砧公園の山野草園では「ヤマシャクヤク」(山芍薬)の白い綺麗な花が咲き終わり実がはじけて
中から赤い不捻種が見えましたが黒い種はまだ見えませんでした。
すぐ近くでは「シュロソウ」(棕櫚草)が咲き始めていて
シックな茶色の花が見られました。
少し先に行って別の所では「タカサゴユリ」(高砂百合)が
白い花を咲かせていましたが蕊の花粉が落ちていて咲き終わりに感じられました。
少し離れた原っぱと呼ばれる方では草が生い茂っていましたが
「センニンソウ」(仙人草)の花が綺麗でした。
生い茂った草の間で「オオヒナノウスツボ」(大雛の臼壺)が咲いているのを
見ました
『自然教育園』では何回か見ていましたが砧公園では初めてでした。
壷形の臼の中から、雄蕊が出ている姿が雛人形に見えることから名前がついたようです。
山野草園の裏手に回って「ミズキ」(水木)の実を見に行くと色づいていました。
その隣では「コブシ」(辛夷)の実も色づいているのが見られました。

駐輪場に戻るために山野草園の裏から歩いて行く途中に
「カラズザンショウ」(烏山椒)の木に花が咲き始めていましたが
まだ蕾ばかりで花は一輪見られるのがやっとでした。
砧公園を出て環八通りを渡った小さな市民緑地のフェンスから「オキナワハナニラ」(沖縄花韮)
別名「ルリフタモジ」(瑠璃二文字)が何株か咲きだしていました。
花色は瑠璃色ではなく藤色に近い色でした。
別名の中の「フタモジ」はニラの別名
撮影日 8月11日