Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

久しぶりに訪れた東京薬科大学(4)ウグイスカグラ、サルココッカ、コスミレ、ユキワリイチゲ、ニオイカンドウ、モクレイシ、フキ、ヒメリュウキンカ

2019年03月16日 | 東京薬科大学
東京薬科大学の斜面を利用した自然観察路で撮った写真のうち順不同になって
アップし忘れている花がありました。「ウグイスカグラ」(鶯神楽)、可愛い小さなピンク色の花、ウグイスの鳴く頃に
咲き始めると言われています。自然観察路は丘を利用していて木々が多い所なのですが
まだ残念なことにウグイスの泣き声は聞こえませんでした。

斜面の比較的低い所で群生していて良い香りをさせていた
「サルココッカ」中国から東南アジア原産の常緑低木で花弁のない雄蕊だけの花でした。

自然観察路から降りてきて湿地のある方に行く途中、「スミレ」が咲いているのを
見ましたがスミレを見分けるのが苦手、「コスミレ」(小菫)でしょうか?

以前特別に許可を頂いて撮った「ヒメリュウキンカユキワリイチゲ」(雪割り一華)を綺麗に
咲いていたので上の方から見てみると今年も群生して綺麗でした。

少し坂を登った散策路の反対側では「ニオイカンドウ」(匂款冬)というキク科の
花が咲き始めていたのですが香りをかぐのを忘れてしまいました。

そのそばでは「モクレイシ」(木茘枝)の花が咲き独特の香りをさせていました

小さな池があり、その縁で赤っぽい葉の「フキ」(蕗)の花を見ましたが
正確な名前がわかりません。

奥の湿地では「ヒメリュウキンカ」(姫立金花)が咲き始めていました。
写真では良く分からないのですが、黄色く輝いていて緑の葉の間で咲き素敵でした。

撮影日 2019年 3月13日
コメント (2)
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久しぶりに訪れた東京薬科大学(3)キクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレン、バイカオウレン、アセビ、シキミ、ケサクラツツジ、キチジョウソウ

2019年03月15日 | 東京薬科大学
東京薬科大学の自然観察路は丘のような斜面に散策路が数本配置されています。
何回か来ているのでどこに何が咲いているかかすかに覚えていて、「ミスミソウ」を見た後、
オウレン類が多く咲いているところに行ってみました。
「オウレン」類は生薬として根茎を止瀉薬や苦味健胃薬として使われます。
でも、「キクバオウレン」(菊葉黄連)も「セリバオウレン」(芹葉黄連)も見ごろが
少し過ぎていて果実が出来始めているものが多く見られました。


「コセリバオウレン」(小芹葉黄連)もほとんどの花が果実に変わっていました。

少し離れた所でどうにか果実になっていない「セリバオウレン」の花が見つかりました。


自然観察路を登り始めて「キクザキイチゲ」等が綺麗に咲いていた辺りで
「バイカオウレン」(梅花黄連)を見ていました。
初めて見る「オウレン」で花が梅の花に似ていました。

散策路を先に進むと「アセビ」(馬酔木)や

「シキミ」(樒)の花が咲いているのを見ることが出来ました。

自然観察路でちょっと止まって一休みして見おろしてみました。

その後進むと「ツツジ」(躑躅)が少し離れた下の斜面に咲いていました。
とても綺麗な薄いピンク色の花でした。名札がそばになかったので不確かなのですが
散策路際にあった名前の札には「ケサクラツツジ」(毛桜躑躅)と
書かれていました。別名「アラゲサクラツツジ」(粗毛桜躑躅)花柄に
長毛が生えているそうなのですが遠くてみられませんでした。

散策路を降り始めると路脇に「キチジョウソウ」(吉祥草)の赤い果実が多く見られました。

撮影日 2019年 3月13日
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久しぶりに訪れた東京薬科大学(2)ユキワリイチゲ、フキタンポポ、キバナセツブンソウ、スズカカンアオイ、ミスミソウ、エンレイソウ

2019年03月14日 | 東京薬科大学
東京薬科大学で数年前に『丁度見頃の「ユキワリイチゲ」(雪割り一華)』を見ていましたが
その場所は特別に職員の方にお願いして見ていた所で
今回は自然散策路脇に植えられているのを見ることが出来ました。

自然観察路をさらに歩いていると「フキタンポポ」(蕗蒲公英)が咲いていました。
葉がフキに似ていて花がタンポポに似ていることから名前がついたようなのですが
葉を見るのを忘れてしまいました。 中国、ヨーロッパや北アフリカ原産の野草で
中世の頃には葉が喘息、鼻炎の等の治療に用いられていたようです。

「セツブンソウ」(節分草)は咲き終わって実が出来始めていましたが
「キバナセツブンソウ」(黄花節分草)がまだ咲いていました。

「カンアオイ」を見つけたのですが札に「スズカカンアオイ」と書いてありました。
本州の東海地方から近畿地方東部の山地の林の下に多く見られるようです。

散策路を巡って「ミスミソウ」(三角草)が多く咲いている所へ着くと
斜面に数種類の色の「ミスミソウ」が沢山咲いていました。



 

 

