2015年4月9日(木)18:30~
東京宝塚劇場にて
柚希礼音、夢咲ねね、星組を6年間牽引してきたTOPコンビのさよなら公演。
大御所演出家 柴田侑宏が柚希礼音のために書き下ろした大人のメロドラマを謝珠栄演出で・・という本作品はムラ遠征はしませんでしたが、東京では初日から3回観ています。
今夜は柚希さんに憧れて宝塚に入った華の95期首席入団実力派男役礼真琴、最後の柚希さん本役の新人公演主演ということで、楽しみに観て参りました。
3月下旬の春の陽気で咲き誇った桜が連日の雨、そして真冬並みの寒の戻りで冷え切った東京ですが、劇場内は熱気でいっぱい。
【主な配役】( )内は本役
アントニオ・デ・オダリス伯爵( 柚希 礼音 ) 礼 真琴
カテリーナ・デ・ラミレス( 夢咲 ねね) 綺咲 愛里
ビクトル・デ・アラルコン( 紅 ゆずる) 麻央 侑希
アロンソ・デ・バンデラス侯爵 (英真 なおき) 飛河 蘭
イレーネ・クラベス( 万里 柚美) 毬愛 まゆ
サンチェス( 美稀 千種) 拓斗 れい
パルメロ夫人( 毬乃 ゆい) 華鳥 礼良
セバスチャン・デ・ディアス( 十輝 いりす ) ひろ香 祐
ソニア( 音花 ゆり) 紫 りら
ベルドラン/セブンシーズ( 鶴美 舞夕 ) 凰羽 みらい
マリオ・フェルネスト( 壱城 あずさ) 瀬央 ゆりあ
ガスパール/クレメンテ( 如月 蓮) 音咲 いつき
モントーヤ夫人( 白妙 なつ ) 真衣 ひなの
クーロ( 海 隼人) 湊 璃飛
マルコス・ファビオ( 天寿 光希) 紫藤 りゅう
フロリンダ( 音波 みのり) 白鳥 ゆりや
セシリオ( 大輝 真琴) 夕渚 りょう
ルカルデ夫人( 愛水 せれ奈) 逢月 あかり
テレサ( 妃白 ゆあ) 美都 くらら
ラファエル・デ・ビスタシオ( 真風 涼帆) 天華 えま
ゴメス( 輝咲 玲央) 遥斗 勇帆
ドミンゴ( 瀬稀 ゆりと) 朝水 りょう
エレナ( 紫月 音寧) 澪乃 桜季
ジル( 夢妃 杏瑠) 七星 美妃
カミーロ/セブンシーズ( 夏樹 れい) 天路 そら
ゴンザーロ( 十碧 れいや) 漣 レイラ
ナディア( 珠華 ゆふ) 桜里 まお
花売り( 空乃 みゆ) 天乃 きよら
フリオ( 麻央 侑希) 桃堂 純
ベニート( 漣 レイラ ) 彩葉 玲央
ベラ( 毬愛 まゆ) 桜里 まお
レオポルド( 飛河 蘭) 隼 玲央
マルセリーノ・フェデリコ( 礼 真琴 ) 綾 凰華
イグナシオ( ひろ香 祐) 蒼舞 咲歩
アルヴィラ( 妃海 風) 真彩 希帆
セブンシーズ( 紫 りら) 妃海 風
サラ( 真衣 ひなの) 小桜 ほのか
エンリケ( 瀬央 ゆりあ) 天希 ほまれ
カマラ( 逢月 あかり) 美丘 安里
セブンシーズ( 音咲 いつき) 湊 璃飛
モニカ( 綺咲 愛里) 五條 まりな
セブンシーズ( 紫藤 りゅう) 蒼舞 咲歩
セブンシーズ( 天華 えま) 夕渚 りょう
セブンシーズ (真彩 希帆 ) 小桜 ほのか
礼真琴さんは舞台の出来はもちろん、公演後のご挨拶でも観客の心をぐっとつかむ才能があるなぁと改めて。。。
「柚希さんの最後のお役を…」で声が泣き声に小さくなって、「でも、絶対泣くってわかっていたんですけどでも言いたいので言わせて下さい!」と早口で
「柚希さんの最後の作品で新公主演をさせて頂いて幸せでした!」に拍手の中、客席のレオンくんから?
