最近、
私の周りに風邪っぴきが増えているんですがね。
おはようございます。
我が家のおじさんも、風邪っぴき。
といっても、咳が出る以外の症状は無いようだ。
引き始めは心配で、ビタミンをと思って、
奮発して「あまおう苺」を差し入れしたりしたものだ。
2日経過しても、咳が治まる様子がないので、
更に心配になって、病院へ行くよう勧めたが、
おじさんは、大丈夫だからと言って行こうとしない。
4日目の夜、寝しなに、おじさんの咳が気になって、
どうにも寝付けない。
内心、「うるせー、咳がうるせー」と思ってしまった、私。
その時、思い出したんだ。
昔、元夫が夜中に突然、腹が痛いと言い出した、あの日を。
脂汗をかいて苦しむ元夫に、私は言った。
「あれじゃない?筋肉痛じゃない?」ってね。
そのお門違いな発言に、いたく共感した元夫は、
「じゃさ、アレやってくれよ、背中伸ばすストレッチを」
よっしゃ、いっちょやるか~!となって、
腹に激痛を抱えたままの元夫と背中合わせになって、
「どうや?ヒヒヒ、どうや~?」っと実に楽しそうに、
彼の背筋を反らせまくったんだ。
胆のう結石だったのにさ。
笑っちゃうよね。
その懺悔の記憶が、現状のおじさんと重なった。
うるさいだなんて思っちゃいかん、私め。
明日、また病院へ行くよう、説得してみよう。
そう思っていると、居間で一緒に寝ていたあやさんが、
突然、おじさんの寝るベッドへと走って行った。
どうしたんだろうと見ていると、
なんと、あやさん、
ベッドに横になって咳込んでいる、おじさんの耳元で、
「ビヤーーーー」って叫んで、すぐ戻って来たのだ。
おじさんは、それで気付いたんだ。
「これさ、あやちゃんがうるさいって言ってるんだよね。
ごめんごめん。あやちゃん、ごめんね。」
笑いながら何度も謝る、おじさんなのであった。
あやさん、また、おばちゃんの服でチュッチュしてんのか?
しっかし、君はいい仕事をするな。
あや「だって、うるさいんだもん チュパチュパ」
おじさん、きっと病院行くよな?
あや「素直に行きゃいいのよね チュパチュパ」
おばちゃんの言う事は、聞きゃしないんだぞ。おじさんったら。
あや「ふふふ、アタシって罪な女ね」
ん?う・うん。
あや「美しすぎるって、罪よね」
ん?う・うん。
皆様も、風邪に気を付けて、お過ごしくださいませ。