2013年9月27日(金)~10月9日(水)
東京国際フォーラム ホールCにて開催されていた
宝塚星組公演、「REON!!Ⅱ」、終わりましたね^^
そして博多へ・・・
(10月16日(水)~10月28日(月))と続き、星担の友人たちはこぞって博多公演を楽しみにしているので
終わった感は薄いのですが・・・
東京で打ち止めのわたくしですが、もっともっと!と言うよりは、存分に楽しめた、ありがとう!という公演でした。
10月3日(木)の夜公演が初回観劇で、2階席一列目センターと言う、全体を把握するのにBESTな位置で。
この日はTOPスター柚希礼音さんのファンクラブの総見日で3階席は大盛り上がり。
2回目はDVD収録の8日15:30公演で、この日はキキちゃんを始め花組さんたちがいらして客席も華やか。
1階席前方で、客席降りも楽しめました。
この時期、星組は3グループに別れての公演で・・・。
ひとつは、このTOPスター柚希礼音スペシャルライブで東京国際フォーラムと博多座。
もう一つは娘役TOPの夢咲ねねちゃんと若手美人娘役早乙女わかばちゃんと専科の轟悠さん、もと星組組長専科の英真なおきさんの4人で演じるニ―ル・サイモン脚本の「第2章」
3つめが、3番手男役スター真風涼帆主演で梅田のドラマシティと東京青年館でのジキルとハイド。
「レオンⅡ」では、2番手紅ゆずるさんと柚希さんと同期の長身男役十輝いりすさん、新公主演のスーパー下級生礼真琴くんが大活躍。
紅さんは2番手らしく、自分が芯で、若手男役をバックに歌う場面もありますが、彼女のバラエティ的センスの高さを存分に活かしたフリートーク炸裂の「客席案内係のベニコさん」昭和のちびまるこちゃん一家のような柚希さんが自分の家族をテーマに歌うしんみりさせるハ―トウォーミングな場面「ちえちゃん」ではコミカルな父親をジェスチャーで、と「REONⅠ」で好評だったキャラクターを引き継ぐとともに、ベルばらパロディ場面では有名なフィナーレナンバー「薔薇タン(薔薇のタンゴ)」での女役に挑戦、と様々な魅力を発揮します。
十輝さんは、ベニコさんの先輩まさこさんとしておしとやかでおっとりとした女性の先輩姿がハマり、また「ちえちゃん」場面で前回は真風涼帆くんがおっとりと演じた和服に割烹着の母をこれまた美人で同じくおっとり優しい母として演じたかと思うと、長身美貌を活かして、柚希さんの女装?「レディ・レオン」の男性パートナー役もばっちり。
礼真琴ちゃんは・・・あらゆる重要な場面ではソロで歌いまくり(特にレディ・レオンの場面は上手すぎ!)、「心はいつも」の白いワンピースにロングの鬘で、同じくシャツとくるぶしを出した白いパンツ姿の柚希さんとのデュエットダンスをふたりとも裸足で爽やかに、ダンサーどおしの遠慮のない存分に伸びやかなダンスを魅せてくれて・・・しかも下級生離れした余裕感は一体何なんでしょうね、この人は!(褒めてます)
TOP娘役がいない分、色々な男役が女装?してダンスのペアのお相手役を務めます。
ちえねねで人気を博している華やかなTOPコンビももう5年。何作も(再演=ロミジュリ、1,2=めぐりあいは再び)組んできた今、ちょっと離れて、新味を出す、と言う意味でも良い企画。
このショーのスタイリッシュな面を印象付けるOPENINGが素晴らしくフジイダイスケQUALITY。
豹柄衣装の男役がずらりと居並んで各々キメポーズで始まり、一気に客席のテンションが上がります。