「ミスミソウ」が咲いている斜面の下の方、散策路からすぐの所で
「エンレイソウ」(延齢草)が見られました。薄い紫褐色の花弁のように見えるのは花を包んでいる萼です。

「エンレイソウ」には白い花もあり日光植物園や裏高尾で見たことがありました。

撮影日  2019年3月13日
コメント (4)
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久しぶりに訪れた東京薬科大学(1)ブンゴウメ、シダレウメ、キクザキイチゲ、コシノコバイモ、カタクリ、スノードロップ、ミツマタ、コショウノキ、オニシバリ

2019年03月13日 | 東京薬科大学
昨年の4月中旬に行って以来久しぶりに今日お友達と東京薬科大学へ行ってきました。
暖かい日で早春の花を見ることが出来ました。

梅の木はあまり多くないのですが標本園のそばで
丁度見頃の「ブンゴウメ」(豊後梅)や

「シダレウメ」(枝垂れ梅)が青空を背に咲いていました。

自然観察路を歩き始めると「キクザキイチゲ」(菊咲き一華)がとても綺麗に咲いていました。

散策路脇の斜面のあちらこちらに「キクザキイチゲ」が咲き


白花の「キクザキイチゲ」も見られました。

散策路の斜面をさらに進むと「コシノコバイモ」(越しの小貝母)が数株咲いていました。

ユリ科バイモ属の一種類で新潟など北陸に多く咲く花ようです。


少し離れた所で「カタクリ」(片栗)の花が咲き出していました。

そのそばでは「スノードロップ」が姿を見せていました。

斜面の自然観察路が昨年より拡張されて新しく何種類かの花が植えられていて
丁度「ミツマタ」(三椏)が見ごろになっていました。


別の自然観察路の脇では「コショウノキ」(胡椒の木)の花が見られました。
「ジンチョウゲ」(沈丁花)の花に似ていると思ったら、ジンチョウゲ科の花でした。

隣にはやはりジンチョウゲ科の「オニシバリ」の花が咲いていました。

撮影日  2019年 3月13日
コメント (2)
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4月中旬の東京薬科大学で(2)オサバグサ、ヨウラクユリ、フジモドキ、クマガイソウ、サワハコベ、バイカイカリソウ

2018年04月16日 | 東京薬科大学
東京薬科大学の少し丘のようになっている斜面の上の方から見下ろすと
温室や分類見本園などがあるのが良く分かります。

自然観察路は木々が茂った間に細い通路が作られていて
両脇に色々な植物が植えられています。

少しずつ登って行くと尾根道に出ます。

「オサバグサ」 (筬葉草)シダに似た葉が
機織りの筬(おさ)に似ていることで名前が付けられたようです。


新しくできた自然観察路脇で「ヨウラクユリ」(瓔珞百合)のオレンジ色と黄色の花が目を引きました。

山野草が多い中でこのような派手な色の花、園芸種(?)が
あってこの場所にはそぐわないような気がしました。

そばでは「フジモドキ」(藤擬き)の花が咲いていました。
名前は花の色が藤に似ているからでしょうか?

少し先では鉢植えの「クマガイソウ」(熊谷草)が見られました。絶滅危惧種になっていて、
名前は平家物語の熊谷次郎直実が背負った母衣に、
袋状の唇弁が似ているのということからつけられました。

「ハコベ」に似た花弁に切れ目が入った小さな可愛い「サワハコベ」(沢繁縷)が
沢山咲いていて思わず足を止めてしまい

近くで大きめに撮りました。

砧公園の山野草園でも咲いていた「バイカイカリソウ」(梅花錨草)が見られましたが見ごろ過ぎの感じがしました。
撮影日  4月12日
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4月中旬の東京薬科大学で(1)フデリンドウ、ムベ、ニリンソウ、クサノオウ、タイツリソウ、タンチョウソウ、ウラシマソウ、キバナカタクリ

2018年04月14日 | 東京薬科大学
早春の花を見に3月初めに行きたかった東京薬科大学へ
時期が遅れてしまいましたが12日に春の花を見に行きました。
植物園の入り口近くにあった木に白い花が咲いていて綺麗でしたが名前が分かりませんでした。

近くで見ると小さな花が集まった感じで咲いていました。

植物園へ行く道の脇の草地で小さな「フデリンドウ」(筆竜胆)が
あちこちで咲き、うっかりすると踏みそうでした。

可愛い花で背の高さは2、3センチ位。

少し先では、「ムベ」(郁子)の花が見られました。

斜面を下った小さな川に近い所では「ニリンソウ」(二輪草)の群落がありました。

植物園の中に行き新しくできた散策路の入り口近くで「クサノオウ」(草の王)が
咲いていました。皮膚病の湿疹を治すことから瘡(くさ)の王、茎や葉を切ると黄橙色の汁を出すことから
草の黄、鎮痛作用などがあることから薬草の王(草の王)と呼ばれているようです。

散策路を登り始めると「タイツリソウ」(鯛釣り草)や

「タンチョウソウ」(丹頂草)が咲いていました。

釣り糸を出しているように見える「ウラシマソウ」(浦島草)、「ムサシアブミ」や「マムシグサ」の仲間です。

「キバナカタクリ」(黄花片栗)?咲き進んでしまったからか
色が褪せているように見えました。

撮影日 4月12日
コメント (2)
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