実家に帰ったとき、父に最新の電子辞書を見せてもらった。
父が調べたかった言葉が、モチベーション。最近は英語をそのままカタカナにして使う傾向がある。(前からか・・・・)
英語辞書で引くにはスペルが分からない。日本語の辞書には(父が持っている古いもの)、モチベーションはない。
そこで、最新式の電子辞書を買ったらしいのだが・・・・。私はその機能に目を見張った。しかし、残念ながら、父は機能が多すぎて、使い方が分からなかったらしい。説明書を読んで使うほどのモチベーションは持ち合わせていなかったらしく、電子辞書は放り投げられている。
さてさて、話はモチベーション。
先日曜に一年に一回しかない試験を受けてきた。勉強を始めたのが帰国してからだったから、時期的には遅く、加えてまったく知識の無い分野だったし、それに合格率は16%くらいと聞いていたので、最初から受かるとは思ってはいなかった。
それよりも、どんな試験なのかを経験しておくことを第一義の目標と決めていた。
それでも、はやり合否がはっきりする試験の重圧はあった。やっていないことの方が多いから、試験二週間前くらいから、全くやる気がなくなってしまった。
モチベーションが著しく低下した。どうにも自分ではコントロールができなかった。過食、読書、スポーツと、現実から目を逸らした。
その試験も終わった。試験が難しいのか簡単なのかもわからないくらい、わからなかった。USヒストリー試験を受けたときのことを思い出した。わからない~
モチベーションをいかに持ち続けるかが、大事になる。
最近、すごいと思ったのが、万歩計をインターネットにつなぎ、歩数をポイントに変えて商品券をゲットする!!という、サイト。これは、すごい。
歩くに関するモチベーションが今までとは全く違う。ちょっとNHKのニュースで見ただけだったけど、これは!!!!と思い、すぐに購入した。
ちょっと横道に話は逸れるが・・・私はちょっと頼まれて仕事をしているが・・・このご時世で交通費が全額は出ない。交通費の一部は自分で自己負担していることになる。バスと地下鉄を乗り継いで仙台市街地まで行くのだが、仙台の地下鉄の乗車券の高いことといったら・・・全国一ではないだろうか・・。
そこで、往路は忙しいからさすがにどうしようもないが、復路はバスを端折って歩いて帰ることにした。距離にしてどのくらいかな・・・時間にして45分。ひたすら歩く。
そんなに本数のない路線だから、待ち時間を考えると時間的には差はないはずだ。
ただ歩いているわけではない。わがI-pod に、著名な方のお話を入れ、それを聞きながら歩く。
私の場合、走るときには人の話は聞けない。そこで、元気をくれる曲を聞きながら走る。
歩く場合は音楽を聴いて元気にならなくても、逆に人の話などはじっくり聞ける。そこで、本で読むと寝てしまいそうな、ちょっと哲学的な話を、聞きながら歩くとちょっとしたソクラテス気分になれる。ただ、歩いているわけではないから、自分を 暇だなあ~ と、責めることもない。
そして、歩数を稼いで商品券という違う目的が、私のモチベーションを引っ張ってくれる。
あーーーーやっと、とれた重圧だが、さて、新しい年度は始まった。
来年は、スラスラと答えが書けるようにしたい。試験に対するモチベーション、これにかかっている。