どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

手前味噌ではありますが・・・

2009-10-31 00:37:20 | 徒然に

5歳上の兄は出来の悪い妹が気になるようで、電話をよくしてくれる。

アメリカにいるときも、再々電話をかけてくれた。誕生日にはお花も贈ってくれる。

その兄のこと。

最近父の調子がよくないらしい。義姉が何度も父を尋ねてくれて、あれこれとお世話をしてくれている。今日も、風邪を引いてしまい、何にも食べられない父を点滴に連れて行ってくれたという話を聞いたばかりだ。

遠く離れているといっても国内のこと。すぐに駆けつけなければならない私は、暗澹たる思いで仙台にいる。

そんな義姉に兄は相当に感謝していて、その気持ちを義姉のお母さんに電話で伝えたらしい。本当に素敵な人をありがとう とでも言ったのだろうか。とにかくお母さんに電話をして、御礼を言ったと、私に電話があった。

それってすごくない? と一人で感動している私。手前味噌ではある。実の兄のことdから。でも、義姉のお母様はどんなにうれしかっただろうと思う。娘のお婿さんから、素敵な娘さんをありがとう とでも言われれば、母親はうれしいに違いないのだ。この言葉、簡単に言えそうで、なかなか言えないのではないだろうか。

広島カープの古葉監督が印象的ナ言葉を言っておられた。まあ、古い話にはなってしまったのだけど・・・・

悪口は本人に 褒め言葉は本人以外の人に・・・というのが、人間掌握術だというのだ。人の口には戸をたてられない。言葉はどんどん人を介して伝わっていく。

だから褒める言葉は、伝って本人の耳に入ればいい。

しかし、悪口やアドバイスは本人に言わなくてはならない。人から自分の悪口を聞かされることほど、傷つくことは、ないからだ・・・

人のいいところをみつけられるひと、言葉に出して褒めれる人、言葉にして感謝の気持ちを伝えられる人・・・素敵だなあと思う。

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猿と人間の違い

2009-10-30 05:05:34 | がっちんこん

猿じゃないんだから、言葉にして伝える努力しようよ

私が大学生の時から、自分の親友に言ってきた言葉だ。どちらかというと寡黙な友達に、自己主張してくれないと、コミュニケーションもはかれないと伝えたかった。

今朝も、4時に起きて、息子のお弁当を作りながら、例のごとくNHKラジオを聴いている。

霊長類から学んだこと 霊長類学者 河合雅雄 を興味深く聞いた。

動物と人間の違いについて・・・・動物は自殺しない ドキッとした。

そうだよ、自殺するのは人間だけだ。高度な、どこまでも高度さを求める文明が持つ負の側面の最たるものが、自殺かもしれない。

存在そのものを否定するのだから、それも自ら・・・そこにあっては文明は全く意味をなさない。

意思をもって行動していたはずが、いつのまにか自分の意思ではない何かに動かされているという感覚が確かにある。もちろん社会の規範を犯すことはできないにしても、個人の裁量でいいはずのところまでもが、左右されてしまう人間社会の圧力がなくはないなあと、思うことしきり。

高度に、進んだ文明がどんどん追求される一方で、それに逆流するように時代を回顧するような流れもある。

銀シャリよりも雑穀米の値段が高かったり、刈り取られた田んぼの風景が昔私が見ていたものに戻っていたりする。

個としていかにあるか、しっかりしていないと、ふわふわといつの間にか流されていきそうだ。濁流をおこすマスコミにも注意しなくてはならないなあ・・

などど、考えている朝。さて、今日も いい日でありますように。

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ふ~ん・・と思ったこと

2009-10-29 14:46:16 | 発っする(ハッスル)

息子のインフルエンザで一週間の隠遁生活を強いられた私。

その間生徒たちから、大丈夫ですか?のメールが入ったり、電話をもらったり。他の先生から 生徒たちが会いたがっていますよ~とメッセージを送ってもらったりした。

私だって生徒たちには会いたかった。新しいクラス、授業が始まったその日から、生徒全員が大好きになっていたし・・・。初めての担任だし・・・。

隠遁生活がめでたく明けて、登校した日。スタッフルームで思わす、会いたかった~生徒たちに と口にして、クラスに向かう私に、他の先生から思わぬ言葉が返ってきた。

そういうことば、私には思ってても言えないわ。

(ケッシテ ヒナンシテ オッシャッタノデハ ナイ ヤサシイ クチョウ デシタ)

