朝の通勤時、アメリカ人とお話をするようになった。
何のことはないのだ。アメリカ人は顔をあげて、誰にでもハーイと声をかける。私もいつもの調子で(アメリカにいた時のように)ハーイと声をかけ、そのままバスの中でもしゃべり続けた。
それが今週の月曜日のこと。月曜と金曜に学校に来ているというので、今日も会って話になった。
面白い話をしていた。彼は大学の博士課程の学生をしている。しかし、本業は医者だ。医者をしながら大学で天文学の勉強をしている。
日本人は、ほとんど私に話しかけてこない。もし、話かけてくる人がいると、その人たちは、必ず英語で話しかけてくる。だから、私は自分の名前を「ムリョウノバ・・・・(無料ノバ)」と言ううんだ。つまり彼らは英会話の勉強のために話しかけてくるのだよ・・・。
それに、日本人はフレンドリーではないね。
それはね、日本人は何故か英語が話せない負い目を感じているのよ。加えて、日本人はひっこみじあんだから
結果は同じことだよ・・・と彼。
そうね、外見がガイジンだからね。それがすべてかな・・・と私。
こちらが臆していることと、彼が無視されていると感じることは全く逆のことなんだけど、そうなってしまうよな~と感じた。加えて、日本語で話をして欲しいとも感じているのだともわかった。
私もそうだったけど、外国で友達を作るのはとてもたいへんだ。さみしい気持ちもあるんだろうな・・・と思った朝だった。
だけど、今日の仙台は快晴。彼もきっといい一日になるはずだ。