仕事を終えたからって、
1日のすべてが終わる訳でない。
夕方、家に向かう路地を歩いている時は、
腹を空かせて待っている猫達を思う時間だ。
そうすると、歩く速度は自然と早まって行く。
おはようございます。
だったはずが、
私は、その路地で、結構な頻度で足止めを喰らうのだ。
以前、ここでも少し書いた事があるのだが、
よく路地で遊んでいる、
犬と少女と、そのお母さん(その記事←ここをクリック)。
そこで、よく足止めを喰らっているのだ。
実は、このご家族は、お母さんのお母さんもいらっしゃる。
どうやら、3世代で暮らして居られる、ご家族らしい。
そして、この3世代の女性達は、そっくりだ。
そっくりなのは、姿形だけにとどまらず、
3人とも、恐ろしい程、社交的だ。
そして、恐ろしい程、声がでかい。
極め付けに、連れているダックスフントも、
恐ろしい程、良く吠える。
きっとメスだ。
なんとも、微笑ましいご家族なのだ。
その幼い娘さんは、どうやら最近、英会話教室に通っている。
直接聞いた訳ではないが、帰り道、路地で会うたび、
「ヘロー」と挨拶してくれるようになったので、
私が勝手に推測しているのだが。
毎日のように、少女は「ヘロー」と私に声を掛ける。
私はその都度、控え目に「こんにちは」と言っていた。
それでも、少女は「ヘロー」と訴え続ける。
まさか、私を待っているのか?
私の「ヘロー」を・・・。
よし、わかった。
お嬢ちゃん、今日こそは言うぞ。
おばちゃん、大きな声で言うぞ。
ヘーーーローーーーー!
大惨事だ。
お嬢ちゃんは、殺されると言わんばかりに泣き叫び、
犬は、私のズボンの裾を引きちぎらんとばかりに咬みつき、
お母さんとお婆ちゃんは、
涙がちょちょ切れんとばかりに、笑っていた。
ごめんねごめんねと言いながら、
引っ張られるズボンを、一気にグッと引きはがして、
逃げるように立ち去った私は、いつものように思った。
「で、あのご家族って、結局、どちら様なのかしら?」ってね。
きくさんも、
社交的なアイツに困惑ぎみか?
おたま「へろー」
おたま「ここで、ウンチするぞ、へろー」
おたま「爪とぎ、へろー」
おたま「へろーへろー」
おたま「へっろー」
きく「あの黒いのは・・・どちら様だっけ?」
よね「あたしも、ここで、ウンチしよかしらん?」
おたま「へろへろー」
~お知らせ~
北海道の迷子さん、
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