大きな震災がまたしてもあったので、普段の備えが必要だと心から思っている人は多いと思う。
私ももちろんその一人だけど、私がここでいう普段のそなえとは、危機管理のことではない。
ここ数年試験を受けることが重なったため、学習をすることが至上命題だった。資格を取らなければならない場合、やはりそれは、必要な学習はするでしょう。
ところが、至上命題 は結構苦しい。やらなければならないという状況の中では、少なくとも楽しくは感じられない。気になるのは自分が試験に受かるかどうかの一点にある。
それで、やっとこさ試験に受かると、学習は実に日常生活から離れていく。いったいどの時間を工面して学習していたのだろうかと思うほどだ。それではね、レベルも上がらないし、最悪、試験のために詰め込んだ知識もどっかに飛んでしまう。
試験から開放された今こそ、普段の備えとして、カウンセリング、キャリアの学習をするべきではないのかと思いあったという訳。
料理に関しても思う。食べてくれる人がいるからこそ、がんばって料理も作った。料理を作っていると、食材も豊富に冷蔵庫にあるから、あれこれとアイディアも沸いてくる。
ところが、食べてくれる人がいなくなると、作る意欲もなくなるし、アイディは枯渇してしまう。ついには、スーパーに行っても、何を作ろうかというワクワク感もないし、何が作れるのかの創意もなくなってくる始末だ。
ほんま、普段の備えが大事です。日ごろから、自分のためにも料理をし、備えておかなければならないと痛感するのです。
そうです。連休に帰ってくる家人たちに何を作ってあげたらいいのか・・・、すでに何も考えられないでいる自分がいるのであります。