マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

漆黒の空の満月・・・『祈り』 そして 『物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。』

2022-10-11 04:00:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
10月11日。火曜日。晴れ。

朝4時。
  
    漆黒の空・・・       『満月』
 
                             神々しく、畏れ多いほどに美しい。

          何かに誘われるように・・・
           外に出てみました。

          そこには・・・

           『漆黒の空に満月』


       欠けることなく、真ん丸に、完成された月。
       穏やかに、すべてを神に任せて、満ち足りた月。


          今日は友人の大事な手術日です。
          不安な心の友のために、
          完全な姿の満月に向かって祈りました。


      『恵み豊かな神よ、
       私たちの生涯はあなたの手によって導かれています。
       御子イエスは私たちの苦しみを負い、悲しみを担ってくださいました。
       病の床にある兄弟のために祈ります。
       キリストとともに十字架を負う友人を、
          キリストの力によって強めてください。
       あなたの恵みによって健康を回復し、
       心からの感謝をささげることが出来ますように。』
           カトリック『祈りの友』より


そして。

今日は10月11日。年間第二十八火曜日。

『今日の入祭唱』

   『主はわたしの光、わたしの救い、わたしは誰を恐れよう。
  主はわたしの命の砦、わたしは誰の前におののくことがあろう。』
         詩編 27章1節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
    『神のことばは生きており、力を発揮し、
    心の思いや考えを見分けることが出来る。』
      ヘブライ人への手紙 4章12節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは話しておられたが、
  ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、
    その家に入って食事の席に着かれた。
   

   ところがその人は、
   イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、
                    不審に思った。

   主は言われた。
    「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、
      杯や皿の外側はきれいにするが、
     自分の内側は強欲と悪意に満ちている。

     愚かな者たち、
     外側を造られた神は、
     内側もお造りになったではないか。

      ただ、器の中にある物を人に施せ。
    そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。」』
       ルカによる福音書 11章37-41節


   今日のイエス様は、
   招待されたファリサイ派の人の食事の席で、
   ファリサイ派の人々の不信仰を非難します。


   イエス様は、
   律法に定められたとおりに、食事の前に手を洗わなかったので、
   ファリサイ派の人から、非難されました。
   その時に、
   ファリサイ派の方たちに話されました。

   ※律法の中心は、細かい規則を忠実に守ることではない。  
   ※律法の一番大切なことは、律法を守るときの『心』なのである。
    『規則』の厳守のみでは、『心』がおろそかになる。
   ※人は、人の前で恰好をつけることを大切にしがちである。
     外側がきれいでも、内側に『愛』がなければ、    
       偽善に終わる可能性がある。


    イエスの時代の人々は、
    『人々への施し』は、『心をきれいにする』と考えていました。
     『施し』は『自分を与えること』です。
      『隣人愛』の見える形なのです。


   私たちも、
   外目をきれいにするだけでなく、
   心の中もきれいにしたいものです。
   『隣人愛』を実行しながら、神から清めていただきましょう。
                  祈りましょう。
   

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
満月は、何も欠けることがないので、神聖な姿ですね。
今日も、私たちも欠けることがないように、穏やかな日でありますように。 お元気で!