熊本地震の被災地に向かう、宮城県からの応援団が、連日報道されている。
ガス局の人、被災地で避難所を切り盛りした人、電気会社の人、そして日赤病院からの医師団などなど・・・
技術を持った方々は、直接人を助けられてすばらしいな~と、私が発言した時に、夫から一言言われた。
「あなた、産業カウンセラーでしょう?できることあるでしょう。プロ意識を持ちなさい」と。
マッタク、はっとした。私は、正直いって、あれだけの時間とお金を費やし、試験勉強も相当して合格した「産業カウンセラー」の資格なんて、なんだ役になんか立たないじゃないかと思っているのだ。
仕事が見つからないということが、第一の理由なんだけどね。
NHKの仕事の流儀っていう番組は、私の大のお気にいりなんだけど、その番組のテーマソングを作ったのが、スガシカオさん。彼は、番組が10周年を迎えるにあたり、また曲を作ることになり、その課程が仕事の流儀として照会されていた。
彼の視点は鋭い。人は夢は何かと聞かれると、職業を答える。だけど、夢って職業じゃない、生き方なんだ。
私は、本当にこの考え片を支持する。
私は、産業カウンセラーを資格を持っているだけじゃない。母であり、妻であり、日本語の教師であり、秘書として仕事をしている。そして、どう生きるかだよね。
これに、プロ意識が加わると、うーんと唸るくらい、素敵な生き方ができるんじゃないかと思う。