うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

うめ、感謝でなく謝罪を求めて戻ってきた?

2022年11月11日 | うめの事

私は普段、

今日は何日かなど気に掛けない。

何曜日かが大事であって、何日かなんてどうでもいいんだ。

 

おはようございます。

火曜と金曜は、燃えるゴミの日で、

第一水曜日は金属ゴミを出し、第三水曜日には埋めるゴミを出す。

それさえ覚えていれば、我が家の平和は保てる。

 

けれど、昨日は特別な日だった。

曜日がではなく、日にちが特別な並びを示していた。

とはいえ、待ちわびていた訳じゃない。

仕事をしている最中、出納帳に日付を書き込んだ時、

「あっ、今日はうめさんの命日だ。」

と気付いた次第だ。

 

11月10日は、うめの命日だ。

待ちわびていた訳じゃないから、特別なことはしない。

うめとの日々を思い出す時間も設けずに過ごした。

むしろ、思い出そうにも記憶が遠すぎて、

脳内であっても、うめは蘇らない。

もう、恋しいという感情も見つからない。

 

その訳は、うめとよく似た猫が、我が家にやってきたせいかもしれない。

私はうめの生前、うめに伝えたことがある。

「うめさん、私はあんたが死んでも、もう一度会いたいとは言わない。

この世に生まれ変わってきて欲しいとは思わない。

もう一度、うめとの別れの儀式をするのは嫌だから。

ただ、もし生まれ変わって、ここへ来るなら、

お願い、まっすぐ来てちょうだいよ。

産まれたら、すぐに私のところへ来なさい。

親とはぐれて辛い思いをしたり、餓えに苦しんだり、怖い思いをせず、

私の所へ、真っすぐに来るんだよ。

もちろん、分かりやすい派手な外見でないと、ダメだ。

うめらしいインパクトのある姿でないと、私は気づけないから。

分かった?それが条件だ。」

と。

 

この条件に、ぴったり合っているのが、のん太だ。

のん太は産まれて数時間で、私の手の中に来た。

6兄妹がゆえ、熟女さんと手分けして育てようとなり、

その時、私はのん太を選ばなかった。

あの時もしかすると、うめさんは、

「おーい、おいおいおーい!」と叫んでいた?

 

しかし、だからなのかもしれないが、5日後に、

「この子だけ元気がないの」

と熟女さんが心配したのが、のん太だった。

当時は『からし』という仮名だったが、

「じゃ、こっちで世話してみるわね。」

と言って、私はのん太を連れて帰った。

 

その後順調に育ったから、

私は張り切って、のん太の里親さんを探したわけだが、

のん太は、そうなると体調を崩したり、

持ち直したから、再度プロフィール写真を撮ろうとすると、

もはや自ら、マヨネーズの中へ突っ込んで顔中をベタベタに汚した。

今考えると、

どんな手を使ってでも、この家に残ってやるという執念のようだった。

 

ねえ、うめさん?

のん太はうめの生まれ変わりだなんて、

私のバカバカしい空想物語だと思うかい?

まあ、それでもいい。

ただ、いずれにせよ、

のん太と出会えたのは、うめのおかげだと、私は勝手に感謝している。

 

のん太大好きっ子のあやさん?

あや「可愛いわね、コロンちゃんしてて」

あやは、知ってる?

 

あや「うふふふ、のんちゃん。」

ねえ、聞いて!

のん太ってさぁ・・・

 

あや「お手々コロンちゃんしてるわ~可愛いわ~」

ねえ、あやさん?

 

あや「あら、寝ちゃったわ。可愛いわ~」

もう、ええわい!

 

あやは、うめさんも大好きだったよね。

とにかく、うめさん、ありがとう。

うめ「今度こそ、ちゃんとしてってことじゃ!」

今度こそって?

前回はダメだったってこと?

そゆこと?