宝塚を国際フォーラムで、というのは初めてらしいのですが、フォーラムの舞台は奥行きが狭い分、階段を少し設けて、背景にBASARAの時のように映像を映し出して変化と奥行きを出していく趣向。
舞台SETを置く芝居では配置が難しかったかもしれませんが、ダンスショーとしては、常に前面にスターがいて、客席との一体感がある感じで、この手のコンサートタイプの宝塚演目には悪くない会場だと思いました。
炎や水の映像が揺らめいて、豹柄衣装にブーツスタイルの男役がターンをキメ、セクシー衣装の娘役が登場して絡み・・・。
あ、娘役については、美女ポジの夢咲ねねちゃん、早乙女わかばちゃんがバウに、音羽みのりちゃんがドラマシティにとられてしまった関係で、全体的にちょっと薄くなっていますね・・・。
カワイ子ちゃんの綺崎愛理ちゃんがレオンを導く謎の少女・・・というポエムとともに白いドレスで場面場面の合間にヒラヒラと無言で舞って(綺崎愛理ちゃんの正しい使い方)いるのは良いとして、全回白華れみちゃんがカッコいいショーガールを金髪ショートボブでシャープに演じた「バ―レスク」の場面のセンターを務めた夢妃杏瑠ちゃんも上手いけどれみちゃんほどの華はなく、、、
その分、上級生歌姫ポジの音花ゆりちゃんがレオンくんと一曲踊っていたりもしますが、やはり音花さんには後方でしっかりとお歌を任せているのがよろしいかと・・・。
と、前回と比べてちょっとだけダウン?する場面もなきにしあらずで、お着替えの時間稼ぎか、メドレーで歌上手とはいえないヒトまで、最下級生に至るまで歌い継いでいる場面などは、ちょっと・・・苦しかったり・・・もするのですが、先の「心はいつも」のチエコトデュエダンのような神場面もあるので、全て均すと、
スタイリッシュで楽しくて親しみやすい星組らしいショー・コンサートだった!という感じでしょうか^^
オープニングは先述のとおり、THE豹柄でとてもカッコいい。
照明の効果か、ちょっとピンクっぽく見えるのもお洒落感満載で。
このヒョウの衣装好き。娘役のセクシーなのも好き。
1幕の記憶の少女(綺崎愛理)に導かれ・・・にポエムが付いていて、懐かしのショー「ボレロ」を思い出してしまいました 。
「ちえちゃん」は、母が十輝さんに変っただけで、相変わらずの家族構成で。
またかと思わないでもありませんでしたが、やはり心温まる歌と家族風景で、心地よい涙が。
ツーと^^;
夢妃杏瑠ちゃん率いるローズ・ピンク&黒の「バ―レスク」はレミちゃんの時にはブロードウェイ・ショーのゴージャス感とスピード感いっぱいでしたけど杏瑠ちゃんのバ―レスクはレトロなショー、という感じ。
悪くはないです全然。好みによるのかも。わたくしはレミちゃんのが好きでしたが。
続いて、一際引き締まったイイ女が・・・黒髪ショートに白くまぶしく光る銀ラメタキシードベストを素肌に着て黒いショーツとストッキングの鶴美舞夕さん。男役でも職人的にダンサーとしての精進を重ねた姿が神々しい彼女、プレーボーイ柚希さんのちょっかいをクールにいなしつつ、浮気は許さないわよ的なストーリー仕立てのショーダンスがカッコよくて観ごたえあり。
ただ、大の字リフトでの回転や鶴美さんのお衣装は前回と変わらない感じなので、せっかくダンサー2人の場面なのだから、全然違った演出&振付が観たかったかも。
そして登場、噂の、今回の目玉、「LADY REON」
まさかの柚希さん女役!
