背中の右側腰のあたりが、なんとも痛くて、病院に行った。
夜も寝られないくらいに痛かったからだ。
あーあ。ついに内臓=腎臓に負担が来たのだと思った。忘年会続きでもあり、いい調子で食べたり飲んだりしていたことが、頭をよぎった。
ネットであれこれ検索もしてみた。予備知識もバッチリ。迷わず泌尿器科を選んだ。
泌尿器科には、行ったことがなかったから、待合室でまず驚いた。95%の患者さんが男性なのだ。あれ~、アウエイ感を抱きながら、居心地の悪い思いで待つことになった。
先生は、歳のころは50歳くらい、知的な紳士だった。見てくれでお医者さんを評価する場合って結構多い。まずは、選んだお医者さんはよかったと判断した。
その信頼すべき先生が開口一番におっしゃったことは、「整形外科は受診されましたか?」。え?と、私。私の顔色なりが、とても腎臓を患っているようには見えなかったのかもしれない、と、今は思うのだが・・。
いえ。行っていません。でも、これは、内臓だと私にはわかります。と、医者のような返答をした。
尿検査、触診、エコーで判断をしましょうということになった。触られると飛び上がるように痛い部位がある。エコーも終わり、聞かせられた診断は、「肋骨トラブル」。
尿にも異常がなく、腎臓も左右同じ大きさで、悪い兆候はありません。触れて飛び上がるように痛いのは、肋骨が傷んでいるからです。
骨が折れているということですか? いええ。折れていたら、こんなことをしていられないくらい痛いです。肋骨の周りの筋が傷ついている場合もあります。
安静にしてください。お大事に。以上。
整形外科を受診するようにも勧められず、私の痛みは肋骨が何かトラブっているのだということだった。おしまい。
なんだか、拍子抜けではあるが、あれからは、まあいっかと過ごしている。テニスもやれば、マラソンも走り、ついにはフルマラソンを完走してきた。
なんのことはなく、肋骨がトラブル場合があるのだとわかった。