あたしゃ、てっきり、
暮らしが一変するもんだと思っていた。
おはようございます。
ハロウィンジャンボが当たっちゃって、
億万長者になっちゃってるもんだと思い込んでいたんだ、なぜか確信していたんだ。
そんな今日しか予想していなかったから、
外れた今日を、どうやって生きていけばいいのか、分かりません・・・。
仕方ない。
こうなったら、年末ジャンボを買うしかないのだけれど、
私は昔から思い込みが激しい。
そのせいで、勘違いが多発する。
思い込みは、恋のように私を盲目にさせる。
我が愛車が黒いせいで、
私はとかく、黒い車に乗り込もうとしてしまう。
コンビニやスーパーの駐車場に停め入店し、買い物を済ませ出てくると、
最初、目に飛び込んだ黒い車に乗ろうとしてしまう。
それがベンツだろうと、スポーツカーだろうとお構いなしだ。
私の愛車はコンパクトなサイズだが、大きなワンボックスカーでも
黒いだけで、私を誘う。
だから私は、ここでお願いしたいことがある。
「黒い車の所有者さん、車から離れる際は施錠をしてください」
そうでないと、私が乗っちゃうから。
乗る前に気付けばいいが、乗ってしまうと、
さすがに車上狙いと勘違いされてしまう恐れがある。
気を付けよう、そう思って生きている。
それなのに、先日は、
お昼休みに熟女さんとコンビニへ行き、
今度は店内で、全然知らん女性に話し掛けていた。
「あっ、あたし、これにしようかしら~ん?うふふ」て。
「うふふ」て。
知らん人の顔をしっかり見て、「うふふ」て言ってた。
「うふふ」て言ってから、
「あれ?」という時が止まる数秒を経験した。
話し掛けられた女性にとっては「誰?」とう時が止まる数秒だっただろう。
この時の私は、
髪が長いという共通点だけで、その人を熟女さんだと思い込んでいたようだ。
仕方ないから、
私は、今度は知らない人と自覚したうえで、「うふふ」て言った。
そんな我が家の黒いのも乗ろうと頑張っている。
たれ蔵「よし、バレてないです。」
そろりと乗ろうとしてる
たれ蔵「あっ?!」
どうする?
たれ蔵「大丈夫みたいだから」
座ってみた訳ね。
許されたと安心している訳ね?
ところが、どっこい
あや「うぉりゃー!!」
たれ蔵「きゃーーー」
あや「油断してんじゃねーよ」
あや「うふふ」
「うふふ」て・・・。