鬘は3種類で、わたくしが観た時は両方とも金髪ショート・ボブでショーガールらしくてステキ。
柚希さんも一番のお気に入りらしい。
あと、初日は藤井センセイ一押しの金髪ストレートロング。これは柚希さん的には「腕の筋肉の微妙な動きをおみせできなくなってしまうので・・・」とちょっと不本意なのだそう(笑)
GOLDのビスチェにショートパンツ、ブーツジャケットといった出で立ちで、なんといいますか・・・^^;
もちろん逞しくはあるけれど、一般人に比べると細いしスタイル抜群で、お顔だってキレイと言えると思うのですが、何でしょう、この何とも言えない力強いオ―ラ。ラメをふったデコルテからも筋肉がはりめぐらされた太腿からもムンムンとパワーが・・・。途中、パートナー役のまさこさん(十輝)がそのジャケットを剥いて肩が出るのですが、それも色っぽいというよりは・・・以下自粛^^;
初日にはあまりの驚きに客席から笑いが起きたとか・・・。
レオンくん的にはショックだったみたいで最後の御挨拶のときに「レディレオンのときにわらわないでください」とおっしゃったそうです。乙女心かしら。カワイイですね^^v
わたくしの感想は・・・バイオニック・ジェニーだわ・・・でした。
その後(前?)妖しいホストクラブ、となり、(ここ、赤いロングドレスの娘役が絡むのですが、驚くほどに美女がいなくて衝撃でした・・・ホストは皆カッコいいのに!)
あ、ホストクラブでカップルになっているのにレディレオンが登場して彼がそちらに釘付けになってしまい彼女が怒って帰ってしまったり嫉妬したり、ここ、小芝居がいっぱいあって楽しかったですv
このあと、レディレオンの代わりに紫タキシードのレオンくんが登場し男役たちとタンゴを踊る。
文句なしにカッコいい、MyFavorite場面。
続いて1人舞台に残った柚希さんが舞台中央に降り注ぐ雨にずぶぬれになりながらミュージカル「モーツアルト」のナンバー「影を逃れて」を熱唱。
紫タキシードは素晴らしい撥水加工が施されていることが分かる場面です・・・
・・・じゃなくて!
柚希さんが素晴らしい!ヘアスタイルもお化粧も気にせず、どんどん雨に乱れてそのなかで乱れて乱れて
心乱れる歌を歌う姿に圧倒されました。
もう一幕だけでも相当満足!
ありがとう!の気持ちで迎えた2幕。
2階席にまさこさん登場!
栗色のショートボブでベストとスカート、白ブラウスのフォーラムの客席案内嬢です。
食欲の秋ですね~何が食べたいですか?今、などとゆるゆると客席をいじりながらのご登場。
1階席にはべにこさんが。後輩案内嬢設定で、なりきっているのが可笑しい。
御約束のアヒルちゃんのようなレオンくんファンの少女設定の柚希さんも絡んでひとしきり客席で大騒ぎ^^
で、開演すると舞台はまさかのベルばらのOPENING!
琴ちゃんセンターの小公子で「御覧なさい」
例の金髪マッシュルームボブの前髪を少し横わけっぽくアレンジして子供っぽく可愛らしい振りで元気に歌う礼真琴ちゃんがカワイイことったら♪
そして薔薇タン!
ボレロ!真っ赤なラメ衣装で踊る柚希・紅。
柚希さんは堂々と紅さんは緊張気味に。でも細身の美女で、金髪ショートのサイド髪飾りのスタイリングもお似合いで。
それにしても、植田大先生のベルばらをよくぞショーで使わせていただけたわね、ダイスケ・フジイ、GJと心の中で褒める(なにゆえ上から目線?)
このベルばらにはなんとエトワールまでついていて、紫りらちゃんが美声を聴かせます。
紫りらちゃんと言えば、「メイちゃんの執事」で大門役の礼真琴ちゃんが仕える少女(というか子供)で、宝塚離れした小ささとみっちりしたお顔と身体で礼真琴ちゃんがヒョイと肩に乗せるようにした記憶が・・・。
今はゴージャスなドレスでエトワール・・・胸熱
ちえこ、べにこ、まさこトークの流れで「レオンくんにやってほしい役」というファントークになり、
まずべにこが「僕は・・・出て行くよ」とまさかの風共。「さよーならーさよーならー」
サヨナラは夕映えの中にを朗々と。
まさこさんは「死ねばいい」
で、始まったお歌が・・・??これは・・・わざと?それとも・・・?
難しい曲とは知りつつも音程が凄いことになっていますけど?!
そしてそして・・・
レオンくんは・・・
ティボルト!キタ!!
