うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

メッセージへのお返事

2024年07月19日 | マアコのこと

このブログには、

コメント以外にメッセージを頂ける欄がある。

今日は、メッセージを下さった『通りすがりの猫ボラ』さんに、

お返事を書きたいと存じます。

 

おはようございます。

まず、ご意見いただき、ありがとうございます。

お返事する宛先が無かったので、ここでお答えしたいと思います。

 

その上で、ご意見の内容をざっくり記させていただきます。

・未避妊の野良猫への餌やりは、無責任であることは、今や常識であること。

・その中で、野良の子猫を保護もせず死んでいく様に、心を痛めたこと。

・それを淘汰のように書いたのに、母猫には餌をやり自然淘汰を阻んでいることは

矛盾しているのではないか。

・アドバイスする猫ボラの意見にも納得いかない。

 

では、お答えいたします。

ごもっともでございます。

申し訳ありません。

それ以上の答えを、私は持っていません。

私も、同じことを考えながら、ママちゃんと付き合っています。

どうすればいいのか、分からないまま続けていますし、

分からないから続けている。

分からないなら、分かるまで、やるしかない。

それが、ママちゃんの不幸に繋がったら、私はうんと悲しい。

そんな時は、大いに悲しみ悔み、己を恨みます。

現に子猫らのことに関しては、残念でなりません。

でも私は、どうしても全頭保護は出来なかったんです。

母親から子を奪うことにも、答えが出せなかった。

だから、運命なんてあやふやなものに頼りました。

悲しい記事を書いてしまって、申し訳ありません。

 

私は、1匹の野良猫の行く末を知りたいと思ってしまった。

でも出来ることなら、邪魔はしたくない。

人間の常識を否応なく押し付けることに抵抗を感じてしまう。

彼女の尊厳を、どう守りながら向き合っていくべきか、

それを探りながら、続けています。

もちろん、避妊は考えています。第一ではないけれど。

そのための餌付けでもあることを、どうぞご理解ください。

餌付けの中で、ママちゃんと対話を続けている最中です。

ママちゃんは、おそらく他の餌場からも糧を得ている。

けれど、それがどこかが判明しないんです。

判明すれば、万が一弊社に来なくなっても食いっぱぐれることはないけれど、

それがどこか分からない以上、

私と信頼関係を築き、TNR後もここへ来られるように、

餌付けを定着させる必要があると考えています。

それ以上に、もう誰かにご飯もらってんなら、

私んとこも、おいで。

なんなら、ちょっと仲良くなろうぜって企んでいる。

あまりにも警戒心が強いから、

人間ってこんな生き物だよって伝えられればなって思っているんです。

 

関わってくださっている猫ボラさんは、

私からすれば、猫ファーストの人だと思っていますけどね。

猫のためなら、どんだけでも頭を下げる人です。

そしてなにより、美人さんなんですよ~。

この世で「これは間違いない」ってことがあるのなら、

美しいものは守られるべきであるってことだと、私は信じてるの。

 

メッセージを下さった内容に、

ちゃんとした答えになっているか、ご納得いただいたか、私には分かりませんが、

こんな感じです。

私の書いた記事に対し、

不快に思われた皆様、悲しい気持ちになられた皆様、

大変、申し訳ありませんでした。

そして、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

これからも、「ああ~、おかっぱのバカめ!」という時は、

どうかどうか、メッセージでもコメントでも教えてください。

 

画像が無いのも淋しいので、

あやさん?

何かを抱いてるね?

 

あや「テレビのリモコン温めてんのぉ」

なぜかしら?


昼休みに、我が子を眺めながら

2024年07月17日 | のん太の事

エアコン直ったーーー!

これで暑さも凌げるーーー!

でも今日は、むしろ肌寒い…

 

こんにちは。

今日はお昼の更新です。

私は今朝、晴れた家を出て豪雨の会社へ着いた。

降雨の境目を越えたのだ。

ああ、遅刻してでも、あの境目に立ってみたかった。

右半身だけ、びしょ濡れになってみたら

さぞや楽しかろう…でしょうか?

 

そんな我が家のおじさんとのん太の間には、

どうあっても超えられない一線がある。

 

おじさん「のんちゃん?のーんちゃん?」

のん「聞こえないら。ちらない。」

 

おじさん「絶対聞こえてるよね?のんちゃん、これ見て?」

のん「見ない。見えないら。」

 

おじさん「じゃ、触っちゃうよ〜、ちょん!」

のん「むむむ!」

 

おじさん「の〜んちゃん?頑張るね〜。」

のん「かかぁが、たちゅけにくるまで頑張るんら」

絶対的かかぁっ子!

