うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

棒を振る、人生

2017年01月28日 | 日記

ただ生きる

私の望みは、それだけなのです。

 

おはようございます。

私のようなもんが、

雨風しのげる家に住めて、

給金がもらえて、

限りはあれど、必要なものは何でも買える。

それだけで、充分なのです。

 

それなのに、

気付けば、周りは、棒だらけ。

家には使わない突っ張り棒が、4~5本。

使っている突っ張り棒は5本。

玄関には、木刀。

父さんは旅行に行けば、何がしかの棒をくれる。

狭い家の中は、大小、数々の棒だらけだ。

 

こんな私に、隣のデスクの熟女は、優しい。

毎年、冬休み明けには、

どういう訳かは知らないが、竹製の孫の手をくれる。

あまりに搔き心地が良くって、その事を熟女に伝えたら、

「今年は2本、あげるわ」って。

だから、会社の自分のデスクの引き出しの中には、

去年のと合わせて、3本、孫の手を所有しています。

家にも、かく恋棒という孫の手とか

潮干狩りに使うヤツみたいな孫の手とかを所有してる。

 

もう充分だろ?

そう己に言い聞かせても、懲りない私は、

肩こりが酷かった。

会社のデスクの引き出しは、もう棒でいっぱいなのに、

肩たたき棒まで欲しくなり、

だったら家では、自動式肩たたき棒がいいだろうと

思い立ち、アマゾンへ迷い込んでゆく。

 

1000円前後の肩たたき棒が主流の中、

思い切って、お高めのを買ってしまう。

2400円の「匠の肩たたき」棒だ。

匠ときたら、多少お高くても買うっきゃない。

ところが、届いてみれば、どういう訳か、

「匠の肩たたき」(5本セット) 2400円

が届いた。

5本て?

ちょっと待って!

5本で2400円って、

逆に、お値打ちですやん!

 

そんな、

いい買い物をしたと勘違いしている私は、

匠と共に届いた、自動式肩たたき棒を持って、

強い振動を利用して、

わ~れ~わ~れ~は、宇宙人だ~~

とか言って、遊んでしまった。

 

結局、私ってさ、

棒に縁がある、そんな人生なんだよねって、

しみじみ語りながら、

猫ジャラシ棒を振るのだった。

 

うんこー、棒だぞ~

 

うんこ「また棒なの、母さん?」

そうだぞ、棒だぞ

 

うんこ「うんちゃん、この棒、もう飽きちゃったわ」

 

あや「私も、この棒、飽きたわ」

 

うんこ「別の棒を、おくれよ、母さん」

そういえば、ジャラシ棒も、

20本は下らん数を所有しているっけ。

 

私ってさ、棒に振り回される、

そんな人生なんだなぁ・・・

きく「下らん人生だな」

それ、言っちゃう?