うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

煙は掴めない

2023年09月25日 | チャー坊のこと

お彼岸になると、

彼岸花はちゃんと咲くんだから偉いもんだ。

 

おはようございます。

意地悪な防草シートの合間からだって、

いつの間にか咲いている。

 

チャー坊と別れて、2か月が過ぎた。

心に着いた焼き跡は、今だ燻り続け、煙が立ち込めているのに、

たった2か月前の感触が、煙のようにぼんやり消えていく。

私は、その煙を必死に探そうとして、空を見上げている。

あの苦しくて愛おしかったいチャー坊との日々を留めておきたくて、

今だに青空に乞うように泣く。

私は、せめて泣いていたいのだ。

もう逢えないのなら、せめて泣いていたい。

そんな気持ちになるのは、初めてかもしれない。

 

「チャー坊、またね。」

この約束を、君は一度も破らなかった。

一度くらい破ってくれたら、私は君を諦められるだろうに。

罪な男なのよ、君は。