毎日、切出し小刀を持って高校に行った。
商店街の、刃物専門店で買った、
鞘付きの、刃渡り5センチ位の切出しで、
お店のおばさんが、一生物ですよと言った逸品
毎日、毎時間、偏執的に鉛筆を削っていた。
・・・迷惑な奴。
今考えれば、結構な凶器にもなる代物なんだけど、
実際、うっかり手が滑った時の傷跡が、
今も、掌に3センチ位しっかり刻み込まれている。
だけど、
授業中、筆箱から出して鉛筆を削っていても、
持って来るなと言われた覚えがない。
うるさいから注意しようと思ったと言われたくらいで、
・・・その点は、深く反省している。
でも、
私が切出しを持っていることは、気にならなかったらしい。
刃物屋のおばさんも、なんの心配もなく売ってくれた。
あの頃、刃物はただの道具で、凶器じゃなかった。
一人暮らしをはじめて、出刃包丁を買った。
刃物が好きだったので。
毎晩、包丁を枕の下に置いて眠った。
時代劇みたいで、なかなか、悪くなかった。
ただ、やっぱり誰かに怪我でもさせたらまずいので、
いつのまにか、そういう習慣はなくなった。
でも、相変わらず、刃物は好き。
・・・
夢の中で、
自分の胸に、ナイフを突き立てていた。
夢なのに、赤い血が流れた。
死なないなと思いながら、突き刺していた。
刃物、好きだからなぁ・・・。
肋骨の間に突き刺すなら、柳刃がいいんじゃないかな。
でも、意外に厚みがあるから、うまくいかないだろうな。
それに、実際に切れると、めちゃくちゃ痛いからな。
相変わらず、私のもとには何代目かの切出し小刀がある。
今は、鉛筆を削る必要はなくなったけれど、
分厚い刃の無骨さが、なかなか捨てがたく愛用する。
やっぱり、刃物は好きだ。
いいかげん、包丁を研がなくてはいけない。
※ 小学校からの愛用品
鉈、小型の出刃包丁、鎌等
商店街の、刃物専門店で買った、
鞘付きの、刃渡り5センチ位の切出しで、
お店のおばさんが、一生物ですよと言った逸品
毎日、毎時間、偏執的に鉛筆を削っていた。
・・・迷惑な奴。
今考えれば、結構な凶器にもなる代物なんだけど、
実際、うっかり手が滑った時の傷跡が、
今も、掌に3センチ位しっかり刻み込まれている。
だけど、
授業中、筆箱から出して鉛筆を削っていても、
持って来るなと言われた覚えがない。
うるさいから注意しようと思ったと言われたくらいで、
・・・その点は、深く反省している。
でも、
私が切出しを持っていることは、気にならなかったらしい。
刃物屋のおばさんも、なんの心配もなく売ってくれた。
あの頃、刃物はただの道具で、凶器じゃなかった。
一人暮らしをはじめて、出刃包丁を買った。
刃物が好きだったので。
毎晩、包丁を枕の下に置いて眠った。
時代劇みたいで、なかなか、悪くなかった。
ただ、やっぱり誰かに怪我でもさせたらまずいので、
いつのまにか、そういう習慣はなくなった。
でも、相変わらず、刃物は好き。
・・・
夢の中で、
自分の胸に、ナイフを突き立てていた。
夢なのに、赤い血が流れた。
死なないなと思いながら、突き刺していた。
刃物、好きだからなぁ・・・。
肋骨の間に突き刺すなら、柳刃がいいんじゃないかな。
でも、意外に厚みがあるから、うまくいかないだろうな。
それに、実際に切れると、めちゃくちゃ痛いからな。
相変わらず、私のもとには何代目かの切出し小刀がある。
今は、鉛筆を削る必要はなくなったけれど、
分厚い刃の無骨さが、なかなか捨てがたく愛用する。
やっぱり、刃物は好きだ。
いいかげん、包丁を研がなくてはいけない。
※ 小学校からの愛用品
鉈、小型の出刃包丁、鎌等