15世市村羽左衛門の「最初はみすぼらしくて哀れで、最後に桜の花の咲くような
男の芝居がしたい」という依頼に応えて、真山青果が書き下ろした昭和7年初演の作品。
今回は、仁左衛門さま(ファンです)を堪能すべく、1列目センターの席を歌舞伎会GOLD会員(!)の友人のお力でGET.
親分役の芦燕さんへのプロンプがイヤホンガイド級のボリュームで聞こえてきたのには参りましたが
、もう目の前で!!仁左さまが!!(すみません、ファンです)と大興奮。
60歳を超えていらっしゃるとは信じられない若々しさ。きれいな指先、足の指まで美しいのにこんなの子煩悩で優しくていいのかしら~と(すっかり役とご本人を混同しておりますね)。台詞も抑揚をつける泣かせどころでもきれいに通り、子守唄は渋いバスで聴かせ・・・(録音して聴きながら眠りにつきたい・・・
すみません、くどいようですが、ファンです)。出ずっぱりの約2時間。殺陣もあり、台詞も多く、大変でいらっしゃるとは思いながらもすっかり引き込まれてしまいました。
脇も豪華!
しみじみと風格のある大親分政五郎に菊五郎、あわれながらも品格のある長女お新に時蔵、爽やかで嫌味のない江戸っ子人情を見せ、確実に成長していると思わされた染五郎は弟分辰五郎。
斜に構えたニヒルさと序盤ですでに佐吉の人物を見て取る知性を良く出していた成川の段四郎も、大柄で格高い存在感のある(すぐにいなくなってしまいますが;;)使者、土佐藩の部屋頭忠助役の市川團蔵丈も今回の発見
ちょっと納得のいかないのが、仁左衛門さんの密かな憧れの君であり、愛之助(親分が切られる前に立ち向かってすぐに殺されてしまう;;)と恋仲、という設定のお八重が孝太郎、というのが・・・。(もっと美女でないと)あ、いや、上手いです。やたらとプライドが高いお嬢さん、という役どころにあったいい演技です。すみません
(以下略)
傘をさしていても、しっとり濡れてしまうような霧雨で、おきもの着用計画は敢え無く断念・・・。
白いワンピースで観劇しました。
来月はこれまた豪華な
玉三郎監修、玉三郎演出、そして玉三郎出演!の泉鏡花ワールド。
午前は「夜叉ヶ池」「海人別荘」、午後は「山吹」「天守物語」
うふふ、これは通し(体力持つかしら・・・)で1F2列目センターをGET。楽しみです

今回は、仁左衛門さま(ファンです)を堪能すべく、1列目センターの席を歌舞伎会GOLD会員(!)の友人のお力でGET.
親分役の芦燕さんへのプロンプがイヤホンガイド級のボリュームで聞こえてきたのには参りましたが

60歳を超えていらっしゃるとは信じられない若々しさ。きれいな指先、足の指まで美しいのにこんなの子煩悩で優しくていいのかしら~と(すっかり役とご本人を混同しておりますね)。台詞も抑揚をつける泣かせどころでもきれいに通り、子守唄は渋いバスで聴かせ・・・(録音して聴きながら眠りにつきたい・・・

脇も豪華!

斜に構えたニヒルさと序盤ですでに佐吉の人物を見て取る知性を良く出していた成川の段四郎も、大柄で格高い存在感のある(すぐにいなくなってしまいますが;;)使者、土佐藩の部屋頭忠助役の市川團蔵丈も今回の発見

ちょっと納得のいかないのが、仁左衛門さんの密かな憧れの君であり、愛之助(親分が切られる前に立ち向かってすぐに殺されてしまう;;)と恋仲、という設定のお八重が孝太郎、というのが・・・。(もっと美女でないと)あ、いや、上手いです。やたらとプライドが高いお嬢さん、という役どころにあったいい演技です。すみません

傘をさしていても、しっとり濡れてしまうような霧雨で、おきもの着用計画は敢え無く断念・・・。
白いワンピースで観劇しました。
来月はこれまた豪華な

午前は「夜叉ヶ池」「海人別荘」、午後は「山吹」「天守物語」
うふふ、これは通し(体力持つかしら・・・)で1F2列目センターをGET。楽しみです
