付けられない。

 

うんと昔、ある野良猫の親子の暮らしを目にしたことがある。

それはなんとも微笑ましい光景だった。

ヨチヨチ歩きの5~6匹の子猫達と、少し大きくなった子猫、

そして母猫との家族だ。

少し大きくなっている子猫が、小さな兄妹達の面倒を見る姿を、

母猫は毛繕いをしながら見守っていた。

ところが、

毎日観察していると、小さな子猫達の数がどんどん減っていく。

ある日は、少し大きくなった子猫の姿も消えた。

残った子猫は、わずか1匹となっていて、

1匹になってしまった子猫は、

それでも無邪気に、風で揺れる雑草と遊びながら、母猫の後を着いていく。

私は今でも、その後ろ姿を忘れることが出来ない。

そして、その姿は微笑ましい記憶ではなく、

今でも私の胸を突き刺してくる。

 

しかし、今回は、

今の我が家では、難しいと判断した。

この世には、正解のない事が多すぎて、たまに、やりきれなくなる。

そして、その正解がない日々に救われている。

 

のんちゃ~ん!

出たな!

「ちょっとテッシュちょーだい」遊び!!

 

ちょっとテッシュ持って

 

ちょっと運んで

 

ちょっと落として

 

そのまま

誰よりも近くでテレビ観て

 

壁で爪とぎしてから

壁登って

 

我が家でもっとも気持ちの良い場所を陣取る、子猫・・・。

 

おたまあやたれ「育て方、間違えてない?」

あのね、育て方に正解ってないから!