生きている気がするかもしれない。はまりやすい性格なので。
別に死にたいとは思わないし、どの心理テストでも鬱とは診断されない。
基本、楽観的でアバウトな性格で、落ち込んでいるわけでもないらしい。
昔々、大学は一応、化学系だったので、同級生は青酸カリを使っていた。
毒物なんて、実は、手に入る所では、簡単に手に入るのだと、実感。
ただ、うっかり者のうえ、小心者なので、極力近づかないようにしていたし、させられていた。
正しい判断だと思う。
有毒植物も意外に簡単に手に入る。
身近にある有毒植物といえば、ヒガンバナ、夾竹桃、水仙、サトイモ科のあれやこれや。
ただ、致死量が多くて、下痢や、吐き気で苦しむようなものは、自殺志願者も使わないだろうし、惹かれない。
家庭にある洗剤等もろもろ混ぜたら危険なものもあるが、毒ガスは苦しいし、密閉できない以上周囲に迷惑をかけてしまう。
それに、洗剤等は、どこまでいっても洗剤等でしかないので、持っていても嬉しくない。
だから、現実感のない拳銃が欲しい。持っていたら、安心できるかもしれない。
はまりやすいので。
時々、胸が重苦しいので、刃物を突き立てえぐり出すことを、妄想する。
肋骨の、一本、一本を意識する。
痛いのも苦しいのも、嫌い。だけど、好き。
だけど、残念ながら、自分は鬱にはなれないし、壊れることもできない。
思っている以上に健全すぎるので、壊れるなんて許してもらえない。
後ろ向きになることもできないし、落ち込むこともできない。
せいぜい、不機嫌になって、当り散らして、怒りまくるくらいで、美しくない。
私は、私が要らないと思う。生きている価値なんてないと思っている。
でも、死ぬ理由もないから、動物のように、ただ、生きてる。
いい加減、たわごとを書いてないで、
刑法のレポートの書き直しをしなければいけない。(現実)