ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県前橋市の赤城山南面の嶺公園では、ミズバショウが花を咲かせています

2015年04月07日 | 旅行
 群馬県前橋市嶺町の赤城山南面にある嶺公園に、ミズバショウ(水芭蕉)を見に行って来ました。

 標高が約300メートルから380メートルある赤城山麓南面の広大な傾斜地は、雑木林や沼、湿地などがある自然豊かな山里です。起伏がある斜面の中に小川が流れ下る“谷”部分があり、そこにできた湿地帯ではミズバショウの花(正確には包)が咲いています。





 赤城山南面にある嶺公園は群馬県・関東地方では、ミズバショウが比較的早く、花を咲かせるところです。ミズバショウの花は包の中に立つ棒状の部分にあります。

 ミズバショウが群生する湿地をつくっている小川の水量はかなり豊かです(水が簡単に流れ下るのを防ぐたけに、水の流れに対して丸太を垂直に置いて、水がそのまま流れくだらないように水流の“抵抗”として細工してあります)。

 ここでは約10日前からミズバショウの花が咲き始め、少し時間が経ったために、葉がかなり大きく成長しています。





 ミズバショウの群生の間に、黄色い花のリュウキンカがよく咲いています。





 ミズバショウの群生地の湿地帯からいくらか上がった尾根沿いに、カタクリの群生地もあります。カタクリの花は花期をやや過ぎたところで、大部分の花が少ししおれています。



 ミズバショウの群生から少し離れた、別の小川沿いの場所には、シジュウカラやエナガ、ガビチョウなどが時々、姿を見せました。背の高い木々の上部にはカケスの群れも登場しました。

 赤城山南面にある嶺公園では、春の野鳥たちがさえずっています。