ボリショイペアの次に印象に残ったのは、ABTのロシア人ペア。
美形の2人、イリーナ・ドヴォロヴェンコとマクシム・ベロツェルコフスキー。
確か実生活でもパートナーなんですよね。
第一部での「くるみ割り人形」のGPDDは、砂糖菓子のピンクのふわっとした衣装がカワイイ、美しいイリーナ。彼女を大切に心からの愛と忠誠を誓う視線を向け続けるマクシム。
テクニック的にも申し分なく、クラシックダンサーとしての華があり、幸せな気分にしていただけました
第3部の「スプレンディッド・アイソレ-ション」は面白い作品。
直径3mはあろうかというサーキュラースカートの白のイブニングドレスの真ん中に佇むイリーナが女神のよう。彼女の動きにつれてスカートが小さくなっていき、たくし上げたりスカートの造形を利用して様々な美しいフォルムを見せて・・・。マーラーの曲も影響しているかと思いますがちょっと耽美的。
あとは・・・
ポリーナの「アレス・ワルツ」は・・・。
黄色い薄い生地のパンツスーツでコケティッシュに切れよく踊ってくれましたが、作品自体がちょっと単調?彼女の長い手足と表情豊かな小さなお顔は堪能できましたが、もっと彼女の良さがでる演目が他になかったのかしら。少し残念。
テクニシャンペア、ヤーナ・サレンコとズデネク・コンヴァリーナは・・・・。
ヤーナ・サレンコは初見。小柄ながら、バランスが非常に得意でドンキのグラン・フェッテなんて3回転当たり前と涼しい顔、小さな身体をキレイに見せるポジショニングも万全で「エスメラルダ」「ドン・キホーテ」という見せ場の多いクラシックPDDでそのテクニックをしかと東京の観客に印象付けてくれました。
コンヴァリーナは、バレフェスのときに、テクニックは申し分ないのに、スター軍団に囲まれると今ひとつパーソナルな魅力に乏しく思えてしまう気の毒なダンサーという印象を持っていたのですが、今回もそんなところ、でしょうか。ひたむきさは好感が持てます。
最後のカーテンコールで。総勢8名のダンサーが並んだところを眼にして、これだけの充実したプログラムをたった8人のダンサーが(東バの応援はありましたが)見せてくれたのかと感慨深いものがありました。
まだ、本調子ではないのかもしれませんが、マラーホフの復帰を目にすることが出来ただけでも嬉しい公演。
全国ツアーを間に挟んで、20日からは国際フォーラムでBプロが始まります。
また楽しみです
美形の2人、イリーナ・ドヴォロヴェンコとマクシム・ベロツェルコフスキー。
確か実生活でもパートナーなんですよね。
第一部での「くるみ割り人形」のGPDDは、砂糖菓子のピンクのふわっとした衣装がカワイイ、美しいイリーナ。彼女を大切に心からの愛と忠誠を誓う視線を向け続けるマクシム。
テクニック的にも申し分なく、クラシックダンサーとしての華があり、幸せな気分にしていただけました
第3部の「スプレンディッド・アイソレ-ション」は面白い作品。
直径3mはあろうかというサーキュラースカートの白のイブニングドレスの真ん中に佇むイリーナが女神のよう。彼女の動きにつれてスカートが小さくなっていき、たくし上げたりスカートの造形を利用して様々な美しいフォルムを見せて・・・。マーラーの曲も影響しているかと思いますがちょっと耽美的。
あとは・・・
ポリーナの「アレス・ワルツ」は・・・。
黄色い薄い生地のパンツスーツでコケティッシュに切れよく踊ってくれましたが、作品自体がちょっと単調?彼女の長い手足と表情豊かな小さなお顔は堪能できましたが、もっと彼女の良さがでる演目が他になかったのかしら。少し残念。
テクニシャンペア、ヤーナ・サレンコとズデネク・コンヴァリーナは・・・・。
ヤーナ・サレンコは初見。小柄ながら、バランスが非常に得意でドンキのグラン・フェッテなんて3回転当たり前と涼しい顔、小さな身体をキレイに見せるポジショニングも万全で「エスメラルダ」「ドン・キホーテ」という見せ場の多いクラシックPDDでそのテクニックをしかと東京の観客に印象付けてくれました。
コンヴァリーナは、バレフェスのときに、テクニックは申し分ないのに、スター軍団に囲まれると今ひとつパーソナルな魅力に乏しく思えてしまう気の毒なダンサーという印象を持っていたのですが、今回もそんなところ、でしょうか。ひたむきさは好感が持てます。
最後のカーテンコールで。総勢8名のダンサーが並んだところを眼にして、これだけの充実したプログラムをたった8人のダンサーが(東バの応援はありましたが)見せてくれたのかと感慨深いものがありました。
まだ、本調子ではないのかもしれませんが、マラーホフの復帰を目にすることが出来ただけでも嬉しい公演。
全国ツアーを間に挟んで、20日からは国際フォーラムでBプロが始まります。
また楽しみです