 


これ、惚気ですごめんなさい。

2024年07月15日 | マアコのこと

エアコンが壊れたーーー!

でも土日、天気悪いから、猛暑じゃなくて助かったーーー!

と言っても、暑いーーーー!

 

おはようございます。

我が家、メインのエアコンが壊れた。

修理は最短で今日らしい。

そこはまだ、不確かだ。

おたま「変な音、してるだ?」

 

おたま「あっ、動いた!」

 

おたま「止まっただよ?」

うん、勝手に動いて止まるを繰り返すのよ。

もうほんと、気紛れなやつめ!

 

気紛れと言えば、猫を連想する人もいるだろうが、

私は猫が気紛れな生き物だとは思えない。

私のほうが、よっぽど気紛れだ。

猫の時間感覚は、実に正確に刻まれている。

だから、

猫の給餌時間を変更させるという挑戦は、非常に難しい。

野良猫ママちゃんは、

そもそも弊社のドライバーが深夜に給餌をしている。

ママちゃんの出没時間は、深夜0時だ。

しかし、土日や大型連休、ドライバーは仕事も給餌も休んでしまう。

そこを私がカバーしてきた訳だが、私は内心企んでいた。

「給餌時間を変更して欲しい。」

いや、深夜0時の密会は、勝手にやってくれ。

大いに楽しんでくれていいが、

それ以外の時間に、信用できる人間が一人でも増えれば、

ママちゃんの暮らしは、もっと安定してくるだろう。

野良猫の5~6歳は、決して若い方じゃない。

特に今年に入ってからのママちゃんは、見た目にもくたびれて来ているし、

ドライフードを食べづらそうにする。

歯が弱ってきているのだろう。

 

しかし、さすがママちゃんは、

「スットコ女のことなんて、全然信用してないわ!」

という姿勢を長らく崩さなかった。

誰もいない休日の会社へ給餌をしに行っても、

ママちゃんも居ないのだから、話しにならん。

私の空振りは続いていた。

 

ところが、最近のママちゃんはちょっと変わってきた。

弊社の車庫で子育てをする中で、

私をちょっと信用してくれるようになったようだ。

私はそれをいい事に、

朝と夕、きっちり決めた時刻に給餌を続けた。

 

昨日の朝、遠くのママちゃんを見つけた。

「ママちゃーん、おいで。ご飯たべよう?」

そう呼ぶと、なんとママちゃんはやってくるようになった。

決して走ったりせず、

 

ゆったりと歩いて来る。

 

やって来たのを確認して、急いで皿を準備していると、

昨日のママちゃんは、

「くーん、くうーーーん」

と高い声で鳴いて急かし、

食べ終わると、少し近くに寄って来て

しばしの時間、私達はおしゃべりをした。

大した話じゃない。

「ママちゃん、雨が降ってきそうだね。」とか、

「ママちゃん、可愛いね。」とか、

「ママちゃん、あんたは生きなさいよ。

あたし、絶対この時間にここに居るから、安心して。」

と、実に身勝手に独り言を言っていた。

ママちゃん「スットコ女、あたし、お代わりって言ってんだけど?」

うふふふふ。


昼下がりの更新(追記有り)

2024年07月12日 | マアコのこと

雨が降り、

久しぶりにクーラーを切った。

それは、紛れもない安堵感なはずだけれど、

こんな日は、野良猫はやって来ない。

 

おはようございます。

会社では、

胡蝶蘭が今年2度目の花を咲かせ始めて、

私は少し安堵している。

胡蝶蘭は咲けば、非常に強い花だ。

ちょっとやそっとでは、枯れない。

けれど、蕾のうちは繊細で儚い。

無事、咲いてくれるまでは見守るほかない。

それは、野良猫にも通ずる。

 

道を闊歩する野良猫は、この世を知り尽くした賢者だ。

風の通る日陰も、

柔らかな陽射しが集まる丘も、

鳥を狩るに最適な木も知っている。

暮らす界隈の裏も表も、

誰も知らない道の地図さえ描いている。

嫌な人間は一生忘れないし、

ちょっと良い奴かもと思える人間も知っていて、

そういう人間は、時々利用する。

そうやって、賢者は強かに生き抜く。

 

ママちゃんという野良猫は、まさにそんな野良猫だ。

けれど、

そんな野良猫に育てられていた子猫らは違う。

欄の蕾みたいに繊細で儚い。

ママちゃんは、自身の持つ知恵と母性を全て尽くし子育てをする中、

私も、買い込んだキャットフードでかばんの中を埋め尽くし、

子育てをサポートした。

それでも、保護した2匹以外の子猫らは、

次々と儚く消えていった。

 

