マリアテレジアの独り言

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  小さな感動をつづります。

暮れの大仕事・・・『年賀状』 そして 『聖ヨハネ使徒福音記者』

2017-12-27 17:38:06 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
12月27日。新年まで残り4日間になりました。

暮れの大仕事。   『年賀状作成』
 
 来年は『いぬ年』  皆様にとってワンダフルな年でありますように!

年賀状作りは、
差し出す皆様を”お元気かな?”と思い出しながら、『私の今年一年間』をお知らせする、年末の大仕事です。
愛情込めて、差し出す『皆様の新年の幸せ』をお祈りする、年末行事、年末の『愛の大仕事』です。
   日本の素敵な慣習ですよね。 私もどうにか今年も出来上がりそうです。ほっ!

そして。

今日・12月27日は『聖ヨハネ使徒福音記者 祝日』です。
 
『聖ヨハネ使徒福音記者』

  今日は。
イエスに『愛する弟子』(ヨハネ19-26)と言われた弟子・『聖ヨハネの人生』をたどってみます。
     御一緒に、よろしくお願いいたします。

 
 『最後の晩餐でイエスにもたれかかるヨハネ イエスと三人の弟子』


   イエスと特に親しい三人の弟子の中の一人であったヨハネです。


ゼベダイの子ヤコブの兄弟の使徒ヨハネは、
ペテロとヤコブと共に『主の変容』を証しし、

 
『主の変容 と 三人の弟子』  真ん中の弟子がヨハネですね。 マルコ福音書9章2-3

ゲッセマネにおける『イエスの祈り』に立ち会うなど、
 
『イエスの祈り 天使に慰められるイエス』 ブロッホ作品。

 『イエスは、(いよいよ死が迫るのを知り)、ひざまずいてこう祈られた。
「父よ、御心なら、この杯を私から取りのけてください。
しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行なってください。」
すると、天使が天から現れて、イエスを力づけた。
イエスは苦しみもだえ、いよいよ切に祈られた。汗が血の滴るように地面に落ちた。』
         ルカ福音書 22章41-44節

   天から現れた天使は、イエスの祈りに答えた、『神の愛の答』だったのでしょうね。

また、聖霊降臨の後は、ペテロと共にエルサレム教会の指導者としても活躍した。
               『毎日の読書』より。

『今日の入祭唱』

『最後の晩餐の席で主のかたわらにいたヨハネは、
    天の国の神秘を示され

 
    いのちの言葉を全域に伝えた。』

 ヨハネは、
『ヨハネによる福音書』『ヨハネの手紙一』『ヨハネの手紙二』『ヨハネの手紙三』『ヨハネの黙示録』
 五書を書きました。


『今日の集会祈願』

『聖なる父よ、
あなたは使徒ヨハネを通して、わたしたちに御言葉の神秘を表してくださいました。
この使徒が伝える教えを正しく理解する力をお与えください。』


『今日の第一朗読 使徒ヨハネの言葉』

愛する皆さん、
御父と共にあったが、私たちに現れたこの永遠に命(主の御降誕)を、
私たちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。
 
 あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちとの交わりを持つようになるためです。』
         使徒ヨハネの手紙Ⅰ 1章1-4節

ヨハネは、
イエスの復活後、教会が宣教活動を展開していく中で、
ペトロとともに行動した、『権威ある者』として描写されています。使徒言行録3、1-11

『今日の福音 イエスの墓での出来事』

『マグダラのマリアは、
シモン・ペテロと、また、イエスが愛しておられた弟子のところに走って行って、彼らに告げた。
 「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、私たちには分かりません。」
 
 『主の墓』 今は、多くの人が訪れる『巡礼地』です。

『そこで、ペテロとそのもう一人の弟子(ヨハネ)は、外に出て墓へ行った。

もう一人の弟子(ヨハネ)の方が、ペテロより速く走って、先に墓についた。
身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中に入らなかった。

続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。

それから、先に着いたもう一人の弟子(ヨハネ)も入ってきて、見て、信じた。』
    ヨハネ福音書 20章2-8節

復活の日
共に墓に走ったペトロと『イエスが愛しておられた弟子』の二人は、
「イエスは必ず死者の中から復活されることになっている」という『イエスの言葉』をまだ理解していませんでした。
  しかし、『イエスが愛しておられた弟子』だけが「見て、信じた」のです。

ヨハネは、復活の象徴の『亜麻布』を最初に見て、
『復活』を一気に理解して、始めて信じた弟子になったのでしょうか?




『今日の拝領唱 』

『永遠の愛である父よ、
  御言葉が人となられたことを、
 
  聖ヨハネの証言によって信じます。』


ヨハネは、
自分の書いた『福音書』に、『愛』を強調しました。
『愛』は、イエスが最後の晩餐の席で、弟子たちに与えた、『新しい掟』の『テーマ』でした。

  『新しい掟』=『わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい』
『互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる』

                ヨハネ福音書 13章34&35節

『イエスが愛しておられた弟子』・ヨハネは、
自分の呼称の通り『愛』によって、イエスを証言したのです。

 
『イエス亡き後の聖ヨハネ』

イエスの十字架のそばに留まったのは、
『その母と母の姉妹・クロバの妻マリアとマグダラのマリア』と『イエスの愛する弟子・ヨハネ』でした。

イエスは、十字架上から、

信頼する4人に、『最後の言葉』をかけます。
『母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。』
『それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」

その時から、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。』
 
 『弟子ヨハネと母マリアが共に住んだ家』 今では、多くの人が訪れる『巡礼地』です。    
     以上。ヨハネ福音書 19章25-27節

  『これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。
    わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている』

             ヨハネ福音書 21-24
以上。
 『イエスの愛する弟子』:『聖ヨハネ使徒福音記者』の信仰の人生の振り返りでした。  
使徒ヨハネは、イエスの復活に力づけられ、すべてをささげて、『十字架のキリスト』を宣べ伝えました。

   私たちも、イエスの愛に力づけられ、『愛する人』になりたいものですね。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年の残り4日間。寒い日が続いています。お元気で年を越されますように!

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