ふん、今日は、記念日だわさ。
あたしが、日本に戻る夢は、決定的に無くなっちゃいました。
2年後に、武士が日本の国籍を捨て、5年後に美鞠が日本の国籍を捨てたら、あたしが日本人で居る意味が無いかもね。
だったら、ここで一生生きて行けるように、ネットワーク作って、地場を固めた方が良いよね。
当てにならないはずの役所の人とのミーティングが、今日はびっくりするくらい、面白い展開になっちゃって、正直、役所の人なんて信用してなかったんですが、デーブと話しをしていたら、同じシングルマザーだし、すらすらと喋りやすくてねぇ。
彼女は、グループホームの管理や、レスパイトの管理なんかをしているケースマネージャーで、我が家の新しいマネージャーになったらしく、今日が顔合わせだったんですよねぇ。
この間の遺言状の件以来、見たくない現実。。。ずーっと避けていた現実。。。友達にぎゃあぎゃあ言われて怒られまくって来た現実を、しっかり見据えて考えなくちゃいけない時期に来たらしく。。。
あたしが、今、死ぬってことは、誰かがあたしのやっている仕事を全部引き受けるってことで、それじゃ、それは誰??誰ができるの??ってのを、よぉーく考えなくちゃいけないのであります。
武士、無理。
送迎できない。
そしたら国しか無いんですよねぇ。
グループホームは、基本的に普通の一軒家に、女の子だけで3、4人で住んで、そこから学校や通所施設へ送ってもらって、迎えに来てもらって、買い物、炊事、洗濯、掃除は、係の人が一緒になってやってくれるんです。
ウェイティングリストは、10年以上ですけど、オーストラリア国籍があれば、問題なく入れます。
週末に実家に戻る事もできます。
遺言状って、紙1枚の話しじゃなくて、こんな風に美鞠のアレンジも考えなくちゃいけなくて、今から、もしもの時に備えて、レスパイトに宿泊で入れて、国との繋がりを持っておかなくちゃいけません。
あたしの仕事を徐々に国に負担してもらうって感じですね。
美鞠が、あたしにくっついているなら、日本でもオーストラリアでも北京でも、どこでも生きて行けるんですけど、オーストラリアと負担を分け合うとなると、この国から出れないじゃないですか。
デーブが担当しているホームの話しを聞いたら、グループホームってすごく良くて、なんか、あたしよりも良いじゃない?って思うくらい、良いんですよねぇ。
そんな話し、日本で聞いた事がありません。
はぁ~~ 決定的に日本で死ねなくなりました。
友達付き合いも、仕事しないのも、いつでもここから逃げれるようにって、適当に生きて来たんですが、日本が美鞠を受け入れてくれないなら、どうしようもないですよねぇ。。。
ちーっと、ショック状態ですが、明日、歯医者に行ったら、上回るショックを受けるだろうから、立ち直れるでしょう。
話ししても、くしゃみしても、歯が取れるから、不便通り越して可笑しいよ(笑)
ってことで、真面目にマナの世界の行く末を考えなくちゃいけなくなりました。
英語勉強して大学行こうかなぁ。。。なんて考えています。
この国で生きなくちゃいけないなら、この国の国家試験みたいの持たなくちゃねぇ。
外に出たら、いろんな人と出会いが増えて、世界も変わるだろう。
金髪青い目の親日家の男の子と知りあったら紹介するよ(笑)