2月初めに行って以来、久しぶりに皇居東御苑へ行きました。
いつも大手門から入って最初に見る「ボケ」(木瓜)の花が
真っ赤に色づいて出迎えてくれました。
大手門休憩所そばでは「アカバナミツマタ」(赤花三椏)が見られ
休憩所脇では楽しみにしていた「カリン」(花梨)は
まだちょっと蕾にピンクの花弁を見せているだけでした。
新雑木林に入ると「コブシ」(辛夷)の花が咲き始めていました。
東京薬科大学でも咲いていた「ウグイスカグラ」(鶯神楽)を間近かで見られたので
ついつい小さな可愛い花なのに大きく撮ってしまいました。
二の丸庭園は行くと「シャガ」(射干)が咲いているのを見たのですが
まだ咲き始めたばかりで数が少なく
『群生している様子』にはまだほど遠い感じでした。
築山に登って下を見下ろすとやはりまだ春たけなわという感じではありませんでした。
築山を降りて諏訪の茶屋そ場に行くと「ダンコウバイ」(檀香梅)の花が
今にも開きそうでした。別名「ウコンバナ」(鬱金花)と言われ、山地の木々で最も早く花を付け、
黄色い花が枯れた木々の中で目立って見えるそうです
二の丸雑木林の角でいつも「ツクシ」(土筆)を見る場所に行くと
まとまって出ているのが見られて嬉しくなりました。
幼い頃から「ツクシ」が出るのを楽しみにしているのですが近くでは最近見られなくなり、
毎年東御苑で見るのを楽しみにするようになりました。
少し先にある「ノイバラ」(野茨)がたった一つ赤い小さな果実を残していたので
緑の背景で印象的でした。
二の丸雑木林の中を歩き始めましたがまだ野草の花がまだ多く咲いていなくて
散策路脇で「タチツボスミレ」(立壺菫) が見られる位でした。
目を上に向けると「キブシ」(木五倍子)が咲き始めていました。
望遠レンズを効かして見ると丸っぽい花が下向きに咲いているのが見られました。
上手に撮れなかったのですが雑木林のあちこちで見ごろになって
沢山花をつけている「ウグイスカグラ」を撮りました。
本丸跡へ行く前に汐見坂の下辺りの二の丸雑木林で「カジイチゴ」(梶苺)の
白い花が咲き始めているのを見ましたが
もっと多く咲いているのを撮りに又来たいと思いました。
撮影日 2019年 3月19日