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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

私に残された30年!

2007-07-04 02:34:13 | 父の日。母の日。結婚記念日。
   今日は息子夫婦と一緒に、91才の母を訪ねました。

「耳も遠くなり、目も見えにくくなり、足も不自由になり、味も分からなくなり、何もかも衰えていくわ。」と話す母。
91才の母は、美しかった面影を残しながらも、衰えています。
そして今日32才の誕生日を迎えた息子と、妊娠5ヶ月のお腹を抱える30才の息子嫁は、美しさの絶頂期で、
これからの人生の始まりの喜びで、生気に満ちあふれています。

息子夫婦が、赤ちゃんとして生まれてきて今日までの人生の、30年間と、
91才の母が、今の私の年齢の61才から今日までの人生の、30年間は、全く同じ長さの30年です。
しかし両者の30年間の質は、全く違うものです。
息子夫婦の今までの30年の人生は、それは豊かで、期待され、回りに喜びを与え、造り上げる、変化に満ちた30年間・・成長期の30年間でした。
母にも同じ長さの30年が与えられていました・・人が成長する成長期とは全く違う、変化の少ない30年間・・・ 
死を迎える前の熟成期の30年でしようか。 

61才の私は、両者のど真ん中です。 
私の眼の前にも、母に与えられた熟成期の30年間が、見えています。
私は今日、両者と共に話ながら、深~く考えさせられていました。
私の眼の前の30年間を、子供の成長期の長さで考えたら、その短さの現実に失敗することでしょう! 
残された30年を、熟成期としての長さで考えても、その短さに驚くことでしょう!
残された30年を、どのように過ごしましょうか やり直すことが出来ない30年間でもあります。
当座は、大好きな沢田研二と一緒に、
”その人の優しさが花に勝るなら、、その人の美しさが星に勝るなら、
君は両手を広げ、その人を守るがいい!! その人のために、体を投げ出す値打ちがある~~。
遠い明日に思うことは、愛する人のためだけでい~い。
と歌い、そして、愛する人の幸せのために祈っていることにしましょう!!


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