うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

なにわかしの男と、なにチョロッとの女

2020年03月07日 | 日記

我が家の男たちは、実に優しい。

優しいのだけれど・・・

 

おはようございます。

平日が休みであることが多い、我が家のおじさんは、

仕事に出ている私のために、風呂を沸かして待っていてくれる。

そりゃもう、いそいそと沸かしておいてくれるんだ。

3時過ぎから沸かして待っていてくれる。

3時のおやつは我慢したって、お風呂は沸かして待っててくれる。

私が、夕方帰宅すると、

「お風呂、沸かしてありますよ」って微笑みながら声をかけてくれる。

あっ、そうか。

じゃ、ちょっくら入ってくるかと足を入れた頃には、

すっかり冷えている。

沸かしたの?

ねえ、本当に沸かしたの?ってくらい、冷えてるんだもんな。

でも疑ってはいけない。

おじさんは、嘘をつくような、そんな人間ではない。

本当に沸かしたんだもん、3時のおやつの時間に、4時間前に。

 

うん、うんうん。

それ、何沸かし?

殺菌とかのため沸かし?

プレ沸かし?

無駄に光熱費上げ沸かし?

どっきり沸かし?

なに?

何沸かしなの?

ばかーん!

 

おたまも、優しい。

こいつも、めっぽう不器用でちょっとズレた男なんだ。

あやが好きすぎて、でも表現を間違えて嫌われちゃったり、

うんこがネズミを咥えて鳴いてるもんだから、

「どうしただ?」と駆け寄って、「鬱陶しい」と叱られちゃう。

ズレてんだよな。

おたまのベッドの横は、あやのベッドだって思ってるのに、

たれ蔵が乗ってるもんだから、その都度シャーって怒ってた。

あやは、あんまり、そのベッドは使わなくなったのにさ。

加えて、へっぽこだもんだから、

めきめき頭角を現して来たたれ蔵に、

勝手に挑んでは、いそいそと逃げてくるんだもん。

たれ蔵は、ほとんど何にもしてないのにさ。

ねえ、おたま?それ、何挑み?

肝試し挑み?

力比べ挑み?

たれ蔵は強いぞ。

穏やかだが、ポテンシャルは高い。

強いから、穏やかなんだ。

 

でも最近は、横にいることを、許すようになってきたな。

 

なんだかんだ、お前は優しい。

優しい男だ。

 

たれ蔵も、おたまとの追いかけっこは、

追われる側に徹している。

追う側になると、おたまが嫌がるからな?

 

たれちゃん?

「チョロッと」

なに?

 

たれ蔵「母さん、何チョロッと?」

ん?

 

ねえ私ってば、なにチョロッとなの?

ばかーん!