心を開くために・・
『食膳を共に・・。』 そして 『共にいる・・。』
『佐藤初女・イスキアの集い』 に、お嫁さんに誘われて、参加してきました。
イスキア活動
料理を作り、一緒に食べる。そして話したくなった人の傍らでじっとその人の話に耳を傾ける。ただそれだけ。
佐藤初女の
『森のイスキア』 そして 「食事は不思議な力を持っている。」
と『佐藤初女』
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『森のイスキア』
心を病んだ人がやって来る。 体を病んだ人がやって来る。
重いのやら、軽いのやら、荷物を背負ってやってくる。
そして
気が付けば、自分で荷物を降ろして帰っていく。
91歳の佐藤初女さん
小さいお体。でも、力あるきれいな声で、簡潔に語られる。
『森のイスキアを主宰するに至る経緯』
「奉仕のない人生は意味がない。奉仕には犠牲が伴います。犠牲の伴わない奉仕は真の奉仕ではない。」という神父の言葉に心を揺さぶられ・・
特別な能力も経済力もない自分に、「何ができるか?」 と考えながら歩いていた時、突然のひらめき・・
「私には心がある。心だったら汲めども汲めども無尽蔵にある」
この気づきから森のイスキアへと続く道の第一歩が始まりました。 と。
『食べる』とは。
「食事したりすることが『生きる』そのものだと私は思っています。
茹でるとか、切るとか、味付けするとかって、どこ1つ、おろそかにしてもおいしいものはできないし、大切にしなければできないので、『調理すること』が『生きる姿』そのものだと思うんですよね。
ごはん炊くのだって、米の研ぎ方とか、スイッチの入れる時間とか、もちろん水加減、できた時のほぐし方、よそい方、ご飯1粒ひとつぶが呼吸できるようにって。
おいしいと感じた時に今まで考えもしないことが、ふわっと出てくるんですね。
食べてみて、初めて見えない何かを感じてくれるんですね。
それは、直感っていうことでもありますが、直感というのも今突然出てくるのでなくて、今まで蓄積されたものが必要な時にぱっと出てくる。それが直感だと思うんですね。
今まで奥に入っていたものが 、『あっ、おいしい』と思った時に出てくる。
食べると・・
心の扉が開いて
・・順々に話し出してくれる。
話していると、自分で答えを見つけていくんですね。
食材は特別なものでなく、身近で手に入るものでやっています。
それをおいしく作るというところ。 それしかないんですね。
食卓に出して残っても、次に同じ形で出さない。 残ったものを使って、全く形を変えて、新しいものとして出すことを心がけています。
91歳の佐藤初女さんのお姿が、私の亡き母の91歳の姿に重なりました。
小さくなった体。 ゆったりと優雅な話し方や手さばき。 超越した人が持つ穏やかさと簡潔さ。 等等。 貫禄と品格と余裕です。
質問コーナー。
どこから始めればよいでしょうか?
「体験して「これは良い!」と確信したものを続けていかれれば・・」
うまくいかなくて?
「望みを多く持たないで・・自分の出来る範囲でね・・」
あれこれと不安が出てきて・・どうすれば?
「先を考えると不安が生まれます。3分後のことすら分からない。『今』を大事にすればいい。今出来ることをする。」
人生の秘訣は?
「美味しいものを作って・・皆と食べる。 生活が祈りです。」
優しい子を育てる方法は?
「親が子を、いつもどんな時にも、受け入れる、受容される子は優しさを覚えます。」
私の話を聞いてくれない。うまく行かない人とは?
「その方と話をしないことですね。そばにいるだけ。」
以上。
『佐藤初女・イスキアの集い』 の一部。 ご報告でした。 ご拝聴ありがとうございました
皆様!
