やはり、
やってしまいました。
おはようございます。
これを、駆け込み感染と呼ぶべきか。
年忘れ駆け込み感染か?!
高熱にうなされる夜、
スマホの着信音が、やけに騒がしく感じた。
その反面、掛けてきた男の声は、いつも通り穏やかだった。
「おかっぱちゃん?俺ね、会社の計らいでホテル予約した。
そこで寝泊まりしますからね。」
その言葉に、私は正直、思った。
人でなしめ!
男の行動は、間違っちゃいない。
この場合、独りでも感染者を減らすための行動は大事だ。
あぁ、わかってる。
それでも、私の精一杯の返答は、
「あぁ、わかった。」
だった。
昭和の亭主関白ばりの、「あぁ、わかった」だ。
その後、熱のせいか、なんのせいか分からないが、嘔吐までしながら
夜を乗り切った。
独りじゃない。
あやが、ぴったり寄り添って過ごしてくれた。
あやは、病に倒れた仲間が出れば、必ず付き添いをする。
それが人だろうが猫だろうが、例外はない。
あの子の精神は、ナイチンゲールだ。
私は、この夜のことを忘れない。
全てまるっと、忘れない。
だからなのか、
結局次の日、男も発症した時、私は不思議とどういう訳か、
「うつしちゃって、ごめん」
と、全く思わんかった。
その点は、気楽だ。
という訳で、現在は自宅療養中です。
体調は、順調に回復していますが、
もうしばらく静かに過ごそうと思います。
ご心配おかけして、申し訳ありません。
私もおじさんも、無事です。
あやさん、ありがとね。
おたまにも、おたまには寄り添ってみたら?
あや「病気になったらね。」
あっ、おたまでも病気になったら、寄り添ってあげるの?
さすが、我が家のナイチンゲールや!
※コメント欄は閉じます