「初めて女を知ったのは・・・」
今日こそその日。
はい、ちゃんとあの通り娘役をはべらしています^^
残念ながら著作権?故、同じ衣装をコンサートで使うことはまかりならぬらしく、他の作品の赤いお衣装で。
それにしても、この力強いティボルトの焦燥と熱情溢れる名曲が柚希さんのハスキーボイスにぴったりで!
その後はショーメドレー。
ノバボサから始まって、レオンくんが今までに出演したショーのナンバー全てをメドレーで、ということで、本当に全員が大車輪で色々な人が歌のパートを担って。
これは昔からのファンにはたまらないでしょうね!
わたくしは解りやすく「ボレロ」からテンションあがりました^^
そして客席降り。なんと、2階席上手に紅君、下手にまさこさん、そして3階に柚希 さんが!
1階は1階で若手が!もう、目が足りなくて大変!
席近くに来てくれたカワイイ笑顔の娘役さん 完全に逆光でお顔の判別が出来なかったのが残念でしたが。
そしてそして・・・
白いミディ丈のサンドレス姿のコトちゃんが出て来た!
「心はいつも」
なんとも胸キュンの裸足で海辺で若い2人のデート、的な素敵な素敵なデュエットダンス。
2人がシンメトリ―にジャンプしたり、ポーズ決めたりするので、男役娘役ともに同レベルのダンサーであることが求められる難曲ですが、琴ちゃん、きれいにシンメにみえるようにちょっと高めに飛んだり、調節しつつ、本当に合わせてきていました。
それでいて、視線や愛が溢れんばかりの笑顔や・・・もう・・・(泣)
観たかったレオンくん、観たかった琴ちゃん、観たかったデュエットダンスの姿、
男役としてキザる姿も様になりつつある琴ちゃんの、でも時々娘役的なダンス(ロミジュリの「愛」)や役(台湾公演)を振られると可憐でレオンくんとの並びも良く、ねねちゃんの後、娘役としてTOPに就任して、レオンくんとダンサーコンビとして伝説のカップルになってくれても良いかも・・・という妄想が今現実のものとして提示されて!
他にも、色々・・・。
黒スーツにオレンジフリルのブラウスの男役たち、麻央祐希ちゃんが黒髪ショートのかつらに大きなアシンメトリーな羽を背負ったダルマ(レオタード)に美脚で皆の間を練り歩いて階段上で揺れているだけで華やぐ場面とか、
背景の映像に幻想的な黄色の蝶々がひらひらする中、若手男役がカラフルなドレスでレオンくんを惑わす場面とか。ここ、しーらん(壱城あずさ)がリアルにツンデレのカワイ子ちゃんで・・・。
彼女は星男らしい押し出しのあるショースターですが、見た目が曲線的で小作りな可愛らしいお顔立ちなので、本当に女装?すると美少女になるのですよね。
あ、3日に客席にお姉さまがいらしていて、べにこさんに紹介されていらっしゃいましたが、しーらんそっくりのキレイなお姉さまでした^^
れんたくん(如月蓮)がレオンくんにねっとり絡むところ、本当は女性なのに::Newハーフのお姐さんにしか見えなかったのがスゴイ。
でも皆さん御綺麗でした。
で、気が付いたらもう、終わりに近づき皆黄色のVネックにサングラスをひっかけたプリントのツアーTシャツ姿になっていて(涼さんのデザインだそうです^^)Rising Sun?!
エグザイルの曲が今の星組にピッタリで、藤井センセイNICE選曲!
