うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

独り相撲な猫の語り

2021年08月07日 | うんこの事

なんだか、

うちの母さん、浮かれているの。

昨日の夜なんて、すごくご機嫌で、

へらへらしてるから、

ほんっと、気持ち悪いったら、ありゃしないのよ!

 

グッモーニン、うんちゃんよ。

「おぼんだよ~♪おぼんこぼんがやってきた~アッハ~ン♪」

って、歌ってるの、うちの母さん。

なんなの?

おぼんこぼん師匠が、プライベートで我が家に来るっていうの?

そんなわけないじゃない!

あのね、母さん?

おぼん師匠とこぼん師匠は、本気と書いてマジで仲が悪いの。

お仕事以外で、一緒に行動するなんて、あり得ない!!

だからって、ドケチな母さんが、

おぼんこぼん師匠に、ギャランティーお支払いしたっていうの?

もっと、あり得ないことだわ。

万が一、ギャランティーをってことなら、

うんちゃんの概算で出演料120万円は下らないと思うの。

そういうランクだかんね。

おぼんこぼん師匠は、そういうランクだかんね。

 

 

あっ、ちょっと待って。調べてみたら、

綾小路きみまろ先生に講演お願いすると、150万円って出てたから、

こっちとら、強気の155万円で、勝ち取ってみせるわ。

 

だめー!

そんなお金、おぼんこぼん師匠に支払ったら、

ドケチな母さんのことだから、

うんちゃんのご飯が、今よりさらに貧相なご飯になっちゃうー。

そんなの耐えられないー。

うんちゃん、いよいよガリガリのモデル体型になっちゃうー。

ただでさえ、ナイス!ナイス!ナイスなボディーなのにぃ。

うんちゃん、困っちゃう~アッハ~ン♪

 

どうなの?

母さんは、お支払いするの?

うんちゃんとおぼんこぼん師匠、どっち取るの?

ねえ、母さんったら!

おかっぱ「お盆休みが始まったぜ~♪」

 

母さんったら、また歌ってるわ。

そういうことだったのね?

おぼんこぼん師匠を呼ぶのじゃなく、

お盆の長期休暇がやって来たって訳かぁ・・・

 

おかっぱ「ん?うんこ、何かブツブツ言ってる?」

 

おかっぱ「うんこ?母さん、今日からずっと一緒にいてやるぞ」

 

おかっぱ「うんこさん?聞こえちゃってるぞ。」

 

おかっぱ「叫んじゃったよ・・・」


ぎりぎり、暑中お見舞い

2021年08月05日 | 日記

とっくに、

8月になっているやんけー!

 

おはようございます。

「暑い」と「もうすぐ盆休み」ということ以外、

何も考えず

ここ数日を過ごしたせいで、8月の存在を忘れていた。

 

そもそも、8月に入って一気に暑さ本番であって、

8月になったからこそ、盆休みがあるのに、

8月という事実が置き去りだった。

 

8月3日、ようやくポンままさん作のカレンダーをめくったら、

カレンダーの中のうめが、こんな顔で私を見ていた。

うめ「呆れちゃう」

だな!

 

そんなわけで、

8月のカレンダーを再現してみたいのだが・・・

うんこも、あやも、てっくら返っちゃってる8月だ。

暑い!暑いばっかの8月だ。

そして、もうすぐ盆休み!

 

うんこ「やっぱり、そればっかり。再現って数も合ってないし!」

 

ん?

いやいや、私もね、暑いことと休みのことばっかりじゃない。

やる時は、やるんだぜ。

数は、ちゃんと合っている!

てっくら返り3体コラボや。

ねっ!

もうすぐ、盆休みだし、ねっ!

