うんこが、
再び体調を崩したので、
新たな病院へ行ってみた。
おはようございます。
今までの掛かりつけ医は、ご年齢的に、もう限界だろうと思った。
3か月前、元気がなくなったうんこを連れて行って、そう思った。
あれ以来、次の病院の目星を付けていたから、
昨日、うんこの顔がくしゅんっとなっているのに気づいて、そこへ連れて行ってみた。
結果は、正解だった。
まだまだ若い獣医がゆえか、採血はちょっと下手だったが、
なんとなく良い人っぽかったから、精密検査のために、うんこを預けた。
夕方迎えに行くと、うんこの不調の原因がハッキリ分かった。
そういう意味で、この病院へ連れて来て、正解だった。
が、正解だった、その結果は最悪のものだった。
うんこさんは、脾臓に大きな腫瘍をこしらえていた。
治療は手術が必須だが、うんこさんの場合は、
手術のリスクが高すぎて、おススメはできないと言われた。
脾臓は、症状が現れにくいそうで、
見つかる頃には、かなり進行していることも少なくないらしい。
ただ最近は、それでも手術することで、ある程度延命出来るケースも
多くなってきた。
が、うんこさんは、おそらく腫瘍の中で出血をしていて、貧血が酷い。
これでは、手術は難しい。
要するに、手遅れの状態だ。
「お家で静かに看取ってあげることが、うんちゃんのためかと思います。」
若い獣医はそう言って、うんこを連れてきた。
私の顔を見るなり、うんこは小鳥のような声で
「ミャウ」と言うものだから、笑っちゃった。
緩和になるような投薬はないのかと聞いたが、
「医療として、できることは、もう何もありません。」
と言われた。
もう、何もできないのか。
しっちゃかめっちゃか駆けずり回って、
あーでもないこーでもないと、七転八倒することもできないのか。
そうか・・・
うんこは、親孝行だもんな。
じゃ、仕方ないから、うんこが死ぬまで泣き暮らすか。
って、そんなことは、絶対しない。
してたまるか。
うんこと、最期の時を、楽しく暮らそう。
大好きなクリームも、いくらでもやろう。
もし酷く苦しい時は、病院行って、
「なんでもいいから、ちょっと楽になる薬をください」と
無茶ぶりしてやろう。
そうしよう。
獣医は、
「もう飲み食いも出来ないでしょうから、1週間もつかどうか。」
と言ったが、
当のうんこさんは、
ご飯を食べて、お水も飲んでるし
あやに見守られながら、トイレにも行けた。
そうして
大きなイビキをかいて、寝ているんだもん。
うんこは、凄いな。
笑っちゃうよ。
※今後、記事の更新や皆さんのブログへの訪問が、
出来なくなる時が増えると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。