えっ?思っても言えない?そうなんだ。なんだか不思議な感じがした。でも、ありえることだ。

私も人に言えない言葉がある。たくさんある。でも、好きとか大切だよとか、愛してるとかは、言ったほうがいいと思う。言わないと、分かってもらえないこともある。

人生二回あるなら、言った場合、言わなかった場合、比較対照してみるのもおもしろいかもしれないが・・・一度しかないなら、好き とか 愛してる とか 大切だ とか、言えた方がいいなあと思っている。

心が豊かに温かくなるような気がするのだが・・・・。

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親切・・・むずかしい・・・

2009-10-28 05:01:58 | おっとこどっこい

ちょっと考え込んでしまった。

大学院に通う台湾から来た留学生のこと。知り合ってちょうど一年くらいになるか。

工学部で電子回路をUSの大学で学び、東北大学で修士を取得している。それでも、彼はあっさりとそのキャリアを捨てて(他の表現が見つからない)、今は経済学で博士課程に進もうとしている。

ものづくりよりも、ビッグマネーを稼ぎたいというのがその理由だ。アメリカンドリーム。

生き方にとやかくはいえない。ましてや大人だ。彼は彼の価値観で進んでいくそれでいい。彼は努力家で、長い時間を勉学に当てている。

私は彼が修士の卒業を間近に控えているときに、日本語を教える教師として出会った。指導教授とのコミュニケーションがうまくいかないというのが、彼のストレスになっていた。日本語でのeメールでのやり取りを、少し手伝った。

eメールは表情が判断できないから、誤解を招きやすい。そこから、始まって彼はあらゆる提出文章を添削して欲しいと私に依頼してきた。

話してはわからない、書く能力がある。どうにもわからない場所は、彼に英語で書かせて判断した。ええっ!!英語の内容をみて、愕然とする。これを、こういう日本語表現するの?と、驚くこと多数。指導教官が誤解するのも無理ないなあと、思ったことも多々あった。

進学で迷いに迷い、一時は母国で就職するために職探しもしたようだが、結局、経済学という新しい分野で博士課程に進むべく、再来日して私のところに連絡をくれた。

今回新しく大学院での研究計画を作成するにあたり、彼がまたぞろ日本文と英文の原稿を送ってきて、添削して欲しいという。ちょっと迷ったが、今回は時間がないこともあって、原稿を添削してみた。が、驚いた。

経済用語をうまく使えていない。というより、新聞やニュースで聞く、日本語すら使えていない。確かに日本では外来語をそのまま、カタカナ表記にして使うから、わかりづらいことも多々ある。そして、英語ができる生徒は、自分の発音をカタカナにするから、それを間違えてしまう場合も多い。ファーストフードは、英語で発音するとファストフードの方が、より近いと思うし・・・・。

他の生徒にも思うことだが、母国語と日本語の辞典を使って言葉を引用すると、とんでもなく場違いな日本語を使ってしまう場合が多い。私が和英辞典を使って、英作文をつくると同じ現象が現れるのだろう。

私は、心を強く持って、添削をもうしないことを彼にメールで伝えた。私ではなく、指導教官に指導を仰ぐことの方が大切だと文章を添えた。経済用語の意味が理解できなくて、経済学のそれも博士課程で研究ができるとは思えないからだ。

論文は自分以外の人間がそれを読んで理解することが必要最低限の要件ではないか。

彼からは、添削をしてもらったお礼のメールも、届かない。どころか、他の日本語の先生にメールをだして、添削を依頼したという情報が入ってきた。その先生にはこの間のいきさつを伝えた。

私がもともと手伝いすぎたのだろう。彼の自立心を大きく後退させたのも、私の親切ではなかったかと、複雑な思いでいる。

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我が家の新型インフルエンザ顛末記

2009-10-24 11:32:45 | おっとこどっこい

あれは、先週の土曜日。ラグビー新人戦 負け戦でのこと。

子供たちに元気がない。おかしい。それに比べやたら元気のいいおっかさん軍団。

ちょっと脱線するが・・・・セコンド応援団が来てくれたのだが・・・あちらは二人。こちらは7人ちょっと。あまりの子供たちの元気のなさに驚き、母親たちは一気に団結してしまった。応援団より大きな声で、まとまって、いけいけセコンドの応援を開始。うち一人を急遽応援団長に全員一致で承認。(セコンドの応援団長は投票で決まる) いまだ見たことがないような、一糸乱れない母親応援を繰り広げてきた。次回には、新聞社が取材に来るのではないだろうか・・・ちなみに、応援団長は私ではないからね。

