父の様態がいいとは言えない。
身長170cmで体重が40Kgに減ってしまった。目も白内障で手術の予約はしてきたものの、とにかく物が見えづらいらしい。手に小さな怪我の後が、たくさんあった。
息子たちを連れて夏に帰省した。お盆休みに大移動があり、誰しもそのタイミングを避けてと思っているが、仕事の都合上無理だ。みんながそうだから、大移動になる。
集中する時期と知っていて、その時期に移動せざるを得ない、実はそれからして相当なストレスがある。JRというのは、追い討ちを掛けるように、昔からその時期の切符を値上げする。
航空券にも同じことが言える。こちらは閑散としている時期と、繁忙期では値段が倍ほども違う。
普通は、乗客が安定的に確保できるときには、値段を下げるべきではないのだろうか?込み合った状態で、どのお客もストレスを抱えている。uncomfotableな状態で、通常より高い運賃を払う。もしかして、そのストレスは高い運賃によるところのほうが大きいのではないかと思うのは、私だけ?
私事。今回の帰省は大人3人で、往復運賃が15万。お土産や現地での買い物等でざっと20万はかかってしまった。家計大打撃。
じゃあ、いかなきゃいいじゃない! とならないのが、親が老齢である場合。
べつに観光でもなんでもなく、ただ傍にいて、日頃できないだろう家事の世話をして、お話をして、病院に付き添い、主治医に挨拶をする。近隣のお世話になっている方々に仙台の土産を届けてくる。そして、現地の土産を仙台に買って運んでくる。土産運び人・・・
この時期、土産の無いUSの習慣をどんなに合理的だと思うことか・・
しかしながら、帰ってくる、最大の目的は、顔を見せることかな・・・。
悲しいのは、台所の冷蔵庫、食品の棚の中を見ると時。なんともいえない思いに駆られる。そこには、父がそのとき、美味しいといったものが過剰に入れられている。
たとえば、父が黄な粉を入れて牛乳を飲んでいると、高級黄な粉からスパーの黄な粉まで、黄な粉が誰が食べるのだろうかと思う量で入っている。
私のように一年に数回しか行かない娘が、せっせと送ったりするからだ。毎日の生活を知らず、父の生活のある断片をとってしかみていないからに他ならない。
いっしょに生活していれば、そんなことは起こりえないだろうから・・。冷蔵庫の中は、前回私が買ったものを、今回私が捨ててくるの、繰り返しだ。
もっと頻繁にと思うが・・・どうにも、あの値段では一回/月 という訳にはいかない。何かいいアイディアはないだろうか・・・・
次の帰省は、母の命日。兄のところへよって、そこから車で移動する。はっきりいって、助かります。