それにしても、やっぱり星組って楽しい。
ショースターレオンくん、
舞台化粧顔がとても好きなまさこさん、
今My一押し若手の礼真琴くん
新公ベンヴォーリオで評価されて今回結構センターで歌う場面をもらっていた夏樹れいちゃん、
緊張知らずの軽妙なトークでヅカを超えたスター性を感じる紅さん、
・・・目が足りません。
博多に行かれる方、期待なさってくださいね
わたくしは、ムラで風共A,Bパターンと
轟さんねねちゃんの「第2章」を観て参ります
東京国際フォーラム ホールCにて開催されていた
宝塚星組公演、「REON!!Ⅱ」、終わりましたね^^
そして博多へ・・・
(10月16日(水)~10月28日(月))と続き、星担の友人たちはこぞって博多公演を楽しみにしているので
終わった感は薄いのですが・・・
東京で打ち止めのわたくしですが、もっともっと!と言うよりは、存分に楽しめた、ありがとう!という公演でした。
10月3日(木)の夜公演が初回観劇で、2階席一列目センターと言う、全体を把握するのにBESTな位置で。
この日はTOPスター柚希礼音さんのファンクラブの総見日で3階席は大盛り上がり。
2回目はDVD収録の8日15:30公演で、この日はキキちゃんを始め花組さんたちがいらして客席も華やか。
1階席前方で、客席降りも楽しめました。
この時期、星組は3グループに別れての公演で・・・。
ひとつは、このTOPスター柚希礼音スペシャルライブで東京国際フォーラムと博多座。
もう一つは娘役TOPの夢咲ねねちゃんと若手美人娘役早乙女わかばちゃんと専科の轟悠さん、もと星組組長専科の英真なおきさんの4人で演じるニ―ル・サイモン脚本の「第2章」
3つめが、3番手男役スター真風涼帆主演で梅田のドラマシティと東京青年館でのジキルとハイド。
「レオンⅡ」では、2番手紅ゆずるさんと柚希さんと同期の長身男役十輝いりすさん、新公主演のスーパー下級生礼真琴くんが大活躍。
紅さんは2番手らしく、自分が芯で、若手男役をバックに歌う場面もありますが、彼女のバラエティ的センスの高さを存分に活かしたフリートーク炸裂の「客席案内係のベニコさん」昭和のちびまるこちゃん一家のような柚希さんが自分の家族をテーマに歌うしんみりさせるハ―トウォーミングな場面「ちえちゃん」ではコミカルな父親をジェスチャーで、と「REONⅠ」で好評だったキャラクターを引き継ぐとともに、ベルばらパロディ場面では有名なフィナーレナンバー「薔薇タン(薔薇のタンゴ)」での女役に挑戦、と様々な魅力を発揮します。
十輝さんは、ベニコさんの先輩まさこさんとしておしとやかでおっとりとした女性の先輩姿がハマり、また「ちえちゃん」場面で前回は真風涼帆くんがおっとりと演じた和服に割烹着の母をこれまた美人で同じくおっとり優しい母として演じたかと思うと、長身美貌を活かして、柚希さんの女装?「レディ・レオン」の男性パートナー役もばっちり。
礼真琴ちゃんは・・・あらゆる重要な場面ではソロで歌いまくり(特にレディ・レオンの場面は上手すぎ!)、「心はいつも」の白いワンピースにロングの鬘で、同じくシャツとくるぶしを出した白いパンツ姿の柚希さんとのデュエットダンスをふたりとも裸足で爽やかに、ダンサーどおしの遠慮のない存分に伸びやかなダンスを魅せてくれて・・・しかも下級生離れした余裕感は一体何なんでしょうね、この人は!(褒めてます)
TOP娘役がいない分、色々な男役が女装?してダンスのペアのお相手役を務めます。
ちえねねで人気を博している華やかなTOPコンビももう5年。何作も(再演=ロミジュリ、1,2=めぐりあいは再び)組んできた今、ちょっと離れて、新味を出す、と言う意味でも良い企画。