余談だが・・・試合に集中していたはずの息子が。。。おかあさん、あれは○○高校のぱくりだよ。と応援に対して注文をつけてきた。あら、聞いていたのね・・・。

そうそう、元気のないセコンド。その夜から、新型インフルエンザ患者が発生。少し熱があり、足を痛めていた息子は、その子と一緒に別の自動車で帰ってきたから、これは間違いなく感染したと、ちょっと緊張が走った。

翌日の熱は7度6分。食欲があって、ぐったりもしていない。迷ったが救急病院にいって事情を説明する。熱が高くないので、ドクターも迷われたが一応検査していただいた。ピンポーン。A型インフルエンザです。

そこで、私の知識のなさがでた。A型インフルエンザって何? インフルエンザの種類は、新型が季節性の~しか、知らない。A型って何ですか?と質問。

今は季節性のインフルエンザが流行ってはいないから、新型と考えていいと思います。そうですか。そういう風に考えるんですね、全く知りませんでした。

十代の患者なのでタミフルではなくリレンザを処方します。

はい、よろしくお願いします。ところがこの薬やたら飲むのが難しそうだ。今は錠剤とかカプセルではなく、吸引器を使って、吸引するのだそうで・・・・・薬局で時間を取って、使い方を教えてもらった。

息子は熱があっても、食欲があり、消化のよいものをバクバク食べている。氷枕でにこにこと高熱を乗り切った。解熱剤は使うこともなく、翌日には平熱に戻っていた。日頃から彼の食事面には気をつけている(冷凍食品は全く使わず手作りする)ので、我が息子ながらその免疫力の高さに、まさに、私は、自分で自分を褒めたい と思った。(私の食生活はだめだけど・・・)

新型インフルエンザにかかりました、と複数に連絡する。学校、ラグビー部、私の職場(学校だから)。すると、その日から次々とラグビー部の生徒、また息子と同じクラスの生徒が感染したとの情報が入る。クラスは学級閉鎖。ラグビー部は リレンザ飲んでリベンジ!!と、リレンザ仲間と呼び合い、励ましあう・・・ラグビー部の母親たちは、どこまでも明るい・・・・ははは。

思わぬ余波が起きた。夫が会社から帰ってきた。一週間出社停止。うっ・・・思わぬ大波だ。

その日から親子三人で、新型インフルエンザ特別休暇に突入。これが一番こたえた。ありえない休暇だと思ったが、こうすることが流行を止める責任ある行動と確信している。

あ~終わってよかった。そして、誰にも移りませんでした。

 

 

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信じられないけど・・本当のことらしい

2009-10-20 07:11:22 | 現実とは・・・理解できないこと

友人から聞いた話

お義母様を施設にお願いすることになる、という話は以前に友人から聞いていた。そこで、お義母さまのご様子を聞いたところ・・友人から意外な話を聞いた。

お義母様の性格ががらりと変わられたという。そうね。そんなにおしゃべりな人ではなかったような気がしていたが・・・一日中、施設の中でおしゃべりをしていらっしゃるという。そればかりか、英語を使ったりしているという。そこでお義母様が若い頃、アメリカに留学していたということが分かったらしい。それは、実の息子さんもしらなかったことだったので、友人の一家にしてみれば、まさに晴天の霹靂だという。

え?留学していたことを、誰も知らなかった? つまり、誰にも言わなかったの?

お義母様の妹さん、つまり叔母さんに確認して、事実だとわかったらしい。そしてご自身が固く口止めをしていたこともわかったらしい。

79歳のお義母様。子供たちが友達同士なので、お知り合いになったのだが、かわいらしく、芯の通った方という印象だった。

息子さんが三歳の時ご主人を事故でなくされ、生涯一人で一人息子を育て上げられた。息子さんが自立されてからは、一人暮らしを通されていた。今でさえ一人で子供を育てるのが大変なのに、きっと色々とたいへんなの思いもされて来られただろうと思う。

でも、しかし、どうしてそんな華やかな経歴を隠して生きてこなくてはならなかったのだろうか。もちろん女子大も出られている。歴史的に考えても相当な学歴の持ち主であり、加えて留学経験があるとなると、ちょっと考え付かないような経歴の持ち主であるということになるのだが・・・・・・

今、堰を切ったように、何十年間抱えてきた秘密のベールを自ら剥がしてしまう、それもどういう心境なのか。いえ、実は心境ではない。すでに認知症にかかられている。自分の意思と関係ない何かが動いているのだろうか。

