帰りの道は、
いつも渋滞していて、適わない。
おはようございます。
ブレーキを踏んでばかりの帰りの道は、
いつも、どうにもならないことを考えがちで、適わない。
それでも、私は道を変えず、
頑ななまでに、混むと分かっている道を行きたがるのは、
なぜだろう?と、ある日、ようやく気が付いた。
遠回りになるかもしれないと覚悟して、
ええいっと横道へ逸れ、
私は思いがけず、だだっ広い空に泳ぐ、鱗雲へ飛び込んだ。
胸が透く思いだった。
たまには、横道に逸れてみるのも、いいものですね。
そんな我が家の、胸が苦しくなるような光景だ。
あやとのん太が、仲良く外を見ているようで・・・・
実体は
のん太「どうちおう・・・どうちおう・・・」
困り果てる、のん太。
のん太「おい、かかぁ。のんは、どうちたらいいんら?」
何を困っているのかと言うと
あや「のんちゃん可愛いわ~、のんちゃんの尻、嗅ぎたいわ~」
と、ムンムンとエナジーを燃やすあやが、恐ろしくて、
石のように動けない、のん太であった。