このショーのスタイリッシュな面を印象付けるOPENINGが素晴らしくフジイダイスケQUALITY。
豹柄衣装の男役がずらりと居並んで各々キメポーズで始まり、一気に客席のテンションが上がります。
宝塚を国際フォーラムで、というのは初めてらしいのですが、フォーラムの舞台は奥行きが狭い分、階段を少し設けて、背景にBASARAの時のように映像を映し出して変化と奥行きを出していく趣向。
舞台SETを置く芝居では配置が難しかったかもしれませんが、ダンスショーとしては、常に前面にスターがいて、客席との一体感がある感じで、この手のコンサートタイプの宝塚演目には悪くない会場だと思いました。
炎や水の映像が揺らめいて、豹柄衣装にブーツスタイルの男役がターンをキメ、セクシー衣装の娘役が登場して絡み・・・。
あ、娘役については、美女ポジの夢咲ねねちゃん、早乙女わかばちゃんがバウに、音羽みのりちゃんがドラマシティにとられてしまった関係で、全体的にちょっと薄くなっていますね・・・。
カワイ子ちゃんの綺崎愛理ちゃんがレオンを導く謎の少女・・・というポエムとともに白いドレスで場面場面の合間にヒラヒラと無言で舞って(綺崎愛理ちゃんの正しい使い方)いるのは良いとして、全回白華れみちゃんがカッコいいショーガールを金髪ショートボブでシャープに演じた「バ―レスク」の場面のセンターを務めた夢妃杏瑠ちゃんも上手いけどれみちゃんほどの華はなく、、、
その分、上級生歌姫ポジの音花ゆりちゃんがレオンくんと一曲踊っていたりもしますが、やはり音花さんには後方でしっかりとお歌を任せているのがよろしいかと・・・。
と、前回と比べてちょっとだけダウン?する場面もなきにしあらずで、お着替えの時間稼ぎか、メドレーで歌上手とはいえないヒトまで、最下級生に至るまで歌い継いでいる場面などは、ちょっと・・・苦しかったり・・・もするのですが、先の「心はいつも」のチエコトデュエダンのような神場面もあるので、全て均すと、
スタイリッシュで楽しくて親しみやすい星組らしいショー・コンサートだった!という感じでしょうか^^
オープニングは先述のとおり、THE豹柄でとてもカッコいい。
照明の効果か、ちょっとピンクっぽく見えるのもお洒落感満載で。
このヒョウの衣装好き。娘役のセクシーなのも好き。
1幕の記憶の少女(綺崎愛理)に導かれ・・・にポエムが付いていて、懐かしのショー「ボレロ」を思い出してしまいました 。
「ちえちゃん」は、母が十輝さんに変っただけで、相変わらずの家族構成で。
またかと思わないでもありませんでしたが、やはり心温まる歌と家族風景で、心地よい涙が。
ツーと^^;
夢妃杏瑠ちゃん率いるローズ・ピンク&黒の「バ―レスク」はレミちゃんの時にはブロードウェイ・ショーのゴージャス感とスピード感いっぱいでしたけど杏瑠ちゃんのバ―レスクはレトロなショー、という感じ。
悪くはないです全然。好みによるのかも。わたくしはレミちゃんのが好きでしたが。
続いて、一際引き締まったイイ女が・・・黒髪ショートに白くまぶしく光る銀ラメタキシードベストを素肌に着て黒いショーツとストッキングの鶴美舞夕さん。男役でも職人的にダンサーとしての精進を重ねた姿が神々しい彼女、プレーボーイ柚希さんのちょっかいをクールにいなしつつ、浮気は許さないわよ的なストーリー仕立てのショーダンスがカッコよくて観ごたえあり。
ただ、大の字リフトでの回転や鶴美さんのお衣装は前回と変わらない感じなので、せっかくダンサー2人の場面なのだから、全然違った演出&振付が観たかったかも。
そして登場、噂の、今回の目玉、「LADY REON」
まさかの柚希さん女役!