もしかして、本当に知られたくないと思われているのなら、老いるということは、残酷でもあるなあと思った。自分の意思にかかわりなく、自分に関わることが動いてしまう。仕方がないことだけど・・・

 

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言葉にならないことば

2009-10-19 19:51:05 | Weblog

私の大好きなラブソング。

もう何度も歌ってきた。伴奏もなく歌うので、簡単楽チン。

http://www.youtube.com/watch?v=nYT2Ijy4-7Y

言葉にならない言葉

我がクラスから、飛び級する生徒があり、先週の金曜の私の授業が彼にとって最後となった。朝そのことを知らされた。

何も準備がなく、こころの準備もないまま授業がスタートした。

私は後期からこのクラスの担当になったのだが、生徒たちは4月から同じクラスで勉強している、仲間ということになる。

どうしてもお別れの会というか、進級する生徒をみんなでお祝いしたいと思った。用意しているものは何もなかったが、クラスの最後の15分を、彼のための時間にしようと、授業をしながら決めていた。

さあ、みんなでハナムケの言葉をいいましょう。

いつもの通り端から順番に。 一人立つ。言葉が出てこない。思いはたくさんあるのに、日本語で今の自分の気持ちをどう表現していいのかが分からない。思いが溢れる。(4ヶ国の生徒が混在しているため、共通言語は日本語。日本語でしか全員に通じない。)

それを聞いている、進級する生徒。発言する生徒が発する、どんなことばにも相槌を打っている。うん、うん。

やさしい会話。ことばではない。あせってことばが見つからなくて、身もだえする生徒、それを優しく見守ることばを受ける生徒。

助け舟を出そうとして、ためらう。なんでもいいから発言して座りたいという、授業の中での発言とは明らかに様子が違っている。自分で、ことばにして、伝えたいものがある。。。と、全身から伝わるものがある。

一人一人が立ち上がる。ひとりひとりが、一生懸命ことばを伝えようとする。

どうしようもなくて 思わず I miss you と、言葉にした生徒。

私はその中にあって、感動で感動で、心が本当に震える思いがした。

素敵な温かいクラス。ことばにならないことば でも、伝わる心 を体感した。

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ふむ ・・どんな心理なんだろう・・

2009-10-17 09:28:39 | おっとこどっこい

数日前のこと。
朝ランニングをしていて、ちょっと???という光景に出くわした。

仙台は杜の都 中心街にはそれは見事なケヤキ並木がある。それを中心にして、街並ができあがっているといっも、きっと過言ではないと思う。
地域の新興住宅街にも並木が作られている。私の住む北部の町にも、ケヤキ並木がある。若木が育ち、ダウンタウンのようにはいかないが、それなりに見事な並木に成長している。

並木でやっかいなのが、落ち葉のシーズン。並木沿いに家を構えているご家庭では、その清掃に相当苦労されるに違いないと思う。町内会で清掃といっても、頻度としては一ヶ月に一回もないから、シーズン中はどうしても、個人の負担でとなってしまう。


街路樹の落ち葉を丹念に清掃をしている、私よりちょっと年上の男性。きっと几帳面な性格の方なのだろう、道路をキレイに掃き清めるといった感じがする。頭が下がるなあと思った。

と、その次に彼は集めた落ち葉を、たたたたっと早足で、道路の中央部、並木の元の低木の上に捨ててしまった。ケヤキの下に植えてある、低木の上に、まるでごはんにふりかけをかけるように落とす。緑の低木の上に、落ち葉のふりかけ。

えっと、思った。ちょっと二つの行動の心理が理解できなかったからだ。公共の道路を掃く 道徳心と、 そのごみをまた公共の場に捨ててしまう心。それとも、何かほかに意味があるのだろうか・・・。落ち葉を自然に返して、腐葉土にするつもりなのだろうか。でも、それなら、緑の低木に無造作にかけたりするだろうか・・。

そんな事考えるのは暇な証拠よ と言われそうなきもするのだが・・。気になって、ちょっと後々まで考えてしまった。

さて、今日はラグビーの新人戦。応援に出かける。天気は晴天。

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マシュマロ 効果

2009-10-13 13:20:05 | るんるん

体育の日、芋煮会にとってはこんなに好天でいいのだろうかと思うほどの晴天だった。

戸外を満喫しながら、セコンド校庭で芋煮会の準備をする。集合時間が早かったので、火熾も時間をかけてゆっくりできた。校庭の端に落ちているU字溝を逆さにすることから作業が始まる。黒く焦げていて、もう何回も使われた様子だ。焼き芋を焼きながら子供たちも練習風景を見学する。

