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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

Royal Ballet日本公演START!

2010-06-20 22:27:56 | BALLET
連日、ワールドカップの話題で持ち切り・・・ウィンブルドンも始まろうとしている・・・
という時期ではありますが、ロイヤルバレエ団の日本公演も先週から始まりました。

今回は、「リーズの結婚」「マイヤリング」「ロミオとジュリエット」の3演目。
一応、全演目を押さえて・・・というつもりなのはいつもと変わりませんが、
今回ちょっと特別な感慨を抱かざるを得ないのは、この「ロミオとジュリエット」の日本公演が、ロイヤルバレエの日本人プリマバレリーナとして活躍してこられた吉田都さんの、ロイヤルバレエでの事実上の引退公演となる、ということ。

いつ、どの舞台で観ても踊りは完璧で、東洋人ならではの年齢を感じさせない容貌とチャーミングな表情ゆえか、50歳になってもセンターステージで華やかな姿を見られるものとなぜか勝手に思っていたので、引退、の決心を聞いて少なからず動揺してしまいましたxxx

今回、芸術監督のモニカ・メイソン女史からは、「リーズの結婚」にも出演のオファーがあったのを、身体の無理が利かないので、と辞退したと明かす都さん。長年、身体に無理もさせながら、高次元のパフォーマンスを続けてこられたのですね。
完璧主義者の彼女ゆえ、少しの疵も自分で認めることが出来ない、ということなのでしょうか。
それはそれで、表現者として潔い姿勢ではありますが、やはり寂しさは付きまといます・・・。

幸いなことに、バレエダンサーとしての活動を打ち切る、というわけではないのだそう。
早速7月にはルジマートフらとのガラ公演、「バレエの真髄」にも出演予定が決まっているのでちょっとファンとしてはショックが和らいだ思いではあるのですが。

「ロイヤルの都さん」は今回が見おさめ。
幸い、27日(日)、29日(火)、ともにチケットは入手していますので、じっくりと見届けたいと思います。

また、今回のロイヤルバレエ団の来日に合わせて、Paul SmithのSpace Galleryにて、ロイヤルのダンサーを被写体にした写真展が開催中。
レセプション・パーティには、来日中のダンサーらも参加して、作品に見入っていらしたとか・・・。
その時の様子が、NBSのサイトで詳しく紹介されているので貼っておきますね
吉田都さんのお姿も・・・

http://www.nbs.or.jp/blog/roh2010/contents/2010/06/the-royal-ballet-portraits.html