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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート 2015

2015-01-13 06:08:34 | MUSIC
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
思えば2014年は、宝塚100周年記念Yearで贔屓スターがTOPスターとして活躍した年でもあり、かなり観賞記録の比重が宝塚に偏った(笑)年となりました。

今年は2月15日でその贔屓が退団となり、夏にはバレフェスがあることを思いますと、バレエを多く観る年になるのかも・・・?

さて、年頭の記事は恒例のウィーンフィルのNewYearConcertの記録です。



注目のマエストロは5度目の協演、ウィーンフィルとゆかりの深い、インド出身の世界のマエストロ、ズ―ビン・メータ。
2014年、NHKホールの東京バレエ団とベジャールバレエ団の「第九」でイスラエル・フィルを振る姿をお見掛けしたばかり。
ウィーンフィルとは阿吽の呼吸でリラックスした演奏。
演目の選びも、シュトラウスファミリー4人をまんべんなく網羅し、非常にオーソドックスな印象の今年のコンサートであったかと。

今年のウィーンでは、ウィーン大学創立650年にはじまり、エドゥアルト・シュトラウス生誕180年、リンングシュトラーセ(環状道路)建設150年というテーマもあり、とりわけウィーン大学創立650年記念は、恒例のバレエシーンで存分に取り上げられていました。

(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
第1部
フランツ・フォン・スッペ;序曲「ウィーンの朝、昼、晩」
ヨハン・シュトラウス2世;ワルツ「東洋の物語」op.444
ヨーゼフ・シュトラウス;ポルカ・フランセーズ「ウィーンの生活」op.218
エドゥアルト・シュトラウス;ポルカ・シュネル「人が笑い生きるところ」op.108
ヨーゼフ・シュトラウス;ワルツ「オーストリアの村つばめ」op.164
ヨハン・シュトラウス2世;ポルカ・シュネル「ドナウの岸辺から」op.356

第2部
ヨハン・シュトラウス2世;常動曲op.257
ヨハン・シュトラウス2世;ワルツ「加速度」op.234
ヨハン・シュトラウス2世;ポルカ「電磁気」op.110
エドゥアルト・シュトラウス;ポルカ・シュネル「蒸気を立てろ!」op.70
ヨハン・シュトラウス2世;ワルツ「エルベ河にて」op.477
ハンス・クリスチャン・ロンビ;シャンパン・ギャロップop. 14
ヨハン・シュトラウス2世;ポルカ・フランセーズ「学生ポルカ」op.263
ヨハン・シュトラウス1世;自由行進曲op.226
ヨハン・シュトラウス2世;アンネン・ポルカop.117
ヨハン・シュトラウス2世;ワルツ「酒、女、歌」op.333
エドゥアルト・シュトラウス;ポルカ・シュネル「粋に」op.221

アンコール
ヨハン・シュトラウス2世;ワルツ「美しき青きドナウ」op.314
ヨハン・シュトラウス1世;ラデツキー行進曲 op.228

「ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス(父))」「学生ポルカ」や「酒、女、歌」ではウィーン大学のキャンパスが舞台となったバレエが。Davide Bombanaueによる振り付けと、ウィーンに拠点を置くメゾンELFENKLEIDとPETAR PETROVの衣装。
女性のスカートがロングのタコ足ドレスで新鮮でしたね。
かなりふまじめな(笑)学生さんたち、でした。



そしてもうひとつの注目ポイントはウィーン楽友協会黄金のホールを彩る30000本のフラワーアレンジメント。
今年は楽しさと喜びをテーマに、ローズピンク、イエロー、オレンジで花火のように飾り付けたとか。