もちろん、メインはトン汁にバーベキュー。練習が終わった欠食児童たちが、わーっと押し寄せてきて、押し合いへし合い、並んでください~と声をかけなくては、と思ってたら・・・なんのことはない、子供たちは出されたものだけを、生徒同士でにこやかに、ゆっくりと食べている。肉が焼けているよ~おかわりは~と、声を掛けてもやさしい一瞥を向けるだけ。

えっと・・・こんなもんだっけ? 焼けていく肉が網の上で溜まっていく。

焼き肉隊のお父様がプレートに肉を持って配るという行動にでてくださった。こちらは、果物、おにぎりをもってお子達の間をサービスして歩く。もって歩くと子供たちは、お礼を言って、気持ちよく食べてくれる。

甘やかして。。。とも思うのだが、せっかくの食材が余っていくのをみるのは忍びないではないか・・・。ほとんど用意した食材が無くなった。

そして、デザート。アメリカのバーベキューには必ずある?というマシュマロ焼き。マシュマロを串に刺して、火にかざす。溶けた熱々を、板チョコ片と一緒に、甘くないビスケットかクラッカーにはさんで食べる。マシュマロはトロリとろけ、ついでにチョコまでトローリと溶け加減。熱くておいしい。

デモンストレーションで私がぱくりと食べ終わったとたんに、ママたちがマシュマロをもってベーべキューコンロに殺到する。と、その様子を見ていてた、高校生たち、彼らもマシュマロをもってバーベキューコンロに行き始める。あっという間にコンロの周りは箸の先にマシュマロをもった人たちで溢れかえった。全員が背中を丸くして、コンロを覗きながら真剣にマシュマロを焼いている。コーチも監督もやっている。

なんだかそれは、とってもうれしい光景で、マシュマロは芋煮会の雰囲気を一気に活気付かせてくれた。

買い物の時点で、母たちから、マシュマロなんて・・・美味しいの?と、疑いの眼で見られていたので、マシュマロの絶対数が足りなかった。それがよかったのかな?あの活気はマシュマロの個数が少なかったこと、始めて経験した人が多かったことに由来するのかもしれない。

とにかく、楽しかった。マシュマロ焼きはラグビー部の伝統になるかもしれない。

 

 

 

 

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芋煮会

2009-10-11 08:28:35 | シュワッチ

秋の三連休。仙台は、はい 秋ですよ と寒~くなってきた。

明日は、ラグビー部の新人戦向け、がんばれ!!の芋煮会がある。最初に東北に来た時、芋煮会とやらはなんだろうと思ったのだが、要はアウトサイドでトン汁を作って食べる会。山形では豚肉ではなく牛肉を使うようだ。

高校生、それもラグビー部の大食漢たちを満足させてあげられるだろうか。きっと心優しきラガーマンたちなので、きっと喜んでくれるだろうと思う。

実は、私には一つの感慨がある。明日の芋煮会がきっと子供たちとする、最後の芋煮会だと思う。三男は高校二年生。来年は進学校の受験体制の中、かれも受験モードの中にいるに違いない。部活も卒業しているだろう。

三人の息子たちを育てるのは本当に楽しかった。親馬鹿、いえ親大馬鹿だろうけど、私の三人息子は個性的で、そしてみんなイケメン、つまりハンサムな息子たちだ。加えて長身でかっこいい。

彼らが幼いころは、戸外で、家族で芋煮を囲んだ。キャンプもした。小学校に入学後は学校行事、クラス行事として、芋煮会をした。アメリカに行っていた何年間は、芋煮会はお休みになってしまったが、広いベランダでミシガンの自然を感じながら、アウトサイドクッキングを楽しんだ。

子育ては育自だと言われるが、たぶん一番変わったのは私だと思う。

目の回るような忙しい時代もあった。次男の反抗期には手を焼いた。渡米した直後、日本の友人を失い、辛い高校生活を強いてしまった長男には、何もしてあげられなかった悔いは今でもある。申し訳なかった。三男は今苦境の中にいる。でも、高校生活を楽しんでいる、たくましい彼もいる。

どんなときも、三人息子がいてくれて、人生は間違いなく豊かになった。そして、三人息子は順調に、後を振り返ることもなく、私の元から離れていっている。

あんなに小さくて、私の手のなかにすっぽり入ってきた子供たちは、いまたくましく広くなった背中を見せている。いいじゃない、いい背中になってきた、素敵になったよ。

明日は楽しもう。助走してジャンプするよ~。もちろん、私がね。

 

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