鬘は3種類で、わたくしが観た時は両方とも金髪ショート・ボブでショーガールらしくてステキ。
柚希さんも一番のお気に入りらしい。
あと、初日は藤井センセイ一押しの金髪ストレートロング。これは柚希さん的には「腕の筋肉の微妙な動きをおみせできなくなってしまうので・・・」とちょっと不本意なのだそう(笑)
GOLDのビスチェにショートパンツ、ブーツジャケットといった出で立ちで、なんといいますか・・・^^;
もちろん逞しくはあるけれど、一般人に比べると細いしスタイル抜群で、お顔だってキレイと言えると思うのですが、何でしょう、この何とも言えない力強いオ―ラ。ラメをふったデコルテからも筋肉がはりめぐらされた太腿からもムンムンとパワーが・・・。途中、パートナー役のまさこさん(十輝)がそのジャケットを剥いて肩が出るのですが、それも色っぽいというよりは・・・以下自粛^^;
初日にはあまりの驚きに客席から笑いが起きたとか・・・。
レオンくん的にはショックだったみたいで最後の御挨拶のときに「レディレオンのときにわらわないでください」とおっしゃったそうです。乙女心かしら。カワイイですね^^v
わたくしの感想は・・・バイオニック・ジェニーだわ・・・でした。
その後(前?)妖しいホストクラブ、となり、(ここ、赤いロングドレスの娘役が絡むのですが、驚くほどに美女がいなくて衝撃でした・・・ホストは皆カッコいいのに!)
あ、ホストクラブでカップルになっているのにレディレオンが登場して彼がそちらに釘付けになってしまい彼女が怒って帰ってしまったり嫉妬したり、ここ、小芝居がいっぱいあって楽しかったですv
このあと、レディレオンの代わりに紫タキシードのレオンくんが登場し男役たちとタンゴを踊る。
文句なしにカッコいい、MyFavorite場面。
続いて1人舞台に残った柚希さんが舞台中央に降り注ぐ雨にずぶぬれになりながらミュージカル「モーツアルト」のナンバー「影を逃れて」を熱唱。
紫タキシードは素晴らしい撥水加工が施されていることが分かる場面です・・・
・・・じゃなくて!
柚希さんが素晴らしい!ヘアスタイルもお化粧も気にせず、どんどん雨に乱れてそのなかで乱れて乱れて
心乱れる歌を歌う姿に圧倒されました。
もう一幕だけでも相当満足!
ありがとう!の気持ちで迎えた2幕。
2階席にまさこさん登場!
栗色のショートボブでベストとスカート、白ブラウスのフォーラムの客席案内嬢です。
食欲の秋ですね~何が食べたいですか?今、などとゆるゆると客席をいじりながらのご登場。
1階席にはべにこさんが。後輩案内嬢設定で、なりきっているのが可笑しい。
御約束のアヒルちゃんのようなレオンくんファンの少女設定の柚希さんも絡んでひとしきり客席で大騒ぎ^^
で、開演すると舞台はまさかのベルばらのOPENING!
琴ちゃんセンターの小公子で「御覧なさい」
例の金髪マッシュルームボブの前髪を少し横わけっぽくアレンジして子供っぽく可愛らしい振りで元気に歌う礼真琴ちゃんがカワイイことったら♪
そして薔薇タン!
ボレロ!真っ赤なラメ衣装で踊る柚希・紅。
柚希さんは堂々と紅さんは緊張気味に。でも細身の美女で、金髪ショートのサイド髪飾りのスタイリングもお似合いで。
それにしても、植田大先生のベルばらをよくぞショーで使わせていただけたわね、ダイスケ・フジイ、GJと心の中で褒める(なにゆえ上から目線?)
このベルばらにはなんとエトワールまでついていて、紫りらちゃんが美声を聴かせます。
紫りらちゃんと言えば、「メイちゃんの執事」で大門役の礼真琴ちゃんが仕える少女(というか子供)で、宝塚離れした小ささとみっちりしたお顔と身体で礼真琴ちゃんがヒョイと肩に乗せるようにした記憶が・・・。
今はゴージャスなドレスでエトワール・・・胸熱
ちえこ、べにこ、まさこトークの流れで「レオンくんにやってほしい役」というファントークになり、
まずべにこが「僕は・・・出て行くよ」とまさかの風共。「さよーならーさよーならー」
サヨナラは夕映えの中にを朗々と。
まさこさんは「死ねばいい」
で、始まったお歌が・・・??これは・・・わざと?それとも・・・?
難しい曲とは知りつつも音程が凄いことになっていますけど?!
そしてそして・・・
レオンくんは・・・
ティボルト!キタ!!