今日も一日、美味しいものを食べて、素敵な日をお過ごし下さい
。
『食膳を共に・・。』 そして 『共にいる・・。』
『佐藤初女・イスキアの集い』 に、お嫁さんに誘われて、参加してきました。
イスキア活動
料理を作り、一緒に食べる。そして話したくなった人の傍らでじっとその人の話に耳を傾ける。ただそれだけ。
佐藤初女の
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心を病んだ人がやって来る。 体を病んだ人がやって来る。
重いのやら、軽いのやら、荷物を背負ってやってくる。
そして
気が付けば、自分で荷物を降ろして帰っていく。
91歳の佐藤初女さん
小さいお体。でも、力あるきれいな声で、簡潔に語られる。
『森のイスキアを主宰するに至る経緯』
「奉仕のない人生は意味がない。奉仕には犠牲が伴います。犠牲の伴わない奉仕は真の奉仕ではない。」という神父の言葉に心を揺さぶられ・・
特別な能力も経済力もない自分に、「何ができるか?」 と考えながら歩いていた時、突然のひらめき・・
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この気づきから森のイスキアへと続く道の第一歩が始まりました。 と。
『食べる』とは。
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茹でるとか、切るとか、味付けするとかって、どこ1つ、おろそかにしてもおいしいものはできないし、大切にしなければできないので、『調理すること』が『生きる姿』そのものだと思うんですよね。
ごはん炊くのだって、米の研ぎ方とか、スイッチの入れる時間とか、もちろん水加減、できた時のほぐし方、よそい方、ご飯1粒ひとつぶが呼吸できるようにって。
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食べてみて、初めて見えない何かを感じてくれるんですね。
それは、直感っていうことでもありますが、直感というのも今突然出てくるのでなくて、今まで蓄積されたものが必要な時にぱっと出てくる。それが直感だと思うんですね。
今まで奥に入っていたものが 、『あっ、おいしい』と思った時に出てくる。
食べると・・
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話していると、自分で答えを見つけていくんですね。
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それをおいしく作るというところ。 それしかないんですね。
食卓に出して残っても、次に同じ形で出さない。 残ったものを使って、全く形を変えて、新しいものとして出すことを心がけています。
91歳の佐藤初女さんのお姿が、私の亡き母の91歳の姿に重なりました。
小さくなった体。 ゆったりと優雅な話し方や手さばき。 超越した人が持つ穏やかさと簡潔さ。 等等。 貫禄と品格と余裕です。
質問コーナー。
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「体験して「これは良い!」と確信したものを続けていかれれば・・」
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「望みを多く持たないで・・自分の出来る範囲でね・・」
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「先を考えると不安が生まれます。3分後のことすら分からない。『今』を大事にすればいい。今出来ることをする。」
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「美味しいものを作って・・皆と食べる。 生活が祈りです。」
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「親が子を、いつもどんな時にも、受け入れる、受容される子は優しさを覚えます。」
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「その方と話をしないことですね。そばにいるだけ。」
以上。
『佐藤初女・イスキアの集い』 の一部。 ご報告でした。 ご拝聴ありがとうございました
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皆様!
今日も一日、美味しいものを食べて、素敵な日をお過ごし下さい
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マリアさん
佐藤初女さん、名前は存じて
います。 毎年一年に一回青森まで
佐藤初女さん会いにいかれる方が
いらっしゃるのでお名前だけ知って
おりました。
ふーむ、面白いですね。
違う所で動いてるんですね。
コメントありがとう! 嬉しいです!!
佐藤初女さんに、毎年、お会いに行かれるお知り合いががいらしゃるのですね!!
でも・・かずちさんは、お名前を知っておいで位だったのでしょうか?
私は、名前すら、まして、イスキア活動についてはまるで知りませんでした。 お嫁さんに誘われて・・始めて知った次第です。
91歳の佐藤初女さん!
精力的に、全国にそして外国へも、講演にそしてイスキア活動展開のために、動いておいでのようでした。
私が講演を聴きに行ったのは堺市。 そこでは、もう5回目の講演のようでした。
「来年も来ます。」と当然のようにおっしゃっていました。その時は92歳ですよね!
初女さんには、年齢は人間の当たり前事。 寿命は神の領域。
年齢は気にしないかのように・・・
質問コーナーで・・
「いらして下さい。でも私はいないことが多いです。 森のイスキアを巣立っていった方々や自主的においで下さる方々が、ボランティアで働いて下さっています。 森のイスキアにおいでの時は、直接連絡を取って、いつがいいのかを決めて下さい・・。」
「いいですよ。いつでも、私の家においでください・・。」(←予約必要とはおっさいませんでした)
お忙しい初女さんにお目にかかる方法は、2種あるように思いました。 森のイスキアに行ってお目にかかる方法。 そして 自宅でお目にかかる方法。
初女さんは、熱心なカトリック信者でした。
初女さんの『森のイスキア』のような働きをしておいでのカトリック信者は、とても多いです。
それも・・いろいろの働きがあって。人の働きは、信念の生き様でもありますね!
講演会は4時間になりました!!
講演後・・
次の、夕方からの講演に向かう初女さんと握手をする列が、入り口に出来ていました。
お嫁さんも、スタッフと友人で、並んだそうです。初女さんの手は、フワフワで温かい手だったそうです