ママちゃんの最後の子猫も、

しばらく姿を見なくなり、私はその子も諦めかけた。

しかし、

再び連れて来るようになり、取り敢えず安堵した。

「さて、どうするか?。」

保護したいと言っても、捕獲機はやっぱり無理だ。

捕獲機を知っているママちゃんに感づかれる。

私は答えを出せないまま、親子への給餌を続けていた。

猫にも宿命や運命があるのなら、

この子を保護する機会はきっとあると信じていた。

そしてもし、この子が野良猫になる運命ならば、

ママちゃんみたいな野良猫に育って欲しいと願った。

「蕾よ、咲け!」と。

 

そこで、

私は、ついに子猫に名前を付けた。

えむだ。

額のMが綺麗だったから。

今思えば、つぼみと名付ければ良かった。

こういうところだ、私のズレた脳みそめ。

とにかく私は、子猫の持つ運命を手繰り寄せるには、

名前が必要な気がしたのだ。

「えむちゃん、あなたはえむちゃんだからね。」

そう呼んだ日の夜、私は夢を見た。

 

会社の広い駐車場の真ん中で、倒れたえむを蘇生せんと

心臓マッサージをする私だ。

 

目覚めると、汗と涙でぐっしょり濡れていた。

やけに生々しい夢のせいで、

「やっぱり、えむは保護する。」

飼い猫になる運命を手繰り寄せると決めた。

 

その日から、えむとの距離を、

以前より積極的に縮めていった。

焦って近寄り過ぎると、えむはササッと逃げ隠れてしまう。

「ごめんごめん。えむ、えむちゃん?」

そんな攻防の中でも、ママちゃんは静観の構えだ。

えむの背後に、なんと香箱座りのママちゃんだ。

「あたし譲りの我が子が、スットコ女に

捕まる心配は微塵もないわ」と言いたげだ。

「ママちゃん、そうも言ってらんないの。

えむは死んじゃう運命かもなの。

保護できたら病院行けるし助けられるかもなの。」

 

この攻防は、一週間以上続いた。

家では家族会議を開いていた。

「えむちゃんは、かなり臆病な子だから里子には出せない。

うちの子になると思う。」

そう言うと、我が家のおじさんは、なにやら嬉しそうだから、

「可愛い子よ。でも多分、手強い子だからね〜。」

と一応、脅しておいた。

会社では、傍から見れば、

駐車場の至るところで車の下を、

転がって覗き込む私を笑わずにはいられなかっただろうが、

私はかなり真剣だった。

そして焦りながら

「焦るな焦るな。」

と自分にいい聞かせていた。

 

けれど、ある日、

それは一瞬で終わりを迎えた。

えむは、広い駐車場の真ん中で死んでしまったのだ。

死因は分からない。

あの夢と違うのは、私が帰った数分後だったことだ。

つぶらな瞳は開いたままなのも夢と同じだ。

なのに現実では、最も肝心な場面に、私は立ち会っていない。

あの夢の続きは、どうだったのだろう?

蘇生できていたら、エムは助かったのだろうか。

 

そんな後悔は、ママちゃんを見て吹き飛んだ。

ママちゃんは、エムの死を側で見届けている。

「ママちゃん、あの子死んじゃったんだね。」

そう声をかけると、

ママちゃんは3回、驚くほど大きな声をあげた。

そして何もなかったように、静かに餌を食べ始めた。

厳しくも切ない現実を、賢者は生き抜く。

私は、その姿に、

自分の薄っぺらい後悔とあやふやな運命論を

吹き飛ばされ、

安堵に似た感情を覚えた。

 

えむと背後のママちゃん

最後まで、

ずっとお母さんといられて良かったね、えむちゃん。


感性の、夏

2024年07月10日 | 日記

今日こそは、

雨が降るらしい・・・。

 

おはようございます。

この暑さが続くと、さすがに雨も恋しくなる。

湿度は高いはずだけれど、

肌なんてもうかピカピで、

痩せ型の私は、もはやミイラのようだ。

このまま即身仏になりゃしないか、我ながら心配だが、

それがならないの!

こう見えて、あっミイラに見えて、私は夏には強い。

ミイラは、夏に強い!!

 

そんな我が家のおじさんの風流な作品は、今も続いている。

猫砂枯山水だ。

最近では、かなり斬新な作品も生み出している。

『山越え谷越え』

もう庭なんて飛び出して、山へ行っちゃえ。

ここで、猫にとって用を足しやすいのか?

そんなことはお構いなしだ。

 

こちらの作品は・・・

『ああ、気になる』

砂の流れとしては、スタンダードな気がするが、

なんか、右上の白いのが気になる。

 

『ああ、気になる』

川の流れに身をゆだねる、おたま!

夏ですね。