うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

実は、これが・・・

2024年12月04日 | マアコのこと

やれやれと、

まるで一件落着したかのごとく・・・

 

おはようございます。

手袋なんぞ編んでおりますが、大丈夫か、わし?!

 

しれっと、これでいいんじゃない?

あとは、マアコの避妊をいつするかだけだ。

という訳が無い。

実は、これが残っている。

マアコの最後の子だ。

9月20日に産まれた白黒5兄妹の中で、

唯一、保護できなかったチビは、

週末、ようやくマアコと共にご飯を食べにくるようになった。

今日で生後74日、やっと乳離れが始まった模様だ。

手を伸ばせば、イケる!

なのに、手が伸びないのだ。

 

私は、今回の保護で、今までにない経験をしている。

それは、親から引き離して保護するという点だ。

今まで私が保護してきた猫は、みんな親とはぐれた子達だった。

拾わないと死んじゃう子らだ。

「死んじゃうくらいなら、私んとこにおいで。」

死んじゃうよりかは、マシだろうという思いで拾って来た。

親以上の存在なんて、ある訳がない。

その親がいないんなら、私で我慢してもらおうという、

かなり消極的な心境での保護だ。

 

ところが、今回は違う。

マアコが妊娠した時点から、

マアコの元から子猫らを連れ去ると決めていた。

いうなれば、計画的確信犯だ。

それが、唯一の正義だと思っていないくせに実行してきた。

こんなあやふやな思いのままで、やっていいことじゃない。

もちろん、保護に関してはあやふやでは出来ない。

案外しんどいんだ。

先住猫がいれば、更にしんどい。

先住猫らにしんどい思いをさせるから、しんどい。

命は重い。

そして、そこに宿る心は、さらに重く大切なものだ。

子猫の心も、親猫の心も、我が家の猫らの心もだ。

 

とはいえ、あと2週間もすれば、

あのチビの瞳は、きっとガラリと変わる。

それはもう、子猫の瞳ではなくなるだろう。

そうなれば、次は親離れが始まる。

野良猫の世界、親離れした親子は、赤の他人になる。

しごく当然のことで、そんなことを憂いでいるのは人間だけだ。

大きなお世話だ。

 

私は、マアコと約束をした。

「全部の子猫を奪ったりしないから、その子以外は私に託して欲しい」と。

だから、かなり早めに、4匹の子猫が保護できたと思っている。

マアコは約束を守ったのだ。

さて、どうするか・・・。

甘い考えだと思われるかもしれない。

悩んでいないで、子猫は保護してあげて欲しいと思う人も少なくはないと思う。

実際、猫ボラSさんは、

「手が伸びない」とウジウジしている私に代わって、

預かり先を探して下さっている。

とにかく、今は苦悩している。

簡単には出来ない事だから。

簡単じゃないんだ、簡単でいい訳が無い。

 

こっちも簡単じゃなさそうだ。

あや「ちょっと、退きなさいよ!」

おたま「おら、いやだ」

まだ、やっているのね?

 

のん「ここのほうが、あったかいのら」

ホットカーペット、あったかいもんね。