第二部の続きです
「ドリーブ組曲」Delibes Suite

ジョゼ、アニエスのエトワール・ペアが余裕綽綽で見せてくれる十八番。
ジョゼの振り付け、アニエスのデザインした衣装・・・。
クラシックのパでお得意なところを散りばめた作品。
何度も拝見していますが、やはり現役エトワール生活の長いペアならではの見せ所を心得た演技に会場は沸き返り、それを感じ取ってかノリの良い演技を見せてくれました。
でも、この中で2人が互いにポージングしながら相手の前に出ようとするところ、いつ見てもニヤリとしてしまうのですよね・・・
第三部
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」Tchaikovsky Pas de Deux


待っていました!淡い水色のフワリとした衣装をつけたマチューとドロテ・ジルベール。
ドロテは持ち前の明るい闊達さのあるきらめきと、自在にアクセントとタメをきかせた演技でバツグンの安定感。スピーディな回転やバランスなど、見せ場を自分で作りながら、疾走します。
同じく若さと美しさに溢れながら、ドロテとは逆に、レガートでソフトで軽やかな持ち味のマチュー。
同じタイプのミリアムとの白の組曲のときはおとなしく纏まってしまった観がありましたが、ドロテとだと互いを引き立てあってより華やかな感じ。
ドロテが走りすぎて音に遅れそうになって一気に取り返す当り、一瞬ヒヤッとさせますが(群舞だとこれがやり過ぎ、に見えてしまう)それもまた目が離せないところ。
エミリー・コゼットが彼女を差し置いてエトワールに上がったとき、どうして?ドロテじゃないの?と99%のバレエファンが思ったでしょうが、今回の拍手の多さでも、彼女の時代が着実に近づいていることを自分自身感じ取っているに違いありません。
「三角帽子」Le Tricorne

またしても、待ってました!!
ジョゼが愛知万博の関連イベントとして催されたスペイン政府主催の国際的に活躍するスペイン国籍のダンサーを一同に集めた好企画「スペイン・ガラ」でこの「三角帽子」のファルーカを踊ったときの衝撃が忘れられないファン、その噂を耳にいつの日か。。と心待ちにしていたファンの熱い視線を浴びて登場のジョゼは真紅のシャツに黒いパンツ。
バリバリのスパニッシュでサパテアード(フラメンコの足のステップ)も指を鳴らす音もスペイン男の魅力満載。
カッコいい・・・。
パリオペ公演の楽屋口で、ジョゼに「あのスペインガラのときのファルーカ、また見せてくださいねっ」としつこく頼んだファンはわたくしだけではないはず。
堪能させていただきました。
あの時は、ジョゼっていうよりホセ、という感じでしたが、今回感じたのは、スパニッシュながらも洗練されたフレンチなバレエのテイスト。
いや、クラシックバレエダンサーのコンテンポラリーも面白いですけれど、クラシックバレエダンサーのフラメンコも・・・良いものです。
ジョゼ、本当に来てくれてありがとう、と拍手には感謝をこめて。

「ドリーブ組曲」Delibes Suite


ジョゼ、アニエスのエトワール・ペアが余裕綽綽で見せてくれる十八番。
ジョゼの振り付け、アニエスのデザインした衣装・・・。
クラシックのパでお得意なところを散りばめた作品。
何度も拝見していますが、やはり現役エトワール生活の長いペアならではの見せ所を心得た演技に会場は沸き返り、それを感じ取ってかノリの良い演技を見せてくれました。
でも、この中で2人が互いにポージングしながら相手の前に出ようとするところ、いつ見てもニヤリとしてしまうのですよね・・・
第三部
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」Tchaikovsky Pas de Deux


待っていました!淡い水色のフワリとした衣装をつけたマチューとドロテ・ジルベール。
ドロテは持ち前の明るい闊達さのあるきらめきと、自在にアクセントとタメをきかせた演技でバツグンの安定感。スピーディな回転やバランスなど、見せ場を自分で作りながら、疾走します。
同じく若さと美しさに溢れながら、ドロテとは逆に、レガートでソフトで軽やかな持ち味のマチュー。
同じタイプのミリアムとの白の組曲のときはおとなしく纏まってしまった観がありましたが、ドロテとだと互いを引き立てあってより華やかな感じ。
ドロテが走りすぎて音に遅れそうになって一気に取り返す当り、一瞬ヒヤッとさせますが(群舞だとこれがやり過ぎ、に見えてしまう)それもまた目が離せないところ。
エミリー・コゼットが彼女を差し置いてエトワールに上がったとき、どうして?ドロテじゃないの?と99%のバレエファンが思ったでしょうが、今回の拍手の多さでも、彼女の時代が着実に近づいていることを自分自身感じ取っているに違いありません。
「三角帽子」Le Tricorne

