アメリカ生活6年間で、私の掃除に対する感覚は鈍りに鈍っていた。
・・・・・と、最近気づいた。3年もたってから気づいた。
うちの中がきれいではない。なんだか、汚れている。
テニス仲間 私と同じ男の子三人のお母さんの話。
トイレの歌というのがあるのだろうか・・・実は私は聞いたことがない。あったかもしれないが・・・まるで覚えてない。話題になっていることは知っている。
と、その友人。小学生の息子が、「お母さんはトイレをきれいにしているから、とってもきれいな人なんだね。」と、言ったという。なんてかわいい息子なんだろう。彼女は、「たくさん食べてね」とおやつを奮発したという。とても、うれしそうに話してくれた。
私は、そっかトイレをきれいにしなくちゃ と思った。毎日きれいにしようと思った。そこで、せっせとトイレを美しくし始めた。まず、床や便器を拭いた。電動歯ブラシのような、「おそうじブラシ」(1980円)も買って、手の届かない、隅々もきれいにしている。
そこで、思い出した。そっか、拭き掃除をしていなかったんだ。ハンディモップでキュッキュじゃなく、雑巾をがっちり絞って、せっせと磨く、あの拭き掃除だ。
それからというもの、暇を見つけてはうち中の拭き掃除を始めた。スリッパもモップ式にものに変え、歩きながらも、隅々を拭いている。
なんだか、うちが綺麗になってきた。そして、私の体重も減った。つまり、私は楽をしていたのだった。
今日は、着れなくなっていたスカートが二年ぶりに入った。やった!
ビバ拭き掃除。これからも、がんばるぞ。きっと誰かに、~だからきれいなんだね~なんて言われるよ。・・・・言われないかな・・・・