マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

 聖木曜日。 神戸も桜満開。  そして  『あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。』

2015-04-02 22:53:36 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

今日・4月2日。木曜日。春爛漫。

  神戸でも・・・        『桜の満開宣言』

     近所の小学校の桜                  淡い色がはかなく愛おしい。

   春の散歩は・・・
   一瞬、桜の心に重なり、自分の存在のはかなさを感じます。
   神よ! いつでも復活の、生の喜びに満たされますように!


    我が家でも・・・       『ボケの満開宣言』

   真っ赤のボケ。  真っ白のカスミソウ。          神の御業の不思議です

    4月は・・・
   花が咲き。 新しい小学生や社会人。 すべてが新しく輝く!
           希望に満ちて・・・生の喜びに満たされます。


  まだ『時』が満ちていない・・・     『蕾のチューリップ』

                            ヂューリップも私も・・・今日は沈黙です。

 
そして。
今日は『聖木曜日』

 

 イエスキリスト と 使徒・12人の 『最後の晩餐』 を記念する日です。
     そして。
   その『最後の晩餐』の席で、
     へりくだりの模範として、イエスが弟子たちの足を洗った 『イエスの洗足』を記念する日です。

 

 今日の『聖木曜日』からの三日間は、『聖週間』の中で特に尊重される、『主の過越の聖なる三日間』 です。
それは。
   明日の『聖金曜日・主の受難』 更に 明後日の『復活の主日』 へとつながる『三日間』です。


  イエスは・・・
  この世の命が明日終わるという前夜。

寝食を共にしてきた12人の弟子達 と共に・・・
         
『最後の晩餐』                    をしました。


我が家の食堂にかかる     『最後の晩餐』            レオナルド・ダ・ヴィンチ作

      続いて。
        『御言葉』は、その夜のイエスの様子 を語ります。

        『イエスは、
この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、
      世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛しぬかれた。』 
                                      ヨハネ福音書 13章1節

     十字架上での 死を迎える前夜・・・
イエスは、『世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛しぬかれた。』 のです
    そして。
この夜だけは、他の人と一緒ではなく、弟子たちだけと 『最後の晩餐』 をしました。

                            
そして。

         『最後の晩餐』 の席で・・・
   イエスは 『二つの遺言』 を制定しました。

遺言一つ目。      『愛の掟』

      『イエスは言われた。
「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」』
                               ヨハネ福音書 13章34節

    イエスは、 『愛の掟の模範』 も示されました。

      『イエスは、
 食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいで拭き始められた。』
                                      ヨハネ福音書 13章4&5節

         
聖木曜日の今日。 私の教会でも・・・      『洗足式』

我が教会。               司式司祭も、上着をぬいで手ぬぐいを腰にまとわれ、信徒の洗足。
                              私たち夫婦は今年はやむなく欠席。 昨年の写真です。
                  今晩は、夫婦で、自宅で、夫が『復活祭』で担当の朗読箇所の、分かち合いをしました。

     キリストは、最後の晩餐の席で、更に、弟子たちに話します。

        『イエスは、
    弟子たちの足を洗ってしまうと、上着を着て、再び席に着いて言われた。
       「主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、
        あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。
わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」』
                                                ヨハネ福音書 13章14&15節


       キリスト・イエスの私たちへの愛は、決して、変わることがありません。
イエスは、変わることのない御自分の人間への 『愛の印』 として、皆の足を洗いました。

そして。

遺言の二つ目。    『御聖体』

      『主イエスは
引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、
「これは、あなたがたのためのわたしの体である。私の記念としてこのように行いなさい」
                                             と言われた。』
                                   コリントの信徒への手紙Ⅰ 11章23&24節

        以前・・・
     キリストは、生前に、私たちに 、『約束』  しました。 
          
      『わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。』 と。
                                       マタイ福音書 28章20節
        そして・・・
     イエスは、御自分の 『約束』 を、
 『目に見える形』 で。 『キリストの体』『御聖体』 の設定で果たしました。
        つまり・・・
     イエスは、世の終わりまで、
   『御聖体』=『パン』の形で、私たちと共にいて下さり、
                 私たちを勇気付けて下さるのです。 

            『御聖体』 は 『永遠の命』 です。
『聖木曜日』の『最後の晩餐』 での 『二つ遺言』 は、イエスの人間への 『無上の愛の印』 です。

         
     イエスは、『最後の晩餐』で、弟子たちを愛しぬかれたように・・・
         私達・人間全員をも愛しぬかれる。 ということです。 

  御父 そして イエス そして 聖霊。 三位一体の神様! 感謝します。ありがとうございます。


皆様!
御訪問に心からの感謝を申し上げます。
私たちも、イエスの模範に倣って、お人の足を洗う程の愛を育てましょう! がんばりましょうね!