またしても、待ってました!!
ジョゼが愛知万博の関連イベントとして催されたスペイン政府主催の国際的に活躍するスペイン国籍のダンサーを一同に集めた好企画「スペイン・ガラ」でこの「三角帽子」のファルーカを踊ったときの衝撃が忘れられないファン、その噂を耳にいつの日か。。と心待ちにしていたファンの熱い視線を浴びて登場のジョゼは真紅のシャツに黒いパンツ。
バリバリのスパニッシュでサパテアード(フラメンコの足のステップ)も指を鳴らす音もスペイン男の魅力満載。
カッコいい・・・。
パリオペ公演の楽屋口で、ジョゼに「あのスペインガラのときのファルーカ、また見せてくださいねっ」としつこく頼んだファンはわたくしだけではないはず。
堪能させていただきました。
あの時は、ジョゼっていうよりホセ、という感じでしたが、今回感じたのは、スパニッシュながらも洗練されたフレンチなバレエのテイスト。
いや、クラシックバレエダンサーのコンテンポラリーも面白いですけれど、クラシックバレエダンサーのフラメンコも・・・良いものです。
ジョゼ、本当に来てくれてありがとう、と拍手には感謝をこめて。
最近の任命って・・・;;;
マチューもエトワールらしく成長しましたね。
ローランとルグリに仕込まれてるんだから
頑張っていただかないと♪
(ところでレガートってどういう意味ですか?)
三角帽子にはジョゼファンの友人が驚喜しておりました♪
かっこいい~♪
昨年のパリオペ来日全幕で「パキータ」を踊るドロテを見たときに、彼女より先に他の女性ダンサーがエトワールにあがることは、正直予想も出来ませんでしたね。
でも、今回のドロテを見ていると、自分が世論の支持を得ていることを感じているのか、自分を信じて安定した心持でいるのか、余裕すら感じられます・・・{キラリ}。
そうそう、マチューの著しい成長振りは特筆に価しますね!
>ローランとルグリに仕込まれてるんだから
うーん、そう考えると贅沢すぎて・・・というかその美中年お2人が美青年マチューを仕込むの図って素晴らしいですわね{ラブ}{爆弾}
あんなに優しい雰囲気なのにしっかりと決めるところは決める、それも極自然に・・・というのがマチューの印象です{ラブラブ}
*レガートは、音楽用語で切れ目なく滑らかに、という意味ですぅ
わかりづらい表現でスミマセン{汗}
三角帽子はジョゼのもう一つの側面を見せてくれる素晴らしい演目ですよね。
わたくし、最近のジョゼは2~3年前よりも美しく充実しているようにお見受けするのですが如何でしょう?
眠れないので変な時間にお邪魔します~。
「レガート」教えてくださってありがとうございます!
実はですね・・・
私、レガートというポアントを履いているのです~(*^^*)
ずっと意味が気になっていたんですけど、
無精者ゆえ調べもしない(笑)
これはチャンス!とばかりにお伺いしてしまいました!
そうですか~、切れ目なく滑らかに・・・
うっ。ポアント負け・・・{汗}{汗}{汗}
ともかく、これで昔から知っていたかのように吹聴できます!?
ありがとうございました~!
ジョゼ、充実していますよね~。
アニエスもですが、二人にもキャリアの終わりは近付いている訳で・・
いつか2人もローラン、ルグリに続いて行ってしまうのかと思うと
それだけでヨロヨロです・・・
バレリーナchelseaさまの足元を彩るトウシューズのお名前でもあったのですね!お役に立てて何よりです~{ラブ}
今回のAプロはモニクさまの超絶オ-ラはまぁ別格として、アニエスとジョゼがいかにオペラ座の中心となる大エトワールであるのか、という実感を持ちました・・・。
特にアニエス!ここまで音感の良いヒトだとは・・・。
音楽との一体感、そしてどこに出ても大きな白鳥が羽ばたくような華麗さとエレガンス・・。大好きだったエレガンスの化身プラテル様の存在感に近づいているのではないかしら。
ジョゼも本当に引き出しの多いヒトですよね~。
一時、彼もちょっとお年かな~なんて思ったのが(ちょっと停滞を感じたのと笑顔にほうれい線がでていたのです)2~3年前なのですが、その時点を底にして、今ぐんぐんとまた美しさが加味されているような・・・。
不思議だけれど嬉しい~{ラブラブ}
バレエダンサーは舞台生命が短いので、好きになったらもう、いつまで何回観られるのか、というカウントダウンの始まりのようなもので・・・・
切ないことですわ{グズン}{キューピット}