 

うめ「ほんと、呆れちゃう・・・」

 

ままん、今月もありがとうございます。

皆様も、どうぞ、夏い暑を、乗り切って参りましょうね~。

 

うめ「夏い暑って、まったく呆れちゃう・・・」


ガムテープ以外のDIY

2021年08月03日 | 日記

49歳を目前に、

私は、ついに運命の出会いを果たした。

 

おはようございます。

猫のために買いに買って、買い過ぎたスツールは、

あっという間にボロボロになった。

短いのん2脚、長いのん2脚、全て、この状態だ。

 

実は、窓際にずらっと並んだ猫ハウス兼スツールは、

ものすごく邪魔だった。

ただでさえ邪魔なのに、猫達は期待したほど、ここには居ない。

ある意味、爪とぎする場所と認識をしたのだから無駄ではないが、

こんなに幅を使うほどの価値が、あるのだろうか?

 

「もう・・・捨てるか?

だって、張り替えるって、そんなの、あたしには無理だもん。」

 

私が出来るDIYは、ガムテープを用いる方法しかない。

私には、それしかないのだ。

老猫のために天井に監視カメラを取り付けた時も、

もちろん、ガムテープで張り付けたし、

菊のお部屋を作る時も、保護した子猫のお部屋を作る時も、

ガムテープ以外、用いずに作った、腕の持ち主だ。

しかし、生地の張替えには、ガムテープでは難しいことは、

とっくに経験済みだ。

15年前、鏡台の椅子で、経験した。

 

「やっぱり、張り替えなんて、ガムテの女には無理・・・」

 

そんな、半ば諦めて不貞腐れていた時、私はタッカーという工具を知った。

知った場所は、アマゾンだったが、

弊社の社長が、「タッカーなら持ってるよ~」っということで、

実際、触れ合ったのは、社長のタッカーだった。

 

タッカーとは、いわゆる大きなホッチキスだ。

板などにも打てる、ホッチキス。

 

「ホッチキスなら、あたしでも出来る気がする!」

 

ということで、

こんな素敵なスツールに再生しましたよ~。

めちゃくちゃ簡単だった。

これなから、ボロボロになっても、また別の生地で模様替えできるじゃん?

これぞ、サスティナブル・・・なのか?そういうこと?

 

ということで、

今後、いつでもどこでも、どんなものでも張り替えてやる勢いで、

マイタッカーも購入したのだった。

金属製がいいって3号さんに教えてもらったから、

これにしてみた。

3号さん、ありがとね~。

 

のんちゃん、座り心地はどうかしらん?

のん太「なにがら、かかぁ?」

あっ、気付いてない?

何も、気が付いていないの?

 

のん太「何言ってるんら、かかぁ?」

生地の切れっぱし、おでこに着いてるよ!


忙しいのは、自業自得だ!

2021年08月01日 | 日記

ここ最近、

私は驚くほど、本を読んでいる。

 

おはようございます。

村上春樹の小説を立て続けに読んでいた。

 

『風の歌を聴け』 『ノルウェイの森』上・下

『アンダーグラウンド』(これはノンフィクション)

『海辺のカフカ』上・下

 

ハルキストが、問答無用でじゃんじゃん貸してくれるから、

なすがままに読んでいたといえば、それまでだが、

読書が苦手な私にとって、短期間で

これだけの本を読破したとは、我ながら驚く。

実は、この間に他の本も読んでいたのだから奇跡だ。

桜木紫乃の『ラブレス』

合計すれば、5作品。本数でいえば、7冊だ。

 

自慢じゃないが、私の一日は忙しい。

何が忙しいかって、ぼーっと地蔵みたいに座っているから忙しいのだ。

休日ともなれば、さらに昼寝も加わるから、まったく忙しい。

その合間に、雑な掃除と大雑把な料理と独り相撲の猫の世話、

平日は失敗だらけの仕事をこなしている。

ハッキリ言って、時間が足らない。

夜は9時に寝てしまうから、9時以降は無いものとなる。

とはえ、夜中に一度か二度、起きる。

頻尿だからだ。

この時間も絶妙に組み込まれた、活動時間だ。

トイレにぼんやり向かうついでに、

ぼんやり起きてくる猫と少しばかりの会話を交わす。

小難しい内容ではない。あいさつ程度の会話だ。

しかし、朝は早い。

早寝の帳尻合わせみたいに、朝は4時過ぎから起きているが、

やっぱり、ぼーっと座っているから、何の帳尻も合わない。

 