「わたしもしあわせです!」で顔をくしゃっとさせて…☆
ご挨拶自体は立派で 今までで一番お稽古期間が短い中、長の期の方や演出の上田久美子先生が引っ張ってくださり…から、お客様、上級生への感謝を
カーテンコールに応えて…では、一から百まで教えて下さった柚希さんを始め皆様からの教えと今日の経験を明日からの本公演に精一杯活かして参ります!と爽やかな決意表明でした
ご挨拶といえば、この公演が新公最後の麻央くんが、お芝居では押し出しも良く、さすがな感じだったのに、「この7年間を振り返って…」とか「世界にエンターテイメントは数あれど、唯一新人公演というシステムのある宝塚だからこそ、目標を持って頑張って来られた…」とか、随所で崩壊するのがまおくんらしくて可愛らしくて、後ろでそんなまおくんの一言一言に目で頷いて下がり眉になっている琴ちゃんとセットで可愛すぎでした
公演自体は琴ちゃんの芝居が本当にに良くなったなと。お衣装の着こなしもキレイで低めで豊かな声のせいで無理なく大人の男に見えます。歌の表現声の伸びやかさはもう本公演の別バージョンレベル。耳が幸せでした。
お化粧や表情もキレイ。
真彩希帆ちゃんは、出てきた瞬間は風ちゃんより更に地味?と思ったのも束の間、アルヴィラの意志の強さをセリフや歌であらわす瞬間のパンチの効かせ方がムチャクチャ上手い!
ショーの場面も歌い方の緩急、セクシーなジェスチャーの交え方が上手くて これはアラルコン公爵が手元に置いて甘やかすのも無理ない魔性だなと納得。
綺崎愛理ちゃんは本役の夢咲さんをお手本に無難にこなしていましたが、琴ちゃんとより紅くんや真風くんとの方がお似合いかも。あと、お衣装のサイズ直しが上手く行かなかったのかスタイルが良くみえなくて残念なところが何箇所か。
良かったのは見た目からして特別感のあるまおくんアラルコン(歌以外^^;)、リアルにダンディーで自慢の叔父貴な飛河蘭くん。
まさこさん(十輝)の役のひろ香くんは明瞭なセリフと歌で出来る軍人…でしたが、まさこさんのあのロングコートは似合っていませんでした。。 ひろかくん 決して小さくはないはずですが、ここはさすがまさこさん、という感じ。
れんたくん(如月)役の音咲くんカルナバルの司会者でいい感じにはじけてました^^
真風くん役の天華えまちゃんは彫りが深くて涼やかな目元で歌は安定。セリフはなんでもない 昔の船を訪れて甲板掃除の水兵たちを捌けさせる、といったセリフが軽すぎて違和感。真風くんってやっぱりベテランスターなのだなと再認識。
カルナバルの旗振りなど、少人数で迫力の群舞を表現しなくてはならない場面も一人ひとりが躍動感を出してよく頑張っていたと思います。
良い新人公演でした
東京宝塚劇場にて
柚希礼音、夢咲ねね、星組を6年間牽引してきたTOPコンビのさよなら公演。
大御所演出家 柴田侑宏が柚希礼音のために書き下ろした大人のメロドラマを謝珠栄演出で・・という本作品はムラ遠征はしませんでしたが、東京では初日から3回観ています。
今夜は柚希さんに憧れて宝塚に入った華の95期首席入団実力派男役礼真琴、最後の柚希さん本役の新人公演主演ということで、楽しみに観て参りました。
3月下旬の春の陽気で咲き誇った桜が連日の雨、そして真冬並みの寒の戻りで冷え切った東京ですが、劇場内は熱気でいっぱい。
【主な配役】( )内は本役
アントニオ・デ・オダリス伯爵( 柚希 礼音 ) 礼 真琴
カテリーナ・デ・ラミレス( 夢咲 ねね) 綺咲 愛里
ビクトル・デ・アラルコン( 紅 ゆずる) 麻央 侑希
アロンソ・デ・バンデラス侯爵 (英真 なおき) 飛河 蘭
イレーネ・クラベス( 万里 柚美) 毬愛 まゆ
サンチェス( 美稀 千種) 拓斗 れい
パルメロ夫人( 毬乃 ゆい) 華鳥 礼良
セバスチャン・デ・ディアス( 十輝 いりす ) ひろ香 祐
ソニア( 音花 ゆり) 紫 りら
ベルドラン/セブンシーズ( 鶴美 舞夕 ) 凰羽 みらい
マリオ・フェルネスト( 壱城 あずさ) 瀬央 ゆりあ
ガスパール/クレメンテ( 如月 蓮) 音咲 いつき
モントーヤ夫人( 白妙 なつ ) 真衣 ひなの
クーロ( 海 隼人) 湊 璃飛
マルコス・ファビオ( 天寿 光希) 紫藤 りゅう
フロリンダ( 音波 みのり) 白鳥 ゆりや
セシリオ( 大輝 真琴) 夕渚 りょう
ルカルデ夫人( 愛水 せれ奈) 逢月 あかり
テレサ( 妃白 ゆあ) 美都 くらら
