友達がマンションの人間関係で悩んでいる。
ふって沸いたような騒音問題。匿名の手紙がドアに挟まれていたとのこと。心療内科にも通っているからどうしてくれるという内容らしい。
マンションのような集合住宅は、生活サイクルが違っている場合もあるだろうし、大変だと思う。自分の普段の行動が、思わぬところで、誰かを傷つけているとは・・・。
友達も反省するところがあったようで、朝5時に髪の毛を洗ったりお風呂に入ることはやめたようだ。
私は、そういうことってあるだろうな・・・ということを前提に、やはり相談できる人とか、中に入ってくれる人を確保することが大事なように感じている。
当事者同士で解決することが望ましいだろうけど。。。こじれることになってしまうなら、最初から管理組合などに相談にのってもらってはどうかと話してみた。
友だちは、独身の一人暮らし。女性が一人でマンションを買ったのだから、すばらしい。
それはそれとして、一人暮らしだということがわかっていて、匿名の手紙を何度も入れられるのだから、それはそれで、脅迫まがいだという面もあるように感じている。
本気で騒音問題を解決したいのなら、自ら名を名乗るべきではないのか。匿名のナゲブミが、素敵な解決方法になるとは思えない。
友達は、3年くらいマンションの自治会の役員をしていたらしい。それなりに人脈もできたのかとも思ったが・・・何気ない一言で嫌になったという。
お祭りか何かで、楽しくお酒を飲み、「また、来年も参加しようね」というと、「私は、こんなことは嫌い」と、まさに負の直球が帰ってきた。
人間て面白いもので、記憶の80%は悪い思い出ばかりなんだとか・・。楽しいこともあっただろうし、協力した充実感もあっただろうけど・・・自分と意の合わない発言に、すべてを否定してしまうことになる。「管理組合はこりごり。」
そうやって、他人ごとを考えていると、自分も同じようなことがあると思う。まるで、白い絵の具の中に、黒が一滴入ってしまったような感覚。まだらになるのではなく、すべてが灰色に染まってしまう感覚かな。
だけど、やはり、それをわかった上で、黒い点は黒いまま、すべてごっちゃにしない冷静さがあったら・・・と、自分でも思う。