うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

大願成就って、こんな感じなの?

2024年12月30日 | 日記

そもそも、

どうかしてたんだ。

 

おはようございます。

2024年の始まりは、胡蝶蘭の狂い咲きから始まった。

2月に満開になった。

「こんなの可笑しいよね。」

そう言って笑っていられたのは、序章に過ぎなかった。

 

春はかずこが大荒れで、初夏はマアコで大慌て。

かずこ、マアコのテレコで、

「もう訳分からん!」

そう言って天を仰ぐ私は、

こんな漢字を発明していた。

そして、こんなんを捕獲していた。

ぷっちゃんと乙女くん。

今は、2匹揃って大家族の一員となり、腕白作業に勤しんでいるらしい。

 

夏真っ盛りでは、

どんどん腹が大きくなっていくマアコの人馴れに集中していた。

「いや、あんな警戒心の強い子、馴れる訳ないじゃん?」

そう言って諦めようかと思った。

でも本音は、

「馴れちゃったら、捕まえれちゃうじゃん?」だった。

捕まったら堕胎するべきなのか?

私は答えを出さないまま、マアコにじゃんじゃん奮発したご飯を運んでいた。

「元気な子を産むんだよ」

気付けば、私はマアコを応援していた。

「いい頃合いにね、子猫らを私に託してね。

あのね、騙したり無理に奪ったりはしない。絶対。

マアコがいいよっていう子だけ、私に託してね。約束よ。」

 

「やれやれ、秋か」

そう言って溜息をつく代わりに、

ふわっと、これを拾い上げた。

まめと福。

今は、ライチとなんだっけ?

新たな名前で、2匹とも里親さんのお家で、猫っ可愛がりされているらしい。

 

続いて、

この、有り得ない可愛さのお茶目ガール達を連れてきた。

もうほんと、有り得ない可愛さだった。

この子らは1か月、我が家で育ち、

今は、猫を飼うために設計されたお家で、何不自由なく幸せに暮らしている。

 

それに伴い、

我が家の猫らは頑張った一年だった。

画像には、おたまが無いが、

おたまも、今回は血反吐はきながら、めちゃくちゃ頑張ってくれた。

 

寒さが厳しくなった頃、

かずこではなく、父さんがおかしくなった。

今も、あの潔癖症が髭も剃らない。

私は、そんな父に酷く苛立っている。

現状を受け入れられずにいるのだ。

父にではなく、きっと自分に苛立っているのだ。

 

今年は、本当に大変な年だった。

苦しいの一言だ。

自分なりに頑張っても、思うような結果が出せた訳じゃない。

今も、寒空でマアコと最後の子猫は頑張っている。

それを受け入れるのも難しい。

 

ただ、私はある日、気が付いてしまったんだ。

「あれ?夢・・・叶ってる。」

私の長年の夢が、実は叶っていた。

物心ついた頃から生きたいと思って生きてきたことのない私が、

「あぁぁ、神様仏様、今私を連れていかんといてよぉ。

あたしゃ、今ね、死ぬわけにはいかねいんだから!」

そう言っていて、気が付いてしまったのだ。

「生きたい」と思えるような人生を生きてみたい。

それが私の夢だった。

「生きたい」って言ってるじゃん、あたし。

あんなに死にたい死にたいって言ってたくせに、

死ぬわけにはいかねぇって言いながら、ベソかいて駆けずり回っているじゃないか。

 

夢が叶うって、こういうこと?

あれ?

こんな感じなの?

ならいらんわい!

夢いらん!!

そんな訳で、壮大な夢が叶った今年は、暮れる。

来年は、もう夢は持たないと心に誓い、

しかし今、

あの狂い咲きした胡蝶蘭に、まーた花芽が付いていることに戦慄を覚えている。

今年も、お騒がせ致しまして、申し訳ありませんでした。

皆様には、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。

来年も、たぶん、こんな感じですが、

とりあえずは・・・よいお年をお迎えください。