ぼーっとするのは、とても大切だ。

逆に言えば、動くタイミングが、限られている。

猫がぼーっとしている時間、私はバタバタ動くわけにはいかない。

猫達が微睡んでいる時に、

掃除機を掛けようものなら、5匹の10個の眼が矢のように刺さる。

まさに、針の筵だ。

いや、イメージ的には針山だ。

避難した高い場所から、私の頭上に刺さるから、針山の気分だ。

 

猫は気ままと言うけれど、猫に聞けば、

「人間ほど、気ままな生き物はいない」と言うだろう。

猫は、とても規則正しく惚け、とても規則正しく微睡み、

生きるための行為はシンプルかつ合理的だ。

生きるための行為(作業)は、実に素早い。

まるで、ぼーっとするために急いでいるみたいだ。

だから私も、猫に合わせて、家中、早歩きで活動する。

猫達がぼーっとする時間に合わせるために急いでいるから、

凄まじい集中力で作業を行う。

例えば、歯磨きは、電動歯ブラシを用いているのに、

電動にだけ頼らず、腕を高速回転させて、効率よく歯を磨く。

実は、顔も左右上下に揺さぶって、さらに効率を上げている。

汗だくだ。

猫が、「さぁ、微睡もう」と言えば、

その汗を拭く間もなく、その横で、ぼーっと座る。

鼻水が出ていたら、それはさすがに衝動にかられ、

静かにティッシュをしゅっと取る。

その「しゅっ」にも、ハッと反応を示す猫もいるのだ。

そんな時は、無礼な自分を反省するしかない。

 

この3か月、そのぼーっとする時間を、読書に費やした。

文字だけは、急いで読むわけにはいかない。

文字に慣れていない私の目は、ゆっくりとしか文字を追えない。

短期間と言っても、3か月で7冊だ。

読書に慣れている人なら、もっと沢山の本を読んでいるのだろう。

 

私は、いつから、こんな暮らしをしているのか。

犬と暮らしていた時は、こんなんじゃなかった気がする。

犬のように生きていた。多分。

猫の時間に合わせると、こんな暮らしになってしまう。

とはいえ、犬と暮らそうが鳥と暮らそうが、

本は読まなかった。

 

私は、自分の頭の中が、別の人の世界で染まるのが、怖かった。

映画もドラマもそう。

自分の頭の中を、別の価値観で占領される時間が

とても怖かったのだ。

現実に帰りたくなくなる気がしたのかもしれない。

 

現実は、物語より忙しくてシビアだ。

物語はページをめくれば、未来さえ文字となっているが、

現実の未来は、文字などない。

過去にならなければ文字にならないし、文字にしがたい過去もある。

未来さえ文字になっている確かな世界(物語)と

1秒先の未来さえ分からない不確かな自分が、どうしも噛み合わなかった。

 

今も、私の未来は不確かだ。どうなるか考えると怖い案件だらけだ。

現実を考えすぎて、物語さえ読めなかった私が、

読む時間を楽しめるようになったのは、

猫との暮らしを続けてきた恩恵かもしれない。

「そんなに考えたって、どうなるもんでもなかろうが。」

猫は、そう言いたげに虚ろな時間を過ごしている。

そして、「それが、とても必要で大切なのだ」と言うように。

 

少し、大人になった・・・48歳。

 

そんな我が家の虚ろな男達

なんか、集まってきた。

 

君たちは、何をしているの?

会議?なんかの会議?

 

たれ蔵「よくわかんないけど、こうしてるんだよ、母ちゃん。」

それが、必要で大切なんだな、君達にとっては。

よう分らんが・・・。