『門柱くんブラザーズ1号』 猫沢太陽（著）

猫沢太陽さんの新刊、『門柱くんブラザーズ1号』（アドレナライズ）を読了しました。


猫沢さんが血だらけの猫を保護したのは１月２９日。
近所でよく見かける馴染みの子で、「門柱くん ブラザーズ1号」と名付けていた猫でした。
血を流している門柱くんをそのままにしておくことができず、ご夫妻で相談して保護することに。
仕事の合間を縫っての病院通いと、自宅での献身的な看病。
単なる怪我ではなく、かなり深刻な病気がありそうで心配です。
検査や治療にかかる費用も小さな金額ではありません。
しかも、猫沢さんのお宅には、すでに５匹の家猫さんたちがいるのです。
里親さんは見つかるでしょうか……。

門柱くんがどんなウイルスや菌を持っているかわからないので、検査の結果が出るまでは、家猫さんたちに接触しないように、完全隔離しなければなりません。お部屋作りも大変です。
血だらけだった門柱くんが、快適そうな寝床で気持ちよさそうに寝ている姿を見て、うるっときました。
こんなにしてもらって良かったね。
写真がたくさん掲載されているので、そのときの様子も見ることができます。
本の中の写真はアップできないので、紫陽花の写真を……。


驚いたのは、門柱くんの年齢が判明したとき。
付き合っていかないといけない病気もあるし、これはもう里親さんを見つけるのは無理かも、と思われたのもわかります。
その後どうなったのかは、ぜひ本を読んで下さいね。
気になる「門柱くん ブラザーズ２号」のこともわかりますよ。年齢以外の驚きの事実も！
本を購入して読むことも、保護猫活動の支援につながると思います。
（電子書籍オリジナル作品です）

新しく、チャッピーという名前がついた門柱くん。
優しい家族に見守られて、幸せに暮らしてほしいです。


既刊本等はここにまとめています。
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