今日は、仕事始めの日だ。
連休とも、おさらばだ。
食っちゃ寝生活よ、さようなら。
おはようございます。
一旦、泣いてもいいですか?
という訳で、今日は
名残惜しい正月を振り返ってみたいと思います。
我が家の元旦といえば、と恒例になりつつある、
おたまの実家詣でだ。
1年振りのジジババ保育園への訪問の事なのだが・・・
おたまは幼い頃、昼の間は実家で預かってもらっていた。
それを、「ジジババ保育園」と呼んでいる。
当時のおたまは、決して陽気で懐っこい子猫じゃなかった。
その様子を見ていて、
飢えと母ネコへの記憶が、とても強い子だと感じた。
それを知ってか、
元々は躾けに厳しいジジは、いつになく優しく接した。
元々は怖がりなババは、
咬まれても引っ掻かれても、騒いだりしなかった。
そのおかげで、
おたまは、ジジババが大好きになった。
我が家に定住するようになってからも、
ジジババは、たまに様子を見に来るものだから、
もちろん今も、ジジババが大好きだが、
さてさて、
おたまは、1年ぶりのジジババ保育園は、覚えているのか?
おたま「じーちゃ、オス!」
おたま「ばーちゃ、何食べてるの?」
慣れたものだな
おたま「おらの席は、ここか?」
違う、そこ私の席だ
おたま「ばーちゃ、あーそぼ」
おたま「じーちゃ、あーそぼ」
おたま「そうそう、トイレのチェックも忘れてないぞ」
おたま「それからね、外のチェックもだろ」
おたま「そうだ、テレビの裏もな」
おじさん・ババ「おーい、出て来ーい」
おたま「おっと、神棚へも・・」
ババ「ほれ、そっちじゃない、こっちにおいで~」
おたま「異常なしだぞ、ばーちゃ」
おたま「疲れたから、ばーちゃと休憩するぞ」
おたま「ね~、ばーちゃ」
おたま「おらは、ぜーんぶ覚えてるぞ」
おたま「ぜーんぶだぞ」
最後は、玄関へトコトコ行って、
「おら、そろそろ帰るぞー」と言わんばかりのおたまのひと鳴きで、
元旦の宴は終了した。
おたまは、記憶力がいいネコだと驚かされる。
だからなのか、
大きくなってもドライフードは決して食べない。
ジャリジャリするのが、苦手なようだ。
歯も生えてなかった、あの頃、
草と砂利を食べて耐えた、あの頃の事も、
お前は、今も忘れていないのだろうか?
不器用なもんだから、
ご飯も手で食べさせていた、あの頃の事は、
そろそろ忘れろ、面倒くさい!