いよいよ今日が千秋楽となった宝塚花組東京公演ですが、
すべりこみで20日の11:00公演に行って参りました。
幻想歌舞劇『太王四神記』-チュシンの星のもとに-
~韓国ドラマ「太王四神記」より~
脚本・演出/小池修一郎
実は、この公演は観るつもりではなく・・・
韓流ドラマにも花組さんにもあまり関心がなかったので、パスするつもりが、あまりに色々な方が
ブログなどで絶賛されているので気になり、会社のヅカファン同期に話したら彼女も全く同じ状況だった、ということで連れ立って祝日20日、雨の日比谷へ・・・
幸いにもチケットをGETできて2階席2列目で観劇。
壮大な歴史絵巻に相応しく、群舞あり、大掛かりなセットあり、なので全体のフォーメーションが楽しめる2階席がちょうど良かったかもしれません
お話は、ドラマを観ていないわたくしにはちょっと複雑?
韓国の創世記の神話からはじまり、2000年後の4世紀の高句麗で
「朱雀、白虎、青龍、玄武、4つの神器とその守り主がチュシンの王のもとに集うとき、地上に永遠の王国が築かれる」 という伝説のもと、チュシンの星が輝いた日に生まれた2人、王子タムドクと従姉妹のヨン・ホゲが、王位と4つの神器、炎をあやつる巫女キハの愛を巡って闘うという壮大な歴史ファンタジー。
ドラマではCGを駆使した映像で展開した部分を、宝塚の舞台でどう見せるか、が一つの見所。
創世記のシーンはナレーターを置いて、物語を舞台中央でスピーディに展開。
美術、セット、照明などがその演出を支え、単なる紙芝居に陥らないのが小池演出のキモ。
幼い頃から武道にすぐれたヨン・ホゲと、父王の配慮から周囲には愚か者と思わせてその実 文武にすぐれた王子としてエリート教育を受けるタムドクは仲の良い幼馴染。
一方、最高位の貴族に嫁ぐも自身の血筋に大いなる野心を抱く国王の異母妹、ヨン・ホゲの母は星のお告げのチュシンの王は我が子に相違ないと確信。
タムドクを退け、ヨン・ホゲを帝位につけるべく暗躍。
キハは幼い頃拉致されて、創世記から生きながらえてチュシンの国が出来た暁にはそれを乗っ取ろうとたくらむファチョン(火天)会の長老プルキルの支配下にあるが、表の顔は国の神事を司る天地神道の巫女。
その彼女と出会い恋に落ちるタムドク王子。
彼を愛しながら、プルキルにコントロールされる様が「白鳥の湖」のよう・・・とか、
真のチュシンの王の命を取ることはないといわれるエクスカリバーのような剣は「ニーベルングの指輪」のノートゥングのようにも見える・・・とか、4つの神器を見つける過程が「南総里美八犬伝」のようだとか・・
神話とロマンに満ち満ちた壮大な世界を小池演出は巧みな場面転換、キビキビした群舞、いやおうが上にドラマを盛り上げるBGMに徹した音楽・・・などで畳み掛けるように展開させます。
すべりこみで20日の11:00公演に行って参りました。
幻想歌舞劇『太王四神記』-チュシンの星のもとに-
~韓国ドラマ「太王四神記」より~
脚本・演出/小池修一郎
実は、この公演は観るつもりではなく・・・
韓流ドラマにも花組さんにもあまり関心がなかったので、パスするつもりが、あまりに色々な方が
ブログなどで絶賛されているので気になり、会社のヅカファン同期に話したら彼女も全く同じ状況だった、ということで連れ立って祝日20日、雨の日比谷へ・・・
幸いにもチケットをGETできて2階席2列目で観劇。
壮大な歴史絵巻に相応しく、群舞あり、大掛かりなセットあり、なので全体のフォーメーションが楽しめる2階席がちょうど良かったかもしれません
お話は、ドラマを観ていないわたくしにはちょっと複雑?
韓国の創世記の神話からはじまり、2000年後の4世紀の高句麗で
「朱雀、白虎、青龍、玄武、4つの神器とその守り主がチュシンの王のもとに集うとき、地上に永遠の王国が築かれる」 という伝説のもと、チュシンの星が輝いた日に生まれた2人、王子タムドクと従姉妹のヨン・ホゲが、王位と4つの神器、炎をあやつる巫女キハの愛を巡って闘うという壮大な歴史ファンタジー。
ドラマではCGを駆使した映像で展開した部分を、宝塚の舞台でどう見せるか、が一つの見所。
創世記のシーンはナレーターを置いて、物語を舞台中央でスピーディに展開。
美術、セット、照明などがその演出を支え、単なる紙芝居に陥らないのが小池演出のキモ。
幼い頃から武道にすぐれたヨン・ホゲと、父王の配慮から周囲には愚か者と思わせてその実 文武にすぐれた王子としてエリート教育を受けるタムドクは仲の良い幼馴染。
一方、最高位の貴族に嫁ぐも自身の血筋に大いなる野心を抱く国王の異母妹、ヨン・ホゲの母は星のお告げのチュシンの王は我が子に相違ないと確信。
タムドクを退け、ヨン・ホゲを帝位につけるべく暗躍。
キハは幼い頃拉致されて、創世記から生きながらえてチュシンの国が出来た暁にはそれを乗っ取ろうとたくらむファチョン(火天)会の長老プルキルの支配下にあるが、表の顔は国の神事を司る天地神道の巫女。
その彼女と出会い恋に落ちるタムドク王子。
彼を愛しながら、プルキルにコントロールされる様が「白鳥の湖」のよう・・・とか、
真のチュシンの王の命を取ることはないといわれるエクスカリバーのような剣は「ニーベルングの指輪」のノートゥングのようにも見える・・・とか、4つの神器を見つける過程が「南総里美八犬伝」のようだとか・・
神話とロマンに満ち満ちた壮大な世界を小池演出は巧みな場面転換、キビキビした群舞、いやおうが上にドラマを盛り上げるBGMに徹した音楽・・・などで畳み掛けるように展開させます。
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