「初めて女を知ったのは・・・」
今日こそその日。
はい、ちゃんとあの通り娘役をはべらしています^^
残念ながら著作権?故、同じ衣装をコンサートで使うことはまかりならぬらしく、他の作品の赤いお衣装で。
それにしても、この力強いティボルトの焦燥と熱情溢れる名曲が柚希さんのハスキーボイスにぴったりで!
その後はショーメドレー。
ノバボサから始まって、レオンくんが今までに出演したショーのナンバー全てをメドレーで、ということで、本当に全員が大車輪で色々な人が歌のパートを担って。
これは昔からのファンにはたまらないでしょうね!
わたくしは解りやすく「ボレロ」からテンションあがりました^^
そして客席降り。なんと、2階席上手に紅君、下手にまさこさん、そして3階に柚希 さんが!
1階は1階で若手が!もう、目が足りなくて大変!
席近くに来てくれたカワイイ笑顔の娘役さん 完全に逆光でお顔の判別が出来なかったのが残念でしたが。
そしてそして・・・
白いミディ丈のサンドレス姿のコトちゃんが出て来た!
「心はいつも」
なんとも胸キュンの裸足で海辺で若い2人のデート、的な素敵な素敵なデュエットダンス。
2人がシンメトリ―にジャンプしたり、ポーズ決めたりするので、男役娘役ともに同レベルのダンサーであることが求められる難曲ですが、琴ちゃん、きれいにシンメにみえるようにちょっと高めに飛んだり、調節しつつ、本当に合わせてきていました。
それでいて、視線や愛が溢れんばかりの笑顔や・・・もう・・・(泣)
観たかったレオンくん、観たかった琴ちゃん、観たかったデュエットダンスの姿、
男役としてキザる姿も様になりつつある琴ちゃんの、でも時々娘役的なダンス(ロミジュリの「愛」)や役(台湾公演)を振られると可憐でレオンくんとの並びも良く、ねねちゃんの後、娘役としてTOPに就任して、レオンくんとダンサーコンビとして伝説のカップルになってくれても良いかも・・・という妄想が今現実のものとして提示されて!
他にも、色々・・・。
黒スーツにオレンジフリルのブラウスの男役たち、麻央祐希ちゃんが黒髪ショートのかつらに大きなアシンメトリーな羽を背負ったダルマ(レオタード)に美脚で皆の間を練り歩いて階段上で揺れているだけで華やぐ場面とか、
背景の映像に幻想的な黄色の蝶々がひらひらする中、若手男役がカラフルなドレスでレオンくんを惑わす場面とか。ここ、しーらん(壱城あずさ)がリアルにツンデレのカワイ子ちゃんで・・・。
彼女は星男らしい押し出しのあるショースターですが、見た目が曲線的で小作りな可愛らしいお顔立ちなので、本当に女装?すると美少女になるのですよね。
あ、3日に客席にお姉さまがいらしていて、べにこさんに紹介されていらっしゃいましたが、しーらんそっくりのキレイなお姉さまでした^^
れんたくん(如月蓮)がレオンくんにねっとり絡むところ、本当は女性なのに::Newハーフのお姐さんにしか見えなかったのがスゴイ。
でも皆さん御綺麗でした。
で、気が付いたらもう、終わりに近づき皆黄色のVネックにサングラスをひっかけたプリントのツアーTシャツ姿になっていて(涼さんのデザインだそうです^^)Rising Sun?!
エグザイルの曲が今の星組にピッタリで、藤井センセイNICE選曲!
それにしても、やっぱり星組って楽しい。
ショースターレオンくん、
舞台化粧顔がとても好きなまさこさん、
今My一押し若手の礼真琴くん
新公ベンヴォーリオで評価されて今回結構センターで歌う場面をもらっていた夏樹れいちゃん、
緊張知らずの軽妙なトークでヅカを超えたスター性を感じる紅さん、
・・・目が足りません。
博多に行かれる方、期待なさってくださいね
わたくしは、ムラで風共A,Bパターンと
轟さんねねちゃんの「第2章」を観て参ります
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