ラファエル・デ・ビスタシオ( 真風 涼帆) 天華 えま
ゴメス( 輝咲 玲央) 遥斗 勇帆
ドミンゴ( 瀬稀 ゆりと) 朝水 りょう
エレナ( 紫月 音寧) 澪乃 桜季
ジル( 夢妃 杏瑠) 七星 美妃
カミーロ/セブンシーズ( 夏樹 れい) 天路 そら
ゴンザーロ( 十碧 れいや) 漣 レイラ
ナディア( 珠華 ゆふ) 桜里 まお
花売り( 空乃 みゆ) 天乃 きよら
フリオ( 麻央 侑希) 桃堂 純
ベニート( 漣 レイラ ) 彩葉 玲央
ベラ( 毬愛 まゆ) 桜里 まお
レオポルド( 飛河 蘭) 隼 玲央
マルセリーノ・フェデリコ( 礼 真琴 ) 綾 凰華
イグナシオ( ひろ香 祐) 蒼舞 咲歩
アルヴィラ( 妃海 風) 真彩 希帆
セブンシーズ( 紫 りら) 妃海 風
サラ( 真衣 ひなの) 小桜 ほのか
エンリケ( 瀬央 ゆりあ) 天希 ほまれ
カマラ( 逢月 あかり) 美丘 安里
セブンシーズ( 音咲 いつき) 湊 璃飛
モニカ( 綺咲 愛里) 五條 まりな
セブンシーズ( 紫藤 りゅう) 蒼舞 咲歩
セブンシーズ( 天華 えま) 夕渚 りょう
セブンシーズ (真彩 希帆 ) 小桜 ほのか
礼真琴さんは舞台の出来はもちろん、公演後のご挨拶でも観客の心をぐっとつかむ才能があるなぁと改めて。。。
「柚希さんの最後のお役を…」で声が泣き声に小さくなって、「でも、絶対泣くってわかっていたんですけどでも言いたいので言わせて下さい!」と早口で
「柚希さんの最後の作品で新公主演をさせて頂いて幸せでした!」に拍手の中、客席のレオンくんから?
「わたしもしあわせです!」で顔をくしゃっとさせて…☆
ご挨拶自体は立派で 今までで一番お稽古期間が短い中、長の期の方や演出の上田久美子先生が引っ張ってくださり…から、お客様、上級生への感謝を
カーテンコールに応えて…では、一から百まで教えて下さった柚希さんを始め皆様からの教えと今日の経験を明日からの本公演に精一杯活かして参ります!と爽やかな決意表明でした
ご挨拶といえば、この公演が新公最後の麻央くんが、お芝居では押し出しも良く、さすがな感じだったのに、「この7年間を振り返って…」とか「世界にエンターテイメントは数あれど、唯一新人公演というシステムのある宝塚だからこそ、目標を持って頑張って来られた…」とか、随所で崩壊するのがまおくんらしくて可愛らしくて、後ろでそんなまおくんの一言一言に目で頷いて下がり眉になっている琴ちゃんとセットで可愛すぎでした
公演自体は琴ちゃんの芝居が本当にに良くなったなと。お衣装の着こなしもキレイで低めで豊かな声のせいで無理なく大人の男に見えます。歌の表現声の伸びやかさはもう本公演の別バージョンレベル。耳が幸せでした。
お化粧や表情もキレイ。
真彩希帆ちゃんは、出てきた瞬間は風ちゃんより更に地味?と思ったのも束の間、アルヴィラの意志の強さをセリフや歌であらわす瞬間のパンチの効かせ方がムチャクチャ上手い!
ショーの場面も歌い方の緩急、セクシーなジェスチャーの交え方が上手くて これはアラルコン公爵が手元に置いて甘やかすのも無理ない魔性だなと納得。
綺崎愛理ちゃんは本役の夢咲さんをお手本に無難にこなしていましたが、琴ちゃんとより紅くんや真風くんとの方がお似合いかも。あと、お衣装のサイズ直しが上手く行かなかったのかスタイルが良くみえなくて残念なところが何箇所か。
良かったのは見た目からして特別感のあるまおくんアラルコン(歌以外^^;)、リアルにダンディーで自慢の叔父貴な飛河蘭くん。
まさこさん(十輝)の役のひろ香くんは明瞭なセリフと歌で出来る軍人…でしたが、まさこさんのあのロングコートは似合っていませんでした。。 ひろかくん 決して小さくはないはずですが、ここはさすがまさこさん、という感じ。
れんたくん(如月)役の音咲くんカルナバルの司会者でいい感じにはじけてました^^
真風くん役の天華えまちゃんは彫りが深くて涼やかな目元で歌は安定。セリフはなんでもない 昔の船を訪れて甲板掃除の水兵たちを捌けさせる、といったセリフが軽すぎて違和感。真風くんってやっぱりベテランスターなのだなと再認識。
カルナバルの旗振りなど、少人数で迫力の群舞を表現しなくてはならない場面も一人ひとりが躍動感を出してよく頑張っていたと思います。
良い新人公演でした
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